Archive for the ‘グランド情報’ Category.

西武ドーム写真一挙紙上公開!

ギャラリーページを新設してみました。
上記メニュー、またはサイドバーにあるコンテンツメニューからギャラリーページに入るとご覧いただけます。

     

    

     

去る1月15日西武ドームで行われたイベントマッチの模様を絶賛紙上公開中!
ご覧になりたい読者はコチラからでもご覧いただけます。

= 青スポ編集部 =

  

≪ お知らせ≫
2011年レギュラーシーズンの幕開けとなる3月の予定が決まりました。
参加状況は角田GMまでお早めにお知らせ願います。

     

~ Next Schedule ~

Spring Training
DATE : 2011/3/5(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku sideE

 

2011 Season Opening Game
DATE : 2011/3/19(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side C

   

   

   

2010年シーズン 打撃タイトル決定!!

逆転で初の首位打者を獲得!

   


12月26日付 本紙1面より
  

今月18日に行われたヒッターズ戦を以って今シーズンが終了し、各部門のタイトルが確定した。
主なタイトルを獲得した選手は下記の通り。

  • 打率
    ①宮崎・・・・・・.455
    ②小河原・・・・.444
    ②稲村・・・・・・.444
    ②大島・・・・・・.444
      
  • 打点
    ①小河原・・11打点
    ①伊橋・・・・11打点
    ③梅川・・・・・6打点
      
  • 最多本塁打
    伊橋・・・・・・・・・1本
      
  • 最多安打
    小河原・・・・・8安打
    稲村・・・・・・・8安打
      
  • 最高出塁率
    小河原・・・・・・.583
      
  • 最多得点
    角田・・・・・・10得点
      
  • 盗塁王
    タケヒロ・・・・・5盗塁
      
  • 最多三振
    久保田・・・・・4三振
      
  • 最多勝
    梅川・・・・・・3勝1敗

  
アラフォー世代が上位に名を連ね混戦模様だった首位打者争いだが、終わってみれば宮崎が見事逆転でリーディングヒッターの座を射止めてみせた。
最終戦で2安打を放って一人気を吐き、ノーマークの存在から一気に大外を駆け上がって、並み居るオヤジ達に差し勝ち、初の栄冠に輝いた格好だ。
2位には、小河原、稲村、大島の3選手が同率で並び、それまで首位に立っていた下田代は、最終戦の大ブレーキが響いて6位に沈んでいる。
実に6人以上もの選手が、4割台の打率を記録しており、前代未聞ともいえる、ハイレベルなバットマンレースとなった。
特に、昨年僅か1安打に泣いた久保田や、規定打席には及ばなかったものの毎熊が高打率を記録するなど、アラフォー世代が火を噴いた格好となり、まさに天変地異を見る今シーズンのドリームス打線であったと言えよう。
来シーズンは、若手中堅の発奮に大いに期待したいところだ。

打点部門では、今シーズン下位を打つことが多かった小河原が地力を見せて獲得している。小河原はこの他に、最多安打と最高出塁率のタイトルも獲得しており、本人が思っているより、その打棒はまだ衰えていないようだ。これでブログの更新頻度も一層上がるのではないかと見られている。
更に同点となった打点部門と、久々の該当者となった本塁打部門で、今シーズンから4番を強制的に任されるようになった伊橋が、そのポテンシャルの片鱗を見せつけていきなりの二冠獲得となった。
一時はノミの心臓と揶揄されたものだが、一気に汚名を晴らす初のタイトルとなっており、来シーズンでの更なる活躍が期待される。
その他、稲村が同数で最多安打のタイトルを獲得しており、ベテラン選手のプレッシャーをかいくぐって上位打線の役目を果たしてみせれば、角田は04年以来となる最多得点を記録するなど、年季の入った抜け目の無さを披露してみせた。
タケヒロに至っては、盗塁王を獲得しながらも、足の故障に見舞われており、良くも悪くも独自の足癖を見せつけている。
尚、三振王には、初の栄冠に燃えた久保田が見事にその念願を果たして栄誉を掴み取った。
投手部門は最多勝のみの選出となったが、エースとして一人立ちした感のある梅川が獲得している。
※全選手の成績はコチラでご覧になれます。

今シーズンは、見事な打撃成績で終えることができたが、ヒッターズ戦で見られたように、苦手投手に対したと途端、草食系男子の如く淡白になるところがあるので、来シーズンは粘着性親父としての本領を是非とも発揮して欲しいところだ。
来シーズンは早くも1月からスケジュールが目白押しなので、今年の調子をそのまま来シーズンにも繋げていければ、西武ドームのイベントマッチでも大いに期待が持てるはずだ。
  
ドリーマー達の更なる飛躍を願いながら、本稿を以って2010年の最終号とさせていただきます。今年も1年間ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/01/08(sat)
TIME : 12:00~16:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku
vs ※SUNKING(14:00~)

DATE : 2011/01/09(sun)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku

 

TOTALTENBOS in SEIBU DOME
DATE : 2011/01/15(sat)
TIME : 9:00~13:00
PLACE : SEIBU DOME
vs  Afro MONKEYS

  

Sea You Next Year !  

      

 

青スポニュース 11月20日(土)秋季キャンプレポート

今シーズンも残すところ後僅かとなった草野球シーズン。
青空ドリームスは、当初予定していたアウェイ戦のブッキングが実現に至らなかったため、急遽予定を変更して、かつてのホームグラウンドでもある羽根木公園グラウンドにて秋季キャンプを行った。
急な練習にも関わらず総勢7名の選手達が集まり、秋の日差しに紅葉が映える中、懸命に動き回ってグラウンドに汁を滴らせながら、2時間の練習を終えている。

 


グラウンド代を組長に上納し、無事初めてのお使いを果たしたノック職人

 


ホームランに気をよくしたのか、マウンドにも色気を見せるノミの心臓を持つ男

 


自慢のスケベ椅子マシーンが、ドライバー紛失のため使用不能に。またのご来店をお待ちしております。

 


駅前の東秀で宴会を行う不法入国者の方々?

