青空スポーツ新聞 7月3日対RBC戦 KO勝ち?!

ワールドカップサッカーで日本列島がサムライブルー一色に染まり、感動を呼び起こしたのも記憶に新しいところ。
しかし読者の皆さん!ブルーと言えばスカイブルーこと青空ドリームスをお忘れではありませんか?
日本中がサッカーの興奮から冷めやらぬ中、選ばれしオヤジ達が南アフリカならぬ二子多摩川に、ビール杯を目指して集った今季3戦目。
今シーズン、ここまで1勝1敗として勝ち越しのかかる大事な1戦を迎え、果たして、スカイブルージャパンの面々は、我々にどんな感動を呼び起こしてくれるのだろうか?!
また、この日から、試合毎に投票によるMVP表彰制度の導入も発表されており、更なる選手のモチベーションの高まりも期待される。
梅雨空の合間を縫って、オヤジ達の汗がグラウンドを濡らす、熱き戦いが始まった。

3戦目の相手は、結成僅かながらも格闘家を擁するRBCチーム。
これまで、新参チームには無類の強さを発揮してきたドリームスではあるが、格闘家という響きに未知なる恐怖を感じつつ、果たして真っ向勝負と相成るのか、ファンならずとも興味深い対戦となった。

=STARTING ORDER=
  1 C,DH / INAMURA
  2 3B,SS / IHASHI
  3 SS / UMEGAWA ⇒ P,1B / KAWASAKI(suketto player)
  4 RF / SHIMOICHIRO
  5 DH / MAIKUMA
  6 1B,P / TAKEHIRO
  7 P,3B / OGAHARA
  8 LF / KAKUTA
  9 2B / KUBOTA
10 CF / OSHIMA
11 DH,C / SAMBO

この日の先発は、乱闘を警戒してか、外角のコントロールには定評のある小河原が先発。
初回表、いきなりサード伊橋の失策でピンチを迎えたものの、なんとか無失点で切り抜けると、その裏の攻撃では先頭の稲村がヒットで出塁し、伊橋が四球で繋ぐと、3番梅川がタイムリーヒットを放ち早々と先制をする。
続く4番の下田代は倒れたものの、5番指名打者に抜擢された毎熊が、味方ベンチをあざ笑うかのように会心の当たりで追加点を奪ってみせると、2死後、7番小河原から、角田、久保田、大島の4者連続ヒットも飛び出すなど、ダイヤモンドを加齢臭で埋め尽くし、初回から7点を奪い打者一巡の猛攻を見せる。

初回を終えて、野球に格闘技があまり関係がない事を悟り、早くも楽勝ムードすら漂い始めたドリームスベンチであったが、続く2回表の守備で思わぬ落とし穴にはまる。
ドリームス守備陣の中で最も鉄壁と思われた、伊橋、梅川の若手三遊間コンビが、まさかの送球エラーを連発。すると、一気にピンチを迎えた小河原が踏ん張りきれずに4点を献上。
先制点で大量リードを奪ったはずが、たちまち3点差となりゲームは接戦の様相を帯びてくる。
更にその裏の攻撃、野球経験の少なさを突いて、ドリームス打線が攻略したかに思えた相手投手であったが、徐々に格闘技で培った身体能力の高さを発揮し始める。
立ち上がりと打って変わって球足に伸びが見られるようになり、稲村からの好打順も凡打を築き、あえなく無失点に抑えられると、オヤジ達の額に溢れていた汗も次第に冷や汗へと変わり始めた。

しかし、オヤジの汗には簡単にゲームの流れを渡さない、粘着成分が含まれていた。
レフトを守る角田が、三塁線のファウルフライにダイビングキャッチを試みて、ドリームス史上に残るファインプレイでアウトにしてみせると、引っ張られるようにライトの下田代も大飛球を好捕するなど、ハッスルプレイで小河原を盛り立て、3、4回を無失点に抑える。
一方の打撃では、3回に、角田、大島らのタイムリーが飛び出し3点を追加すると、4回にも、本日2度目となる毎熊のタイムリーヒットなどで、これまた打者一巡で7点を奪いドリームス打線の猛打が大爆発。
最終回には新戦力のテスト登板を行う余裕すら見せるなど、終わってみれば、16安打で18点を奪い、7失点を喫したものの大差で勝利を飾って格闘技チームを打ち負かしてみせた。

