青空スポーツ新聞 9月19日対ぴあ戦結果

伝説のプレイヤーが久々の参戦!

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過去2戦、非常に引き締まった試合内容で好調が続いている青空ドリームス。約2ヶ月振りとなる試合に、予告オーダーも相まって、試合前から気力がみなぎった様子のナイン達。
この日は、久しぶりの対戦となる、ぴあチームが相手。対戦当初は勝敗が拮抗していたが、最近の対戦では苦戦を強いられており、果たして好調は真の実力なのか?その真価が試される一戦となった。

 

09.9

今回は、過去2戦での打撃成績を重視し、稲村、下田代をクリーンナップに抜擢し打線の組み替えを行った。
また、ホストプレイヤーとして、生ける伝説の選手、毎熊の参戦もあり、ある意味最強の布陣でぴあを迎え打つ。

初回、先発の梅川が、先頭打者を歩かせるも後続を凡退に退けると、その裏の攻撃で、古賀が内安打で出塁し、小河原の適時打で1点を先制。なんと、過去2戦に引き続いて完璧な立ち上がりを見せる。
いよいよこの実力がホンモノなのか、と思えたのも束の間、2回の守りでよもやメッキが剥がれ落ちることとなる。これまで無難に守備をこなしてきたサード小河原だったが、このイニングだけでなんと3失策を記録。全て打ち取っていた当たりだけに、梅川投手の心が折れる音が、河川敷にこだましたとか、しなかったとか。結局この回、ヒットと四球も絡まり大量7失点を喫した。
しかし、ドリームスも粘りを見せる。その裏、毎熊の予期せぬ適時打が飛び出しグラウンドをかき乱すと、ナインの士気も高まり、3回には1点を失ったものの、すぐさま、相手の失策と与四球につけ込み、角田の適時打を絡めて3点を奪い返す。
試合は、序盤3回を終わって5対8と、3点ビハインドながらドリームスお得意の泥仕合の様相を呈してくる。

続く4回の守り。ここを抑えれば、ドリームスペースに引き込めるかと思われたが、既に序盤で気力を使い果たしていた梅川投手に、残念ながら抑え切る力は残っていなかった。この回、小河原への継投も実らず4点を失い、試合の大勢が決まってしまうと、以降は打線組み替えの効果も見られず、終わってみれば、6対14の大敗で試合終了。
儚くも連勝は夢と散った。

初回、上々の立ち上がりを見せていただけに、2回の小河原の3失策で、一気にゲームの流れを失ったのがなんとも悔やまれる。また、打線の組み替えも実らず、低調に終わったのも気になるところ。とはいえ、僅か4安打ながらも全てが得点に絡み、相手のエラーや四球につけ込み6点を奪うなど、ドリームス本来の持ち味も発揮されていた。
ということで、過去2戦の好調がフロックであったことを見事に証明したものの、笑いあり、野次ありのドリームスらしいゲーム展開で、それなりに満足感の得られる試合内容であった...
が、ただ一人、試合終了後、台風の影響だと言う小河原の呟きが、空しくベンチに響いていた。

= 青スポ編集部 =

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