  

なお、練習前夜の19日に突然参加辞退を告げた後、行方がわからなくなり消息が心配されていた角田選手だが、同日深夜25時頃、恵比寿付近にて無事が確認されていたことが球団関係者の話でわかった。
同選手は、明け方までかかる激しい大人のトレーニングを連日連夜重ねており、この日も同様のトレーニングを恵比寿付近で行っていたようだ。
突然の練習辞退宣言に、ドリームスナインの間で動揺もみられていたが、秋季キャンプを辞退してまで、自らのトレーニングに専念する同選手の決意の表れであったことがわかり、むしろ、一野球人として夢を懸命に追い続けるその姿勢に、チームからは感嘆の声も聞かれていた。

一方、足の故障によりDL入りが確実視されているタケヒロ選手についてだが、怪我の様子が本紙取材で明らかになってきた。
関係者の話によると、11月8日に喫茶店で長居をした後、席を離れる際に、足が痺れていることに気づかず歩行を試みたため、勢い余って足首の靭帯を断裂してしまったようだ。
診断結果は、右足首外側の靭帯断裂で、全治まで2~3週間はかかる見込みのとのこと。
これまで予想外のプレイでグラウンドを沸かせたきたタケヒロ選手だが、よもや喫茶店でも独自のプレイスタイルを発揮するとは、夢にも思わなかったであろう。
最終戦に出場できるかどうかは微妙な状況だが、元気な姿をグラウンドで見せ欲しいところだ。
 

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

Final Game of This Season
DATE : 2010/12/18(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku。
 

 
Last Meeting of the Year
DATE : 2010/12/18(sat)
TIME : 15:00~endless ?

 

 

 

今期スケジュール

今シーズン最終戦の対戦相手が、青横ヒッターズに決定し球団から発表された。
すでに今シーズンの勝ち越しを決めているドリームスだが、開幕戦で負けている相手だけに、チームの成長ぶりを示して、リベンジを果たしたいところ。
今週末には、最終戦に備えて秋季キャンプも予定しており、既にチームは戦闘モードに入っているようだ。
なお、最終戦終了後には、納会が予定されているとのこと。
選手だけでなく、ファンも自由に参加できる納会イベントを予定しているので、読者の皆様も参加されてみてはいかがだろうか。
詳細は後日発表されるとの事だが、興味をお持ちの青スポ読者の為に、過去に開催された納会で流出した映像を、青スポ編集部が独自に入手し、特典映像として緊急紙上公開。
もはや伝説となっている2004年に行われた船上納会の一部映像を、ダウンロードにてお楽しみいただけます。
なお、ご覧いただく際は、充分に周囲をご注意の上ご覧下さい。

クリックしてDL⇒青スポ特典映像① 

= 青スポ編集部 =

  

~ Next Schedule ~

Autumn Training
DATE : 2010/11/20(sat)
TIME : 9:00~11:00
PLACE : Hanegi Park at Setagayaku

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・ 

Final Game of This Season
DATE : 2010/12/18(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku。
 

 
Last Meeting of the Year
DATE : 2010/12/18(sat)
TIME : 15:00~endless ?

 

 

 

青空スポーツ新聞 11月6日(土)激闘!

11月に入り、2010年度シーズンの終わりが近づく中、絶好の草野球日和で迎えた6日土曜日の多摩川グラウンド。
残す試合数も僅かとなり、この試合に勝てば、暫定ながらシーズン勝ち越しが決定する、大事な一戦を迎えた。
そんなドリームスに対するのは、ミュージシャン界の強豪チームに所属する傍ら、今戦が初陣となる、西寺郷太(NONA REEVES)率いるSUNKINGチーム。
初対戦の相手には、無類の強さを誇っている今シーズンのドリームスではあるが、西寺選手は、かつてドリームスに助っ人として参加した経歴もあり、油断出来ない対戦相手だ。

かくして、負ける訳にはいかない一戦を前に、4番打者としての自覚が芽生えてきたのか、伊橋が試合開始の2時間前に早くもグラウンドに姿を見せ、その後、駅前のスターバックスで黙々とイメージトレーニングに励んでいたように、各ナインが、気合いをみなぎらせながら二子多摩川に集結し、試合開始を待つこととなった。

この日の先発メンバーは下記の通り。
相手打線が手強いとの直前情報が入り、予告オーダーから守備と中軸打線を若干入れ替えて臨んでいる。

 
=STARTING ORDER=
  1 CF / MIYAZAKI
  2 LF/ KAKUTA
  3 C / SHIMOTASHIRO
  4 SS / IHASHI
  5 3B / OGAHARA
  6 RF / KUBOTA
  7 P / UMEGAWA
  8 2B / KAWASAKI
  9 DH / SONODA
10 1B / TAKEHIRO
11 DH / MAIKUMA
 

試合開始を今かと待つドリームスナインとは対照的に、さすがはミュージシャンチームの集まりなのか、試合時刻にも関わらずスローライフな相手ベンチ。
文系サークルの匂いを漂よわせながらアップを行う彼等を横目に、ドリームナインの勝利の確信が高まっていく中、20分遅れでいよいよ試合が開始された。

ドリームスの守りから始まった初回。相手先頭打者の鋭いライナーをショート伊橋がいきなり好捕してグラウンドを沸かせると、2番打者を三振、続く3番打者にはテキサスヒットを許したものの、後続をファーストフライに打ち取って、エース梅川が上々の立ち上がりを見せる。
その裏ドリームスの攻撃。守りでの勢いに乗って先制点を奪おうと息巻くナインであったが、相手先発の西寺投手のまさかの投法にドリームス打線が翻弄される。
チーム随一の肉体とスピードを兼ね備えた、先頭打者のラガーマン宮崎に対して、西寺投手が投じたボールは、なんとハエが止まらんばかりの、山なりの超スローボール。
打ち気にはやる宮崎をあざ笑うかのように、ストライクゾーンを斜め上から横切りながらキャッチャーミットに吸い込まれていく一投に、バットが虚しく空を切り、ベンチの期待とは裏腹にまさかの三振を喫してしまう。
続く2番の角田がヒットで出塁したものの、3番下田代がピッチャーゴロ、4番伊橋がライトフライに倒れ、クリーンアップもあっけなく打ち損じて初回の攻撃を終えている。

2回に入ると、SUNKING打線の鋭い当たりがをドリームス守備陣を襲うようになる。これを梅川が辛うじて凌いで味方の反撃を待つものの、打線の方は相変わらず、スローボールの術中にハマって凡打の山を築くばかり。
焦る気持ちだけが先行し、気が付けばドリームス守勢のゲーム展開で試合は進んでいった。
そうして迎えた3回表の守り。先頭打者の放った浅いレフトフライを取ろうと、勢い良く角田が前進してくると、何を思ったか正男万歳!を唱えて、これを後逸。いきなり無死二塁のピンチを迎えることに。
すると、動揺を隠し切れなかったのか、梅川が後続を退けたものの、2暴投から、やらずもがなの先制点を与えてしまい、遂に均衡が破れてしまう。