R  B  C  | 0 4 0 0 3 |  7
DREAMS| 7 0 4 7 X |18

恐らく野球経験が足りないであろう相手チームの戦力に助けられた感は否めないが、格闘技チームと聞いて当初は怯んでいたドリームスナインも、いざ野球の実力が劣ると見るや否や、調子に乗ってここぞと攻撃を続ける辺りは、ストレス社会を生き抜くオヤジパワーの成せる技なのであろうか?
実にアラフォー世代の4選手がマルチヒットを放ち、中でも角田が守ってはダイビングキャッチを披露し、打っては3安打3打点を記録。更には5番DHに抜擢された毎熊も2安打2打点を荒稼ぎし、まさに笑いを置き忘れた全力プレーの数々で、むしろドリームスベンチをドン引きさせる程の活躍を披露して見せた。
一方、梅川、伊橋が揃って失策を重ね、テスト登板となった川崎やタケヒロが四球を連発するなど、続出するオヤジ達のハッスルプレーとは対照的に、若手選手が波に乗り切れず、結果的にはオヤジ達の健在ぶりが目立った一戦となった。
次戦予定のJASRACチームには、過去2戦、苦杯を舐めている相手なので、若手の発奮とオヤジパワーの融合により、是非とも対戦初勝利を期待したいところだ。

尚、ゲーム終了後、この試合からチームで最も記憶に残るプレイを披露したMVP選手を決める投票が、世田谷区二子玉川アルコールトレーニングセンターで行われ、角田選手が栄えある第1回目の受賞選手となった。
投票結果は下記の通り。


=7/3対RBC戦MVP投票結果=

☆MVP・・・・角田(37ポイント)

  2位・・・・・・・毎熊(12ポイント)
   3位・・・・・・・下田代(5ポイント)
   3位・・・・・・・小河原(5ポイント)
  3位・・・・・・・サンボ(5ポイント)
 6位・・・・・・・・大島(4ポイント)
 7位・・・・・・久保田(2ポイント)
 7位・・・・・・・・梅川(2ポイント)
 9位・・・・・・・・池谷(1ポイント)

【解説】
見事MVPには、ダイビングキャッチを披露し3安打3打点の大活躍を見せた角田選手が、2位以下を大きく引き離して記念すべき第一回目の受賞者となった。
やれスタートをわざと遅らせただとか、足がもつれていただとか、賛否両論が飛び交ったものの、最終的には体を張ったダイビングキャッチが評価を集めたようだ。
2位の毎熊は、前夜の火鍋による体調不良で尻から火を出しかねない中、見事にバットが火を噴き鋭い当たりを連発。相変わらずの予測不能なプレイが評価を受けた。
その他、一部選手には組織票と思われる得票も見受けられはするものの、ほぼ活躍に順じた投票内容と言える。
尚、前夜に行ったアルコールトレーニングの疲労が抜けず、大事を取って急遽出場を見送った池谷選手が、謎の1ポイントを獲得しており波紋を呼んでいる。
試合で懸命のプレイを見せていた、タケヒロ、稲村、伊橋選手らの、存在意義が問われる事態にまで発展しそうな雲行きだ。
彼らには雪辱を晴らすべく次戦での活躍を期待したい。

 

■角田選手の話
青ドリには、試合に参加するだけでMVP候補となる、強力な生ける伝説がいる中、記念すべき第1回目のMVPに選出され、大変光栄です。
これからも、ゼンマイ仕掛けの背番号7に負けないプレイを目指してガンバリやす!
 
 


試合後、替え玉4杯を見事に完食し、達成感溢れる表情を見せる満腹本部長ことシモイチロー選手
 
 


写真左から Maikuman(ギター) Bob Suck(ボーカル) DJ Inamura

 

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/07/17/(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku A side
vs JASRAC

 

FUTAGO TAMAGAWA`s STREET
SUMMER COLLECTION 2010

 

 

 

 

 

 

 

 

T-shirt : ¥5,000
PANTS : ¥10,000
SHOES :  ¥5,000

土曜日の二子玉川に、スポーツで汗を流した後、ランチに訪れていた板垣クンをGET。
ちょっと自分を変えてみたくて今日は冒険してみたとのこと。
こだわりのワンポイントは裾の折り返しで、全身すべて原宿竹下通りのショップでコーディネイト。
好きなブランド:しまむら  好きなミュージシャン:ロストインタイム  好きな線:中央線

 

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