青空スポーツ新聞 10月10日対ワーナー戦

PhotoFunia-39b0cb2

急遽決定した試合にも関わらず、早くから参加の名乗りを上げ、気合いも十分の青空ドリームス。
とはいえ、この日の対戦相手は前回大敗を喫しているワーナーチーム。更にエース梅川の不在が、果たしてどう試合に響くのか?不安を抱えながらの試合開始となった。

09.10.10 stats

消去法に基づき先発マウンドは小河原。球審の厳しい判定に泣かされ制球が定まらず、四球と味方エラーを連発しては、立て続けに失点を重ねる厳しい立ち上がりとなる。序盤で気力を奪われながらも老体に鞭打ちマウンドに立ち続けた小河原であったが、4回途中、遂に下半身のスタミナも失うと、自ら降板を告げ、一分の望みを託して伊橋にマウンドを譲る。ところがその伊橋が大誤算。ストライクが1球も入らず打者二人を歩かせあっけなく自爆すると、続く楠見が何とか凌いだものの、結局終盤崩れて、最後はキャッチャーの稲村を急造でマウンドに登板させる緊急事態。
一方、打線は、3回に釣具を新調してご機嫌の大島が、久々のヒットを放つと、後続も続いて無死満塁とし、伊橋の適時打で2点を返したものの、その他、腹ペコ本部長こと下田代が、バッティングセンター通いの成果を存分に発揮する満腹の当たりを連発した以外、相手投手の緩いモーションに翻弄され内野ゴロの山を築くばかり。
終わってみれば、ほとんど自滅に近いゲーム内容で、2対22という歴史的スコアを残してゲームセットを迎えた。

急遽決定した試合、厳しいストライクゾーンの判定、投手不足、久しぶりのナイター、不慣れなポジション、体調不良等々、敗因は多々あるが、それ以前に実力不足は否めない内容であった。特にリズムを失った時の脆さは、試合そのもを壊しかねず、対策が求められる。
しかしながら、試合後の、悔しさをにじませるドリームスナインの姿にこそ、まだまだパフォーマンス向上の余地を感じさせる表れであり、残された試合、美味しいビールを注入するためにも、各選手の奮起に期待したいところだ。

= 青スポ編集部 =

One Comment

  1. [...] 前回対戦 http://blog.aozora-dreams.com/?p=226 【解説】 前回の対戦では、ドリームス守備陣の大崩壊と貧打で大敗していることから、攻守の安定感に比重を置いた布陣となっている。 サマーキャ [...]

Leave a Reply