序盤から、攻め込まれては打ちあぐねる苦しいゲーム展開ながらも、なんとか耐え凌いで反撃のチャンスを伺っていたドリームスに、4回の裏を迎えたところで、ようやくその機会が訪れる。
1死後、3番下田代がライト前にヒットを放つと、すかさず盗塁を決める。ここで走者を得点圏に置いて迎えるは、ノミの心臓を持つ主砲4番伊橋。
これまで、類稀な長打力を持ちながら、これまた類稀なチキンハートを併せ持ち、チームの期待を裏切り続けた男に、ようやくスターバックスの女神が微笑みかける。
スローボールを引き付けて放たれた打球は、はるかライトの頭上を鋭く越えるライナー。瞬く間に外野を転がる打球を背に、下田代をホームに迎え入れると、自らもダイヤモンドを駆け抜けて一気にホームイン。
数年振りに見るホームランに、ドリームスベンチの活気を取り戻すのと同時に、劣勢を跳ね返す貴重な逆転2ランとなった。

しかし次の5回、相手も簡単にゲームの流れを渡してはくれない。
ヒットで出塁した先頭打者が、梅川の暴投の間に3塁まで進むと、サードゴロを処理する小河原の送球の隙を狙ってホームインを果たしてすぐさま追いつき、そつのないプレーでドリームスにプレッシャーを与えてくる。
一方のドリームスも、その裏の攻撃で、2死から毎熊がセンター前にヒットを放つと、欽ちゃん走りの激走を見せて、相手守備陣の混乱を誘って2塁を陥れるダーティーなプレーを披露。
すると、フォースに導かれるように、後続の宮崎、角田、下田代に連続安打が飛び出し、毎熊をバリアフリーでホームに迎え入れるチームプレイを見せつけて、貴重な勝ち越し点を奪って見せる。
更に満塁となり、ドリームスベンチが最高潮の盛り上がりに達する中、バッターボックスに向かうは、前の打席で逆転ホームランを放っている4番伊橋。
チームの思いを乗せて鋭く振り抜いた一打は、またもやライト方向へのライナー。ドリームスの勝利を決定付ける一打になるかと思われたが、これを相手外野手が猛烈なスライディングキャッチを試みて、見事に捕らえてみせる。
ドリームスに傾きかけた試合の流れを、SUNKINGが奪い返す執念を見せつけて、5回の激しい攻防を終えると、膠着状態のままゲームは終盤に入っていった。


一見するとナイスバッティングのようにも見えるが… 実際は、超遅球に焦らされて、自慢のバットが我慢できなかった毎熊選手


打撃は今ひとつだったが、セカンド守備で、義兄と息の合った?牽制プレーを披露してみせた川崎元工作員

 

強肩、堅守を誇る鉄壁の守備に、芯を外さない鋭い打撃で、試合前の雰囲気とは打って変わって、スポーツマン全開の攻守を披露するSUNKINGに対して、再三得点圏に走者を許しながらも、一度もやった試しの無いランダウンプレイを決めるなど、はるかにキャパシティを超えたプレーを連発しながら、凌いでみせるアラフォードリームス。
まさに、手に汗握る文字通りのゲーム展開に、両チーム追い詰められながらも緊張感を切らすことなく、6回まで速いテンポでゲームが進み、ついにドリームス1点リードのまま、最終回を迎える。
この回を無失点で抑えれば、勝利となる7回表ドリームスの守りであったが、ここに来てもなお、最後の一球一打までゲームの行方がわからない厳しい展開が待ち受ける。
  
これまで何度も苦しい場面を凌いできたドリームスであったが、出してはならない先頭打者にヒットを許すと、すかさず盗塁を決められ、いきなり同点のピンチを背負ってしまう。
ここで、梅川が次打者をなんとか三振に仕留めて粘りを見せるが、続く打者の時に暴投を犯して同点のランナーを3塁まで進めてしまうと、堪らず四球を与えて1死1,3塁とされ、この試合最大の局面を迎えてしまう。
一切のミスが許されない状況に、ドリームス守備陣が緊張で強張る中、エース梅川が残された力を振り絞り2死まで漕ぎ着けると、最後の打者が放った打球はショート伊橋への凡フライ。これを伊橋が慎重に掴んでドリームス史上稀に見る死闘を制して、緊迫した戦いに終止符を打ってみせた。
  
ここで、いつもの調子であれば、勝利に歓喜するドリームスナインの姿が見られるはずなのだが、この日に限っては、口数も少なく、安堵の表情を見せる選手達。この一戦の厳しさを物語るように、秋風に変わって疲労感をグラウンドに漂せながら、今シーズンの勝ち越しを決めてみせた。

 
  

かつて無い緊迫した戦いに、疲労とフラストレーションの溜まる試合ではあったが、劣勢の中でも、勝利を掴み取れたことで、チームの成長が感じられる充実した一戦でもあった。
ゲームスタッツからも、その成長ぶりを伺い知ることが出来る。
攻撃面を分析してみると、スケベ椅子でトレーニングを行った選手と、単なるスケベな選手達が、総じて打撃で好成績を残しているのだ。
まさにこれは、サマーキャンプでの成果が実を結んだ表れであり、直前の打線の組み換えと相まって、得点に結びつく集中打を生み出したと言えよう。
今後ドリームスナインには、毎熊選手や大島選手の厳しい夜の指導の下、より一層スケベ心に磨きをかけて、試合に臨むよう期待したいところだ。
一方守りでは、牽制球からのランダウンプレイや、僅か一つの失策数が示すように、安定した守備力を披露し、試合終盤まで集中力を切らすこと無く、プレーすることが出来ていた。
失点については、いずれも先頭打者の出塁を許し、失策や暴投を絡んで得点を与えてしまっており、自分達で悪い流れを作ってしまったことが、悔やまれる。
プレッシャーを受けていたとはいえ、これらが苦戦の原因に繋がっていったと言えよう。
しかしながら、いずれも最小失点で切り抜けていることから、守備においては着実にレベルアップが図れてきているとも考えられ、成長の様子が伺える。

続いて各選手別に見てみよう。
なんと言っても、見事7回完投で勝ち投手となった梅川の好投が光る。暴投で許した失点を除けば、散発の被安打7、自責点1に抑えた粘りの投球は見事の一言。
そんなエースの好投を引き出し、ピンチキャッチャーとして最後までマスクを被り続けた下田代の大健闘も見逃せない。打撃でも2安打を放ち、貴重な勝ち越し点を叩き出すなど、攻守に渡って活躍を見せてくれた。
某田中チームのように、マスクを被らないプレーが、今後の課題として残ったものの、稲村捕手に戦線布告を宣言するなど、自信を深めており、新生バッテリ-の誕生となるのかもしれない。
更に、この試合のハイライトと言っていい、逆転の2ランホームランを放った伊橋の一振りを忘れてはならない。
昨年のチーム参戦以来、ノミの心臓と言われ続けてきた男が、午後1時と午前11時を思い違うほどのハイテンションで臨んだこの日、2時間近く呑み続けたスターバックスのコーヒーのほろ苦さが、ちょっぴり大人の自信を彼に与えてくれたようだ。
遂に機械からではなく、生身の人間からホームランを放ったことで、素人童貞を卒業したかの如く、男の自信を得たことは疑いの余地は無いであろう。果たして、これから公私共に大ヒット連発となるのか、行く末を見守っていきたい。
  
その他、チームが苦戦する時に限って、何故だかヒットを放つ毎熊のお約束プレーや、今回の対戦カードの実現を働きかけた久保田が、2安打を放つなど、随所で活躍を見せている。
一方、角田が、精細を欠く守備で存在感を示し始めているのが、どうにも気になった。残念ながら、まだ毎熊の足元にも及んでおらず、殿堂入りを狙うには時期尚早のようだが、はたして本人は何を狙っているのであろうか?
更に、園田選手に至っては、存在感を欠いたプレーで存在を示すというパラドックス現象に陥っている感があり、記憶に残るプレーを是非とも披露して欲しいところだ。

いずれにしろ、厳しいゲーム展開の中、ここぞというところで集中打を放つドリームスの持ち味が出せた一方で、守りきる野球を新たに披露して勝ちきった今回の経験は、必ずやこれからの試合にも活かされることであろう。
シーズン最終戦を予定している次戦では、自信に満ちた青空ドリームスらしいプレーを披露し、今シーズンの集大成となるゲームを見せてくれることは間違いなさそうだ。

 


攻守に渡って大車輪の活躍を見せ、勢い正捕手争いに名乗りを挙げた下田代選手。 マウンド上は超遅球を投げ込む西寺投手

  


巧みな走塁で、相手守備を混乱に陥れてみせる毎熊選手

 


次回こそは存在を知らしめるプレーを期待したい園田選手

 

尚、試合後の磯丸トレーニングルームにて、その動向が注視される球団歌に関して、アーティスト名が発表されるなど一部情報が明らかになった。
気になるそのアーティスト名だが、今人気の「いきものがかり」にインスパイアされたと伝えられており、デビューライブは彼等のオープニングアクトを狙っているとのこと。
リリースに際しては、タワーレコードの全面バックアップの元で進行しており、近々ボーカルオーディションを行うとの情報もあるようだ。
現時点で判っている詳細は下記の通り。

■アーティスト名 / しにものぐるい
■曲タイトル / 未定(作詞:未定、作曲:ノミーズ伊橋)
その他未定
※噂されているメンバー /  
プリティ角田(ドラム)、アングラー大嶽(ギター)、グル・マイクメン(ベース)、わりー池谷(ギター)、正男(ボーカル)他候補者多数

最終戦で、更なる情報が明らかになるかもしれない?!
青スポ新聞では、引き続き独占レポートを敢行していくので、こちらもお楽しみに!

= 青スポ編集部 =

  

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/12/18(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

 


You are The Man!!

  

  

青スポニュース 11月6日(土)対戦スカウティングレポート

残念ながら、今年もドラフト指名を受ける選手はドリームスから現れなかったものの、シーズン終盤を迎えて、ここまで3勝2敗2分け(練習試合2戦含む)と健闘を見せてくれているドリームス。
シーズン勝ち越しに向けて負けられない戦いが続く中、次戦11月6日(土)の試合では、選手達の強い意気込みを表すかのように、現在12名のエントリ-が確定している。
そんな大事な一戦を控えて、本誌嘱託の久保田記者より、対戦チームのスカウティングレポートが届いたので、ご覧いただきたい。 

 

Scouting Report

チーム名:SUNKING(仮)
わがチームとのゲームがチーム初戦となるSUNKING(サンキング)は、“(仮)”と付いているとおり、正式なチーム名も未決(ということで、ユニフォームもまだ無し)。
現在明らかになっている主力選手は、西寺郷太(NONA REEVES)とその実弟・阿楠(あなん)の2名のみ。
この兄弟は、ミュージシャン系草野球チームで最強と言われている名門・矢野テクノポリス(MOBY!)の支配下選手でもありますが、共に半レギュラー選手。しかし郷太は、元巨人の山倉和博を彷彿とさせる意外性(昨シーズン1HR)とムードメイクで、そのポテンシャルは数字以上だったりします。
矢野テクノポリスでは主に内野を守っていますが、新チームではエースとして登場するそう(笑)。なお、他のメンバーに関しては未確認です。
阿楠いわく、未経験者ばかりとのことですが、油断は禁物ですね。
ちなみに「SUNKING」というのは弟・阿楠が三軒茶屋で営んでいるバーの名前。お近くの方は贔屓にしてやってください。

 reported by T.Kubota

 

今シーズン、初陣のチームとの対戦はこれで3戦目となるが、過去2戦いずれも勝利を収めており、ドリームスにとって初物はお得意様とも言える。
しかし、今度の対戦相手の西寺郷太選手は、実力もさることながら、かつてドリームスで助っ人選手の経験があり、ドリームスを知り尽くしていることから、厄介な相手となりそうだ。
ただし、丸裸の方が、一層アグレッシブになるドリームスの面々だけに、恐れる必要はないのかもしれない。ここはひとつ、裸の銃を持つ男達の戦いに勝利を信じてみたいところ。
そんな裸祭りの一戦で予想されるスターティングオーダーは下記の通り。

 
予想スターティングオーダー

 1番 CF / 宮崎
 2番 2B / 川崎 ⇒ 菱刈
 3番 C / 下田代
 4番 SS / 伊橋
 5番 RF / 久保田
 6番 3B / 小河原
 7番 LF / 角田
 8番 P / 梅川
 9番 DH / 毎熊
10番 1B / タケヒロ
11番 DH / 園田

今回は、いつもと比べて人数的には潤沢なことから、打者11人制をベースにラインナップを考えているようだ。
とはいえ、選手数の割には、戦力的にはダウンしている?との声も一部囁かれており、各選手には試合に向けた万全の調整で、余計な噂を一蹴して臨んで欲しいところ。
ついては、試合当日の各選手のコンディションによって、大幅に布陣を組み替えることも考えられそうだ。
特に、正捕手が不在の為、下田代の代役起用を予定しているものの、負担の大きいポジションでもあることから、我こそはと名乗りを上げる選手の出現を期待したい。

またしても、未知数のチームを相手に、どのような戦いを我々に見せてくれるのか?!
果たして、ドリームスナインは、勝利の美酒にありつき、夜のドラフト指名が叶うのか?
シーズン終盤を迎えても尚、ドリームスファンの興味が尽きることはない。

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/11/06(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku
vs SUNKING 
 

 

  

 

青空スポーツ新聞 10月16日練習試合結果

 

秋晴れの野球日和となったこの日、出会いを大切にする角田GMの計らいによって、まだよく素性を知らぬ「田中さん」チームを迎えて、再戦となる練習試合が行われた。
前回の対戦では、相手投手の球威や、ノーマスクを信条とするキャッチャーのオーラに押され、ドリームスの勢いを奪われた上に、女子選手の存在にうつつを抜かすなどして、引き分けに終わっていることから、集中力を見せつけて勝利を飾りたいところ。
先発オーダーは、マウンドにエース梅川を送り、久々に参加の宮崎を一番に据え、更には、初の欠場となる下田代に代わって、遠縁関係にあたる青横ヒッターズから助っ人参戦の岩瀬選手を迎えて、やや新鮮味のある布陣で試合に臨んだ。
尚、遅刻した川崎選手が、本人のアピールもあって田中さんチームの助っ人選手として試合に参加したことで、義兄弟対決が実現している。

  

=STARTING ORDER=
  1 RF / MIYAZAKI
  2 LF / KAKUTA
  3 2B / INAMURA
  4 SS / IHASHI
  5 3B / IWASE
  6 CF / OGAHARA
  7 P / UMEGAWA
  8 C / Kim, Jong-nam
  9 1B / TAKEHIRO

IWASE by the courtesy of AOYOKO HITTERS

  

試合は、梅川の好投に加えて、序盤の先制点で、前回苦戦した相手投手を攻略したこともあり、常時ドリームスペースで進んでいった。
特に、攻撃回の最終打者が担当となる審判制度の効果もあってか、いつになく打席で粘りを見せるドリームスナイン。
そうして迎えた4回ドリームスの攻撃では、かつて無い程の、チームがひとつになった瞬間が訪れる。

この回の先頭打者は9番のタケヒロ。
鋭い当たりをセンター前に放ちヒットで出塁したものの、続く1番宮崎、2番角田が凡退し簡単に2死を取られてしまう。
審判役から逃れることが確定的な状況に、あからさまに塁上で安堵の表情を見せるタケヒロ選手。
ところが、続く3番の稲村が敵失で出塁すると、ここから感動の物語が始まっていく。
続く4番伊橋がヒットで出塁し追加点を奪って見せると、助っ人岩瀬が四球で歩き塁を埋め、にわかにドリームスベンチも活気を帯びてくる。
更には、小河原、梅川にも連続タイムリーヒットが生まれて出塁すると、遂には8番サンボまでが敵失で出塁し、なんと2死から怒涛の6者連続出塁を果たして、タケヒロに審判を捧げるべく、見事に打席を繋いで見せたのだ。
そして、チームメイトが繋いだタスキの重さを感じながら、タケヒロがこの回2度目となるバッターボックスへと向かう。
「One for All!」
湧き立つドリームスベンチ。
そんなナインの思いを受けて放ったタケヒロの打球は、セカンドへのゴロ。
すると、今まで誰にも見せたことも無い本気の走りで、一塁ベースを駆け抜ける。
そんなタケヒロの勇姿を称えるかの如く、グラウンドにアウトのコールが響きわると、見事感動のゴールテープを切って、皆の熱い期待に応えて見せた。
かくして、打者一巡によってタケヒロの審判が確定したのと同時に、チームの誰もがひとつになれたと感じる瞬間を迎えることとなった。

TANAKA | 0 0 0 0 0 2 |  2
DREAMS | 3 0 0 6 3 8 |12

終わってみれば、セカンドを守った稲村や助っ人岩瀬選手の堅実な守備で最小失点に防げば、終盤には川崎工作員の健闘もあってか、着実に追加点を奪ってドリームスの圧倒的勝利で試合を飾っている。
まさに、この日の課題でもあった集中力を発揮した戦いに、ドリームスの絆の高まりを覚える爽秋の週末となった。

一方、なにかと気になる田中さんチームであったが、今回もキャッチャーの素顔を、ドリームスナインにバッターボックスで晒し続けてくれたものの、ついぞチームの素性が明らかになることはなかった。
果たして、次の対戦はあるのだろうか?
試合中一度も被る事もなく、ベンチ脇に転がったままの新品のキャッチャーマスクが物語っていたように、多くの謎を残したまま、田中さんチームはキャッチャーマスクと共にグラウンドを去っていった。

  


打席でベンチに満面の笑みを向ける角田選手 右は噂のノーマスクマン

 


相手チームの助っ人として、守ってはエラー、打っては凡退と、工作活動に余念の無い川崎選手。義兄弟対決も実現している。

 

 

尚、試合後ドリームスナインは、いつものようにアルコールのトレーニングに励み、チームの絆を一層深めたようだ。

  

= 青スポ編集部 =

 

 

 

追伸:青スポ臨時ニュース サンボに正男疑惑が発覚!

  
一部報道によると、青空ドリームスの育成選手サンボ内野手が、某国の最高権力者の長男とされる金正男ではないかとの疑いがあることがわかった。
日本の鉄道に関する機密情報の収集を目的とした、諜報活動の為に極秘で入国し、しまむらで揃えた衣服で正体を隠しながら、草野球等を通じて、日本の一般社会に溶け込もうとしているとされる。
これまでにも、携帯アダルトサイトへの不正アクセスや、サンバダンサーに接触を試みたり、待ち受け画像のタレントも頻繁に変更するなど、性風俗にまで諜報活動の幅を広げており、疑いが一層強まったとみられている。
最近では、本国の政治体制が影響しているのか、高級ミニバン車を所有し、外国ブランドのシューズを履きこなすなど、これまでの生活とかけ離れた行動に、関係機関もその動向を注視しているとのこと。
球団としては、チーム関係者をイラっとさえさせなければ、大盛り選手としての成長を期待しており、今のところ特に問題視はしていないとしている。

  
  
 
自慢の鉄道に関する機密情報を披露し、どや顔を見せる正男氏とされる人物

 

  
駅の売店で女性誌を購入し、若い女性の情報収集に余念の無い正男氏。この後、駅の雑踏に紛れて、記者の前から姿を消した。

  

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/11/06(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku
vs ※Team Nishidera

   


    

  

 
 

青スポニュース 10月16日(土)対戦相手決定

12日夜、今週末に予定されていた試合の対戦相手が決定し、球団から発表された。
相手は、先月行われた青空サマーキャンプ中に、グラウンド上でナンパされ、急遽、練習試合として対戦した「たなか」さんチーム。
ノーマスクのキャッチャーを擁して、ドリームスと想定外の接戦を繰り広げたチームと言えば、ご記憶の読者も多いのではないだろうか。
試合の方は、相手チームの女子選手の存在に、ドリームスナインが煩悩にさいなまれながらも、辛うじて2対2の引き分けで終えている。

前回の対戦はこちら⇒http://blog.aozora-dreams.com/?p=726

この度、角田GMの働きかけにより再戦が実現したようだが、意外な対戦相手に、いつの間に交流を暖めていたのか、多くの謎を残しつつ、煩悩に導かれたかのようなブッキングとなった。
いずれにしろ、練習試合とはいえ、前回引き分けに終わっているだけに、ドリームスナインの不動心が試される試合となりそうだ。

  

離乳食を調理中の古賀選手

  
尚、当日のメンバー補強の為、参加選手のエントリーを受け付けているとのこと。 
もちろん、観戦だけでも大歓迎。 
興味のある読者は、是非参加してみてはいかがだろうか? 
更に11月には、過去に助っ人で参加経験もある西寺郷太氏率いるチームとの対戦が組まれており、こちらも楽しみなカードとなっている。 
野球シーズンの佳境を迎えて、我らがドリームスも一層の盛り上がりを見せてくれる、終盤戦となっていきそうだ。

  

= 青スポ編集部 =

  

  

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/10/16(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku C side
vs TANAKA

and

DATE : 2010/11/06(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

 

  

  

青空スポーツ新聞 9月18日対ワーナー戦 シーズン後半戦開始!

グラウンドを飛び交うトンボの姿に秋の気配を感じながらも、まだまだ残暑厳しい9月18日の土曜日。
約2ヶ月のサマーブレイクを終えて、いよいよシーズン後半戦の幕開けを迎えた。

夏の間、ミニキャンプを張って過酷なトレーニングを耐え抜き、自信を深めたドリームスにとって、その成果を占うには絶好の機会とも言えるワーナーとの対戦。
過去2戦していずれも大敗を喫した実力者揃いのチームだけに、ドリームスナインの力量を計る上でも、様々な収穫をもたらしてくれる試合となりそうだ。
そんな一戦を前にして、予告先発の効果も相まってか、角田が手の皮を擦り剥くほどにバッティングセンターで打ち込みを行えば、大島は前日のアルコール調教を控えるなど、大人の誘惑を断って精進し、伊橋は新調したブルーのスパイクにプレッシャーの克服を誓うなど、各選手が、かつてない程のモチベーションの高まりを見せて、二子多摩川に集結した。
更には、骨折療養中の星や、前身のファイヤースターター時代のかつてのマドンナ?小田マネージャーが、未来の南ちゃんを連れて応援に駆けつけるなど、いつもに増して、活気溢れるドリームスベンチに、ナインの士気も一層高まり、ワーナーチームにリベンジを果たす準備がいよいよ整う。

そんな中、チームの盛り上がりとは裏腹に、ドリームスお約束のハプニングも続々発生。
試合前夜に池谷の故障が判明し戦線離脱を余儀なくされると、下田代はグラウンド到着に3時間を所要しツイート疲れを見せ、更には、両チームが揃う中、審判が遅刻して現れるなど、試合前から相変わらずのドタバタ劇にも見舞われる。
尚、毎熊も渋滞巻き込まれて遅れるとの連絡がドリームスベンチに届けられたが、試合にさほど影響を及ぼさない一報に、お使いを発注する余裕すら見せて、早々にゲームに気持ちを切り替え、試合に集中するナイン達の姿が見受けられた。
ところが、この毎熊の遅刻がゲームの命運を握ることを、ナインは後に知ることとなる。
そんな波乱含みの一戦が、遅刻審判の合図と共にいよいよ開始された。 
   
=STARTING ORDER=
  1 1B,RF / KOGA 
  2 3B,P/ UMEGAWA
  3 C / INAMURA ⇒ MAIKUMA
  4 SS / IHASHI
  5 2B,1B / SHIMOTASHIRO
  6 LF / KAKUTA
  7 CF / OSHIMA
  8 P,3B / OGAHARA
  9 RF,DH / KUBOTA
10 DH,2B / TAKEHIRO

池谷の離脱により、予告先発から多少のオーダー変更があったものの、急遽タケヒロの参戦もあって、ほぼベストメンバーで試合に臨んだドリームス。
先発ピッチャーには、攻守の要に梅川を据えた為、エースに代わって小河原を起用。
その小河原は、初回簡単に1死を取ったものの、審判の厳しい判定にも泣かされ、連続四球とヒットで満塁とされると、押し出しの四球を与えて、あえなく先制点を献上してしまう。
すると、続く打者には、ストライクを取りにいった緩いストレートをレフトに痛打され、走者一掃のタイムリーヒットなって更に3点を失う。後続の打者を凡打で退けたものの、リベンジを果たすには、重くのしかかる初回の4失点となってしまった。

その裏のドリームスの攻撃、相手先発投手の思わぬ大乱調にドリームス打線が助けられる。
先頭の古賀が死球で出塁すると、暴投や四球を立て続けに連発し、まさかの6者連続出塁でドリームスに3点が転がり込む。
なおも無死満塁として、一気に初回の失点を取り返す絶好のチャンスに、打席に向かうは7番大島。
ところが、ナインの期待を背負って放った当たりは、ボテボテのセンカンドゴロ。 
ボールは本塁に送られワンアウト、更に捕手から1塁手へ送球されると、スローモーションの如く1塁に向かう大島を、あざ笑うかのようにボールが追い越してファーストミットに収り、あっけなくダブルプレーに打ち取られてしまう。
前夜に精進して試合に臨んだ大島ではあったが、さすがに、一夜限りの禁欲だけで微笑んでくれるほど、草野球の神様は甘くはなかった。
続く小河原もあえなく凡退すると、ベンチのため息と大島の荒い息使いが交差する中、反撃のチャンスもついえて、3点を返すに留まり初回の攻撃を終えている。

続く2回表ドリームスの守り。
先頭打者を追い込んでからヒットを許し、続く打者に四球を与えてしまうと、ダブルスチールを決められ、いきなり無死2、3塁のピンチを迎えてしまう。
併殺打の悪い流れを引き継ぐ展開に、失点は避けられないかに思えたが、ここでドリームスが粘りを発揮する。
角田がレフト前の飛球を懸命に追ってオナキャッチを決めて1死を取ると、応えるように小河原が2者連続三振を奪って、無失点でこのピンチを辛くも切り抜け、勝利に懸ける執念を見せ付ける。

と、ここで遅れて来た毎熊がベンチに登場、同時にお使いのガムも選手に配られることに。。。
すると、不思議なことに、このガムをきっかけに試合の流れがドリームスに傾き始める。
2回裏先頭の久保田がチーム初ヒットを放つと、いきなり暴走モードに突入にし相手のエラーを誘って2塁を落とし入れる。
するとそれが呼び水になったのか、梅川、下田代、大島のタイムリーヒットに加え、相手チームの失策や、継投ミスも手伝って、打者一巡の猛攻を見せ一挙に6点を奪い逆転してみせた。

毎熊ガムの御利益と思うほか無いのは少々解せないものの、2回を終えて9対4としてゲーム序盤をリードし、リベンジを果たすべく健闘を見せるドリームス。
続く3回には、両チームとも2点を奪い合い、11対6のドリームスリードで試合前半を終え、お互いがしのぎを削るゲーム展開に、次第に試合は緊迫の度合いを増していく。
  
迎えた4回表ドリームスの守り。
先頭打者をサードゴロに打ち取ったかに思えたが、梅川の一塁送球がベース手前でバウンドすると、ファースト古賀のミットをすり抜け、出塁を許してしまう。
すると、ここまで小河原の力投とそれに応えてきたドリームス守備陣であったが、ガムの味が無くなるに連れて、御利益が弱まったのか?この出塁をきっかけにチームに綻びが現れ始め、ゲームの流れがワーナーサイドに傾きだす。
明らかに小河原の球威が衰え始め、相手チームの選球眼にも苦しめられて、続け様に四球を与えてしまうと、タイムリーを打たれ、バッテリ-ミスも重なるなどして立て続けに失点をし、遂に逆転を許してしまう。
代わって梅川がマウンドに登り後続を断ったものの、結局6点を失い11対12とされ1点のリードを許して、ゲームは終盤に差し掛かかっていく。

続く4回裏の攻撃。先頭の大島が四球を選んで出塁すると、ドリームスベンチすら意表を突く盗塁を披露して見せ、チームに流れを呼び戻そうと発奮したものの、結局、後続が倒れて無得点に終わる。
続く5回の守りでは、逆に1点を奪われてしまい、更に2点差とリードを広げられて、ドリームス最終5回の攻撃を迎える。
ナインの期待がかかる1番からの好打順であったが、古賀、梅川と簡単に打ち取られると、最後に神風を起こすことを信じて毎熊を打席に送ったものの、ガムに運気を使い果たしてしまったのか、なんのミラクルも起きないまま、あっさりとセンカンドゴロに打ち取られてあえなく凡退。
結局、終盤での追加点を奪えないまま11対13と逆転負けを喫して、熱き一戦の幕は下ろされることとなった。  
 
   
WARNER | 4 0 2 6 1 |13
DREAMS  | 3 6 2 0 0 |11

 

 
尊師マイクマンの霊気が込められていたとされるガム

 


善戦及ばず…

 
ゲーム中盤までは、ドリームスお得意の泥仕合に持ち込み、対戦初勝利が近づいたかに思えたが、4回の守りで大量失点を防ぎきれず、攻撃では相手の救援投手を打ちあぐねるなど、終盤での継投が勝負の分かれ目となって、大事な局面で実力差を露呈してしまい、善戦虚しく敗れ去ることとなった。
とはいえ、強敵を相手に、ドリームスの持ち味を存分に発揮し、サマーキャンプの手応えも感じられた戦いだけに、前回の大敗とは見違える、中身の濃い試合でもあったとも言える。

 
 

  
   
 

 

 
 

 

  

出場選手の打撃成績は上記の通り。 
主だったところでは、古賀が2度の出塁で先頭打者のお務めを充分に果たして、見事シャバでの復帰を飾れば、梅川は2安打3打点を記録して投攻守に渡る活躍を披露。
更には、4番の予告発表から発熱を催したノミーズ伊橋であったが、2打点を稼いで面目を保ち、続く5番の下田代は2安打3打点の活躍でサマーキャンプの成果を示して見せた。
続いて、大島はタイムリーヒットに加えて盗塁を決めるなど、夜の生活の充実振りが伺えるプレーを披露し、小河原は遅刻審判の辛口判定にも泣かされて力投が報われなかったものの、キレのある投球で次回の登板に期待を繋げてみせた。
また、久保田に至っては、試合直前のオーダー変更にも関わらず、守っては見事な捕球でライト守備を無難にこなし、打ってはチーム初ヒットを放って激走を見せるなど、いきなりの潜伏確変からの暴走モードの突入に、ナインの目を白黒させる働きを見せている。
その他、打球処理で混乱するファースト下田代に向かって、チーム一体となって1塁送球を促したシーンは、「志村、後ろ~!」をも超える、ドリームス史に残る名場面として、語り継がれるプレーとなりそうだ。
いずれの選手も、あらゆる意味でポテンシャルを遺憾なく発揮し、チーム一丸となった戦いで、シーズン後半戦の活躍も予感させるベストバウトとなった。
尚、懸命のプレーを披露してくれたドリーマーたちに敬意を表して、ベスト及びワーストプレイヤーの選出を今回は見送っている。

  

   

試合後、選手達は疲れも見せず、多摩川河川敷常設のアルコールトレーニングセンターで汗を流した後、磯丸水産に場所を移して、更にハードなトレーニングで研鑽を重ねたようだ。
その後2組に分かれ、麺トレーニングで全日程を終了するはずだったのだが、トレーナーのプログラムに関する話題をきっかけに「運動生理学に基づく性行動と組織プレーとの相関関係」について、選手間で熱いトークバトルへと発展。急遽、路上で熱い論戦が繰り広げられた。
人目もはばからずに日が暮れるまで、チームに対する率直な思いをぶつけ合った末、角田が打席でボールを見極めることの重要性を説いたところで結論に達し、ようやくドリームスの長い1日が終了している。
次戦も、この勢いで熱い試合を見せてくれることは間違いなさそうだ。 
 

 
イキ顔その1 

 


イキ顔その2 

  

 
イキ顔その3

 


父性愛の芽生え…そして 

 

  
オイチィデチュネ~

 

 
幼児虐待の現場写真

 


打撃論の違いに熱く論戦を交わす、角田、大島の両選手

  

その次戦だが、9月20日現在、対戦相手は予定されているものの、開催の見通しがまだ立っておらず、選手達には、角田GMまで出場の可否を知らせるよう、球団から通達がなされている。
またこの日、本紙記事にもあったように、池谷の故障者リスト入りも発表された。
腰の状態が思わしくなく、医師の診察を受けて、復帰の見通しを立てるとのこと。
彼の声がグラウンドに響く日を一刻も早く待ちたいところだ。
更に、予てから骨折リハビリ中が伝えられ、今回ベンチから声援を送っていた星に関して、夏前に新たに鎖骨を骨折していたことも公表されている。
自転車を走行中に転倒し、肩を強打して鎖骨を骨折したとのこと。
昨年末の紅白戦では、復帰を予感させる動きを見せていただけに、残念なアクシデントとなった。
球団としては、無期限で彼の復帰を待ちたいとしている。
尚、今回の骨折と厄年の関連性が一部指摘されており、チームの高齢化と共に、アラフォー世代を多く抱えるチームにとっては、避けては通れない新たな課題となりそうだ。
球団関係者によると、厄除けとしての効果の程は疑問だが、取り急ぎ尊師マイクマンの霊気入りガムの購入を検討したいと話している。

= 青スポ編集部 =

 

 

 


future MINAMI 
  

 

  

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/10/16(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

  

 


See you Isomaru Fishery !!

 

 

 

青スポニュース 青空サマーキャンプ ‘10 vol.3 練習試合!?

全国各地で9月の最高気温が続出した4日土曜日。恐らくグラウンド上では40度を超えていたであろうハードコンディションにも関わらず、8名ものドリーマー達がスケベ椅子トレーニングに高まる熱いモノを抑えきれず、聖地二子多摩川に集結した。

しかしこの日は、早速トレーニング開始と意気込むナインを前に、いつもと趣が異なる展開が訪れる。
ウォーミングアップを行うドリームスナインに、なにやら近づく怪しい人影・・・  
「あの~試合をしませんか」   
その声の主は、隣のグラウンドで10数名で練習をしていた、20代と思しき集団であった。

売られた喧嘩、買わせて頂きます!

プリティGMの即断即決により、急遽練習試合が決定。
かくして、スケベ椅子に託していたオヤジ達の熱いモノは、相手チームの女子2名に捧げる切り替えの速さを見せながら、練習試合の開始と相成った。

=STARTING ORDER=
  1 1B,2B / TAKEHIRO
  2 CF / KOGA ⇒ OSHIMA
  3 2B,1B / SHIMOTASHIRO
  4 3B,SS / IHASHI
  5 C / INAMURA
  6 LF / KAKUTA
  7 RF / (suketto player)
  8 SS,P/ UMEGAWA
  9 P,3B / OGAHARA

相手チームの雰囲気からして、ドリームスペースのゲーム展開で試合が進むかと思われたが、いざ始まってみると、相手投手が見た目とは別人のような本格派の投球を見せ付け、ドリームスは思わぬ苦戦を強いられることに。
更に、危険防止の為にキャッチャーマスクを貸し出すドリームスの再三の申し出を頑なに拒み続け、理解不能な美学を漂わせながらフルイニングをノーマスクでプレイした相手捕手(後に教授と命名)の登場に、さしものドリームスナインも驚愕し、相手ペースで試合は進んでいく。  
  
一方、ドリームスは、抗争事件の騒動から、半年ぶりに古賀が実戦復帰を果たし、また練習試合ならではのオーダーで、チーム随一の長打力を全く活かせていない伊橋を4番に据え、下田代がファーストを守って実戦経験を積むなど、収穫も少なくなかった。
特に伊橋に至っては、ホームラン性の大飛球を放ったにも関わらず、ドリームスベンチのいい加減な野次に翻弄され、ままならぬ走塁で本塁死するなど、ベンチを沸かせるプレイを披露し、今後の活躍を予感させる場面を作って見せた。
試合の方は、小河原、梅川の継投で相手打線を2点に抑えたものの、ドリームス打線も効果的なヒットが打てず、同点で迎えた最終回では、首都高をタクシー飛ばして駆けつけて途中出場していたライト大島が、サヨナラ負けのピンチを救う、プレイ単価2500円相当のキャッチを見せて、またしてもゲームを締めくくり、灼熱の昼下がりの一戦にピリオドを打った。

終わってみれば、引き分けこそしたものの、出場していた相手2名の女子選手の存在に、集中力が掻き乱されていたことを考えると、実質的には敗戦に等しいゲーム内容でもあったとも言える。
今後、スケベ椅子トレーニングに一層励んで下半身を鍛えるなどして、選手達には更なる精進を望みたいところだ。

 

  
水浴びにも全力プレーを披露する下田代選手

 

  
折角のホームランが、味方ベンチの野次で台無しにされ、乳首を立たせながら落ち込む伊橋選手。得点こそ掴めなかったものの、チーム内でのポジションは掴みつつある?

 

  
高コストパフォーマンスのプレーを披露し、謝罪の必要も無くなり?一仕事やり終えた感溢れる半ズボン姿の大島選手。

 

尚、練習試合後の黒ホッピートレーニングでは、チームの今後に向けた活発な議論も飛び交い、外野守備の野球談義では、選手同士が火花を散らす一幕も見られるなど、後半戦に向けた機運の高まりが感じられた。
 
  
  

  
お気に入りのトレーナーが不在の為、不満足げな表情を見せる角田選手  
    
  
   
  
チームに対する熱い思いと、銀行の支店名について熱弁を振るう、金庫番長こと古賀選手  
  

この夏、3度に渡って開催された青空サマーキャンプであったが、参加選手のレベルアップのみならず、チームの結束力も一層高まり、充実したサマーブレイクシーズンを過ごせたことで、これからの選手の活躍に大いに期待が持てる後半戦となっていきそうだ。   
果たして、ひと夏の経験がドリームスナインに何をもたらしてくれるのか、早速、次戦で試されることになる。
オヤジ達の夏・体験物語はこれからも続いてイク… 
 
後半戦のスケジュールは下記の通り。試合予定につき参加の可否はお早めにプリティGMまで。尚、9月18日(土)に同日開催を予定しているツアー企画の概要も発表されているので、興味ある読者の皆様は、是非ご参加下さい。

 

= 青スポ編集部 =

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/09/18(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

and

= Iketani Presents いい旅夢気分 横浜エンタメトライアスロン編 =
   11:00-13:00  二子玉川で野球やる
         14:00-17:00  横浜で野球見る(横浜VS広島)
17:00-18:30  横浜で中華食う
19:00-20:30  横浜でピン倒す
  21:00-23:00  横浜でサザン歌う
    23:00-24:00  各自ちゃんと家に帰る
24:00-       各自夏が終わる
翌日      各自お墓参り

◆information:池谷観光

 

DATE : 2010/10/16(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku