本日の試合

本日15時より石神井公園野球場Aで行われる、青空ドリームス対新宿ブンブン戦は、予定通り開催いたします。

尚、本日の助っ人として、星選手の友人に加えて、久々となる海北選手の参戦が急遽決定しており、見所の満載の試合になることは必至!

ドリーマー達の熱き戦いにご期待下さい。いざ開幕戦へ!

  

~ Today’s Game ~

DATE : 2012/04/28(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Syakujii Park Field side A
vs Shinjuku Bun Bun

  

  

  

2012年シーズン始動!

3月末に予定されていた2012年シーズン最初となるチーム練習も雨天中止になるなど、昨年末から思うような活動が出来ていない青空ドリームスだったが、そんな緊急事態を打ち破るべく、角田GMの号令により、4月7日(土)に急遽チーム練習が行われた。

  


写真は角田ゼネラルマネージャー

  

GMの熱い思いに応えるべく、急な開催にも関わらず、総勢6名のドリーマー達が聖地二子多摩川に駆けつけ約半年ぶりとなる姿を見せてくれた。
久々の再会を果たし、一気に士気も高まってくると、選手達は一斉にグラウンドを動き回って、春風を感じながら練習で汗を流す一幕が見られる…
ハズだったのだが、なんとこの日の気温はたったの10度。
桜の便りが聞かれる季節に入り本来ならば絶好の練習日となるはずが、この日に限っては真冬のような寒さ。
まさに、春風と打って変わってグラウンドを叩きつけるような寒風が吹きすさぶ中、選手達は、汗はおろか自慢のバットすら縮こまる、なんともお寒いシーズンの幕開けとなってしまった。
それでもドリーマー達は、スケベ椅子を使ったメニューでなんとか己のバットを奮い立たせるなど、グラウンドの感触を確かめながら、120分のプレイ時間を濃密に楽しんでみせた。

 


2012年シーズンの始動に集まった青空ドリームスナイン。気温10度という寒い中で練習が行われた。

 


スケベ椅子マシーンの具合を確かめるオヤジ2名

 


こちらは、スケベ椅子を使って、自慢のバットを振りまくるオヤジ

 


そして一息つくオヤジ達

 


でもって、練習を終えて一目散に居酒屋へと向かうオヤジ

 

今回の練習でもって、遅ればせながら2012年シーズンのスタートを切ってみせた青空ドリームスではあるが、昨年来から噂されている「カーリーの呪い」伝説は、今シーズンも健在のようだ。
というのも、3月に予定していた2012年シーズンの初練習では「私も参加させてくださーい!!」とカーリーが一言発した後、まさかの雨天中止の憂き目に合えば、仕切り直しとなった今回の練習では、彼女は沈黙を保ったものの、この日に限ってバットが縮み上がるプレイを余儀なくされるなど、未だその兆候は続いているとみられている。
 現在、球団としても対策を目下検討中とのことで、未だ彼女に訪れぬ春の知らせが、チームの運気に影響を及ぼしているのではないかとの説も囁かれており、彼女の私生活の補強に動くことが検討されているようだ。
幸いチーム内には、独身者や最近独身になった者など、人材もそこそこ揃っていることから、まずは手近なところで補強を行うのではないかとみられている。
尚、中年の恋愛マスターとして実績のある大島を、特別コーチとして招聘することが既に内定しており、夜の繁華街や釣り船で数多くの挫折を経て、成功を掴んだ大島ならではの手腕に高い期待が寄せられている。

今シーズンは、少々緩目の活動となりそうだが、現在4月の開幕戦に向けた調整が行われていたり、6月には、久保田がまさかの世田谷区グラウンド240分コースの指名をゲットするなど、2012年シーズンのスケジュールも動き始めており、例年同様に選手共々チームから目が離せないシーズンとなりそうだ。
果たして、どのようなシーズンを送ることになるのか、青スポでは、今シーズンも青空ドリームスの情報を、どこよりも早く、楽しく、そして盛りだくさんにお伝えしていくので、ご期待下さい。

=青スポ編集部=

 

    

シーズン終了は突然に…

今季最終戦の前日には、降り続いていた冷たい雨も上がり、晴れマークが踊る試合当日の天気予報を横目に、選手達は最終戦に向けて、徐々に気分が高まっていくのを感じながら、各々試合前夜を過ごしていた。
そうして迎えた2011年シーズン最終戦となる12月10日(土)の早朝、なんちって監督の携帯に一本の電話が鳴り響いた。
電話の主は、二子玉川緑地運動場事務所を名乗る女性の声。
すると、寝起きで頭の整理がつかない監督に構うことなく、電話の女性は話を続けた。

「本日のグラウンドの使用は中止になりました。」

え?中止?
そんなバカな!
慌てて監督が外の景色を見ると、冬の日差しがベランダの鉢植えを優しく照らしている。
さっぱり事態がよく飲み込めないまま、電話口の向こうの女性に理由を尋ねてみた。

「霜が降りてしまい、ぬかるんでしまうので、申し訳ありませんが、終日中止とさせていただきます。」
そう話すと、女性は申し訳無さそうに電話を切った。

まだ底冷えのするリビングルームに、携帯電話を握り締めたまま呆然と立ち尽くす、なんちって監督。
ふとベランダに目をやると、鉢植えの一輪のバラが、冬の日差しを浴びながら柔らかな赤色を帯びていた。

こうして、晴れ渡った冬空の下でユニフォームに身を包むこともなく、はたまた、忘年会で古葉監督芸を披露することもないまま、青空ドリームスの2011年シーズンは、あっけなく終わりを告げた。

   

電話を切ってもなお、なんちって監督は、未だ事態を冷静に受け止められないでいた。
心配していた雨も2日前には上がり、好天も続いていたのに、なぜこんなことが起きるのか!?
誰もが予想しえない展開に、その理由を懸命に探し出そうとしていた。
と、その瞬間、監督の脳裏に何かが閃いた。
まさか!
あの呪い…?

思い返してみると、西武ドームのイベントマッチで、華々しく今シーズンのスタートを切ったものの、大震災による中断を挟みながら連戦連敗が続き、あげくシーズン終盤にはメンバー集めにも事欠くような事態に陥るなど、チームは危機的な状況を迎えるに至っている。
決して強いチームでないことぐらいは自覚しているが、今シーズンの1勝6敗は、あまりに実力とかけ離れた成績だ。
明らかに、チームの中で、微妙なズレが起きはじめている。
一体、青空ドリームスに何があったというのか?

そう考えた時、監督の頭の中に、ある一人の女性の存在が浮かび上がってきた。
つい先日、その彼女はこう話していたという
「そういえばぁ、青空ドリームスが勝ったの見たことないなぁ~」

もう、お気づきだろうか。
彼女がチームに参加したのが去年の忘年会。
思い起こせば、そこからチームの不調は始まっているとは考えられないだろうか。
更に、今シーズン上げた唯一の勝利は、彼女を欠いて参加した大会で上げた1勝だ。
つまり、彼女がグランドに現れた試合ではことごとく負けを喫し、彼女が現れなかった唯一の試合で、今シーズンの唯一の勝利を上げたということになる。
果たしてこの偶然の一致は、一体何を意味するのか?
そうして迎えた今回のシーズン最終戦。
我々取材斑は、にわかに信じられない事実を発見した。

まずは、12月10日最終戦の参加者のエントリーを示したサイトの履歴をご覧いただこう。

 

 

更に詳しく見てみると。

 

 

そう、心配されていた雨も上がり、天気予報も晴れとなって、誰もが最終戦の開催を信じて疑わなかったその時、彼女は、人知れずエントリーを行っていたのだ!
やはり、この瞬間に最終戦の運命の歯車が変わってしまったのかもしれない。
この24時間後、まさかの試合中止を迎えるとは、神様ですら予想できなかったであろう。

更に、もう一つ付け加えるとすると、
この日のグランド中止は、実は世田谷区だけの処置であり、渋谷区は通常通りにグラウンドが使えていたのだ。
何もこんな日に限って、久保田の滅多に当たることのない世田谷区の抽選が当たってしまい、よもやの最終戦になるとは、もはやありえない不運が重なったとしか言いようがない。

果たしてこれら全ての出来事は、彼女の存在が為せる業なのであろうか?
にわかには信じ難い話なのではあるが、今シーズンの不調は、もはや彼女の存在を抜きにしては語れない出来事が、あまりに多すぎるのだ。
まさに、ボストン・レッドソックスにかけられた「バンビーノの呪い」や、シカゴ・カブスにかけられた「山羊の呪い」のように、
青空ドリームスに「カーリーの呪い」が、かけられたというのであろうか?
この勝利の女神に見放された試練を、チームは乗り越えることが出来るのか。
いずれにしろ、その答えは、来シーズンのドリーマー達自らが証明してくれるはずだ。

    

試合中止が決まってから数時間が経った昼下がり。
季節外れのポカポカ陽気を恨めしげに眺めながら、なんちって監督は決意を新たにしていた。

来シーズンは、なんとしてでも「カーリーの呪い」を解いてみせるんだ!
チームのみんなも期待に応えて活躍してくれるに違いない!
そもそも「カーリーの呪い」なんて、存在する訳がないさ。

と思ったその時、不意に監督の携帯電話が鳴った。

  

「あのぅ…赤堀です…。
グラウンドに着いたら…誰も、いないんですけど…。」

  

チームにかけられた「カーリーの呪い」は本当に存在するのか?
信じるか信じないかはアナタ次第…
  

   

 

   

いやぁ、来シーズンの青空ドリームスがどうなるのか、ますます楽しみですね。
来シーズンの青ドリの活躍を、皆で祈りましょう!(笑)
ということで、来年もご愛読の程よろしくお願いします!

  

 

   

   

11月3日(祝)マンハッタンドリームス参上!

いよいよ来週末に控える今季最終戦を前に、遅ればせながら、11月3日に行われたエキシビジョンマッチの模様をフォトレポートにてお届けします。
この日の試合は、青空ドリームス内に設立された?一人相撲部の稲村部長の呼びかけにより、急遽対戦が組まれたもので、青空ドリームスにマンハッタンレコーズが助っ人参加する形で、杉並の久我山運動場に乗込んでワーナーミュージックとの対戦が行われました。
では、当日の模様をどうぞ!

  


やたらに「中4日」を嬉しそうに連呼しながらマウンドに登るタケヒロ投手

  

  


いつもと違うベンチの黄色具合いに、興奮して鼻血が止まらない角田選手

  

  


鋭いファールを放つ伊橋選手

  

  


鼻血の原因を悟られないよう、クールに振舞う角田選手

  

  


難しい飛球を好捕し、期待しない時に限ってファインプレーを魅せる、相変わらずのタケヒロ選手

  

  


普段は平日の早朝から試合を行っているマンハッタンレコーズの皆さん。
この日も、華麗なプレーを披露した後、2試合目となる横浜へ移動していきました。
マンハッタンレコーズの連中は、とんだ野球小僧だった!

  

    


マンハッタンレコーズ選手の頑張りにより、強豪ワーナーチームを相手に、最終回まで手に汗握る接戦を繰り広げたマンハッタンドリームスチーム。

    

  


不甲斐ない外野守備を連発してすっかり意気消沈し、人目を避けるように帰ろうとする下田代選手
この後、チームメイト全員で必死に慰めたにも関わらず…

  

    


でもって、本日の打ち上げ会場はコチラ

  

    


って、雰囲気あり過ぎる…(汗)

  

    


意外に美味しかった?! お婆ちゃんご馳走様でした!

  

     

西武ドームから始まった今シーズンも、大震災を乗り越え、いよいよ次戦が今季最終戦となる青空ドリームス。
最終戦の対戦相手も西寺郷太選手率いるSUNKINGに決まり、春先の雪辱を果たす絶好の機会となった。

終わりよければ全てよし。
文字通りのオヤジの生き様を見せつけることができるのか?!
注目の一戦まであと7日!

尚、最終戦の打順が早くも球団から発表されている。
詳細はご覧の通り。

【最終戦打順オーダー】

  1 タケヒロ
  2 梅川
  3 星
  4 久保田
  5 角田
  6 伊橋
  7 池谷
  8 大島
  9 稲村
 10 下田代
 11 小河原

今のところ、守備の陣容はまだ未定とのこと。
果たして、青空ドリームスは、我々にどんな試合を見せてくれるのか、冬空を焦がす熱き戦いを期待したい。

   

~ Next Schedule ~

Final Game of This Season
DATE : 2011/12/10(sat)
TIME : 14:00~16:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku
vs SUNKING

   

  

  

   

特報! エキシビジョンマッチ特派員レポート

青ドリファンの皆さま、長らくお待たせいたしました。
去る10月29日に行われた、青空ドリームス対青横ヒッターズのエキシビジョンマッチの模様を、仮柳女史の特派員レポートにて特別配信いたします。
マネージャーへの道がかかった、渾身のレポートをとくとご覧下さい!
尚、記事に関してのクレームは、青ドリ編集部で一応受け付けてはみますが、当編集部では一切の責任を負いかねますので、予めご了承の上、お読み下さい。

では、仮柳特派員のレポートをどうぞ!

  

  

~ Road to Manager of Aozora Dreams ~

カーリーのマネージャーへの道 特別編

    

Reported by Kariyanagi

*読む前の注意書き

野球のルールをよく知らない人が書いております。
また、野球の専門用語もあまり分かっていないので、ボキャブラリーが大変乏しいです。
あと、ゲームは観てたのですが、練習試合だしスコアブックもないし、ということで、
ゲーム内容詳細については、はっきりくっきり憶えておりません。
頼るは、私の曖昧な記憶と気まぐれなメモのみです。

なので、Numberのような劇的感動レポートとか、
もちろん、オガハラ監督のハイレベルかつボリューミーな文章とは全く別物の内容となっておりますので、
いつもの感じで読みだすと、大変残念なことになります。
ご注意下さい。。

  

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10月29日(土)対青横ヒッターズ戦

    
太陽の光がまだまだ眩しい秋晴れの下、青ドリナインが聖地に集う。
練習試合とはいえ、久しぶりの試合に、なんだかワクワクソワソワ。

稲村選手が呼んでくれた助っ人のみなさんとのご挨拶もそこそこに、
スターティングメンバーが発表される。

=STARTING ORDER=
 1 C / KARITASHIRO
 2 P / TAKEHIRO
 3 DH / MAIKUMA
 4 RF / IKETANI
 5 SS / INAMURA
 6 3B / UMEGAWA
 7 CF / HOSHI
 8 C / KARITASHIRO
 9 2B / KAKUTA
10 CF / TARO
11 LF / YOMOGI
  

「プレイボール!!」

☆1回表
下田代選手、ヒットで出塁。さらに、ギリギリの盗塁を決め、2塁へ。
毎熊選手、映画「トップガン」ばりのサングラスを掛けたまま打席へ向かうも、
残念ながらアウトに終わる。
初の4番・池谷選手、なんとか4番の意地を見せ、出塁。
そのあと、おそらく後続の選手がヒットを放ち、先制点を取る。

★1回裏
バッターの打ったボールはレフト方向へ。1点を返される。

☆2回表
星選手、レフトヒット。
角田GM、たぶん出塁。
助っ人タロウ選手、初打席でいきなりヒットを放ち、気がつけば満塁。
そこに2人目の助っ人、ヨモギくん登場。
助っ人×大チャンスに期待が高まる。

カキーン!!
グランドに打撃音が響き渡れば、ナント!走者一掃、満塁ホームラン!!!!

4点の大量得点に成功!!
大型助っ人、ココに現る。

★2回裏
たけひろピッチャー、ノーアウト満塁と追い込まれ、
押し出しなどで、3点入れられる。

☆3回表
稲村選手、おそらくヒットで1塁へ。
続いてパパデビューしてグラウンドに帰ってきた梅川選手が打席に立つ。
いきなり「俺は、パパだーっ!」と言わんばかりの大きな当たり!!
1塁稲村選手は走り出し、3塁で止まろうとしたその時、
ベンチから、まさかの「走れ走れ!」コール。
3塁までしか走る心づもりをしてなかった稲村選手は、気持ちの整理がつかないまま、
ホームまで駆け抜け、追加点をあげる。
一方梅川パパは、3塁へすべりこむも、残念ながらアウト。
パパ、熱いプレーを見せる。

★3回表
タロウ選手、3塁走者を刺す好守備もあり1点で抑える。
☆4回表
ヨモギ選手、ゴロかとおもいきや走りで見事ヒットにするも、この回無得点。

★4回裏
たけひろ選手「もうちょっとグローブを上にしてよー。」
下田代選手「上に上げたら、ボールが見えないよぉ~。」
と、ピッチャーとキャッチャーの小競り合い。
2点を取られる。

☆5回表
毎熊選手、ここでトップガン仕様のサングラスを外す。
サングラスを外したおかげか、見事ボールは当たったものの、バッターボックスでクルッと1回転をするという、謎の行動を見せ、1塁に間に合わずアウト。
稲村選手、センターヒット。
梅川選手、
「妻よ、息子の秀平よ。これがパパの姿だぞ!」と心の声が聞こえてくるかの如く、
ボールはセンターへと運ばれる!
そうなると、走れ!稲村選手!!
またもや1塁からホームへと全力疾走!続くパパも戻り、2点が入る。
そのあと、みなさんがヒットをつないだのでしょう。さらに1点を取り、計3点が入る。

★5回裏
「もう投げられません。」と、高らかにリタイア宣言をするたけひろ選手に代わって、
ピッチャー、ヨモギ!
このタイミングで、キャッチャーも、下田代選手から稲村選手に交代。
ヨモギ選手から放たれる剛球は、
キャッチャーミットにズシンズシンと突き刺さっていき、無失点に抑える。
さらなる大物ぶりを青ドリナインに披露する。

☆6回表
タロウ選手、いい当たりも相手選手の好守備でセンターフライに打ち取られる。
たけひろ選手、この回審判をしていた角田GMに「厳しすぎるよぉ~!」と詰め寄るも、
ジャッジが甘くなることはなく、あえなく仕留められ、この回0点で攻撃を終える。

★6回裏
ピッチャーヨモギ選手のセカンドへの牽制球が、タロウ選手の体の脇をスルリと抜けていくという、
強力助っ人コンビによる、まさかの「おとぼけプレー」が披露され、その間に1点を返される。

☆7回表(最終回)
1点リードで迎えた最後の攻撃。
「ウチは5番から!」と、
チームの士気を高めてくれたのか、4番のお仕事は諦めたのかはさておき、
池谷選手の発言どおり、期待の下位打線から打順が回る。

その5番、稲村選手。
打球は、センター方向へ大きく大きく飛んでゆく!!
となると、やっぱり走るしかない!
本日3回目の全力疾走!走る走る稲村選手!
そしてホームベースまで駆け抜け、ランニングホームラン!!
相手にプレッシャーを与える追加点をあげる。
ベンチに戻ってきた稲村選手、
3度の激走に、激しい息切れが止まらない。

★7回裏(最終回)
この回を抑えれば、試合に勝つ!
ヨモギ選手の投球にも力が入る。
守備につく角田GMとたけひろ選手が声を合わせて、
「見とれちゃうねぇ~。」と言わせるほど、ナインと魅了する投球を見せ、ツーアウト。

勝利まであとひとつ!

私のメモによると、「ナイス守備!」と書かれていたので、
おそらくどなたかが「ナイス守備」をしたのでしょう。。

スリーアウト!
ゲーームセット!!

   

  

○青ドリ 10-8 ヒッターズ●
勝利投手:ヨモギ選手
MVP:稲村選手

  

“助っ人に助ットられた。(by 角田GM)”勝ち試合に、青ドリナインは上機嫌。
いつもの、通称「ババア小屋」で、軽く飲みながら試合を振り返り、2件目へ移動。

  

  

場所は「ます家」。店にはテレビが置かれていて、
プロ野球クライマックスシリーズ ファーストステージ 日ハムvs西武の白熱した試合が絶賛OA中。
こちらも白熱した試合を終えてきた選手は、
「ピッチャーの気持ち、分かるわぁ。」
「今の敬遠が試合を決めたって、Goingで江川が言うね。」などなど、野球談議に花が咲き、
「今から、ヤクルトvs巨人を観に、神宮へ行くぞー!!」という発言まで飛び出し、
ナインは異様な盛り上がり。

  

  

   

  

   

   

   

   

  

  

もちろん神宮へは行かず、
帰りに、池谷選手のセールストークにはまり(!?)、みなさん揃ってNumberをご購入。
野球三昧の一日となりましたとさ。
めでたしめでたし。

  

  

 

    

===============

今回の特派員レポートはいかがでしたでしょうか。
先発メンバーに仮田代選手が二人もいるなど、突っ込みどころ満載ではありましたが、寝る間も惜しんでレポートしていただいた仮柳嬢には、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
尚、マネージャーの合否は今のところ未定ですが、青スポ編集部での採用は見送られることとが決定いたしましたので、この場でお知らせしておきます。
引き続き、南ちゃんの裏モノを目指して、頑張って下さい!

青スポ編集部

  

  

Next Schedule

DATE : 2011/12/10(sat)
TIME : 14:00~16:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku

DATE : 2011/12/17(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

  

  

  

シーズン後半開始!9月10日(土)練習

約2ヶ月間のサマーブレイクを終えた青空ドリームス。
聖地二子多摩川にて久々の再開を果たしたナイン達は、シーズン後半戦に向けた練習で爽やかな汁を滴らせながら、精力的な動きを見せた。

 
投手での起用に期待がかけられ、バッティングピッチャーを務めた古賀選手

   


がしかし、ストライクが全く投げられず、時間の経過と共に体力、気力を急激に失っていくことになる

   


一方、こちらも、とある事情(後記参照)で既に気力を失っている状態の小河原選手

    


久々となる世田谷区のグラウンドを満喫する久保田選手(左)。果たして次回はあるのか?!隣は星選手

    

※追記
9月17日時点で、下記連合軍での試合参加は見送られることになりました。
    
尚、急募につき残念ながら実現には至らなかったワーナー戦だが、対戦チームの一員として、有志のメンバーによる参加が決定した模様だ。

ドリームスナインの出張プレイを堪能したい方は、是非現地まで足を運んでみてはいかがだろうか。
グラウンドの詳細は下記の通り。

日時:9月19日(祝)11:00~13:00
場所:羽根木公園A面

    

 

    

なんちゃって監督、故障者リスト入りか?!

     

この日行われた練習で、小河原が肋骨を負傷していたことが本紙取材で明らかになった。
外野の守備練習で後方の飛球を追う際に、僅か2歩下がっただけで足がもつれると、そのままグラウンドに転げ胸を強打したとのこと。
球団によると、まだ痛みが残っており、今のところ復帰の目処は立ってない。
なにより、2歩でコケるというオヤジの鉄板芸を披露してしまった現実を未だ受け止められない様子で、骨よりも心が折れてしまっているようだ。

尚、近年故障者が続出している事態を受けて、球団としては新人の獲得も視野に入れた対応を検討していることがわかった。
チームの高齢化やポジションの駒不足などが年々深刻化してきており、また、オヤジの生きる道にも様々な変化が見られるようになってきたことから、戦力の確保が課題となってきている。
次戦に向けて何らかの動きがあるのか、チームの今後が注目される。

   

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/10/29(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side C

   

   

7月16日(土)対新宿ブンブン戦

連日35度を超える灼熱が続いて迎えた週末の土曜日。
午後3時からの試合とはいえ、この日も二子多摩川のグラウンドを焦がさんばかりの日差しが容赦なく照りつける中、既に出来上がっているオヤジ1名と、これから出来上がるオヤジ共が続々と聖地に集結した。

    

    

この日の試合は、大会参加に続く初の試みとして、ネット掲示板で対戦募集を募ったところ、対戦を申し出てくれ実現した、新宿ブンブンチームとの初顔の一戦。
なんでも、新宿の飲み屋から誕生したチームとのことで、青ドリとしては、少なからず親近感を覚えるものの、なんと30年以上もの活動暦を誇る、30代から60代まで幅広い選手層を抱える難敵チームだ。
これまでと違った未知数の対戦相手だけに、先の読めない試合展開となりそうだが、両チームの平均年齢とこの日の気温を考えると、サバイバル戦になることだけは避けられそうもない。
すでに汗まみれなドリーマー達は、相手ベンチの様子もさることながら、二子多摩川の一戦よりも、夜の京都での一戦に懸けた古賀のツイッターの様子も伺いながら、試合開始を今かと待った。
と、ここで、裏南ちゃん候補生から、この日の先発オーダーが発表されると、ドリームスベンチにどよめきが起こる。
なんと、先頭打者かつ先発ピッチャーにタケヒロが入り、のっけからまさかの選手起用を見せるドリームス。
前回の試合で、DHだと調子が出ないなど軽口を叩いたことで、あえて起用に踏み切ったとみられるが、本家久保田の歯軋りが聞こえてきそうな、なんともサプライズな起用となった。
その他、汚名返上に懸ける仮田代や、勘違いにも程がある?午前11時から、またまた「おお散歩」にて、多摩川の河川敷を堪能し過ぎて試合前から千鳥足を見せる大島など、まさにオヤジの一挙手一投足に注目が集まるラインナップが組まれた。

   

■S-CUP
=STARTING ORDER=
 1 P / MSK TAKEHIRO
 2 2B / KAKUTA
 3 SS / INAMURA
 4 LF / IHASHI
 5 3B / UMEGAWA
 6 1B / OGAHARA
 7 CF / OSHIMA
 8 C / KARITASHIRO
 9 DH / HOSHI
10 RF / KUBOTA
11 DH / NOZAKI

    

1回の表、先攻はドリームス。
ベンチの声援を背に、草野球界の打出の小槌「ビヨンドマックス」をしかと握リ締めたタケヒロが、意気揚々とバッターボックスに入る。
サプライズ起用への意気込みの表れなのか、はたまた藁にもすがる思いなのかは当人以外知る由もないが、掟破りのバットを手にした一打は、あえなくファーストゴロに終わり、掟を破ることなく凡退を喫する。
続いて2番打者として、セカンドの守備も板に着き始めてきた角田が打席に入る。
すると、未だ今シーズン僅か1安打と、何気に打撃不振に陥っている角田だが、この打席で、ベンチをあっと言わせるまさかの一打を放ってみせる。
相手ピッチャーが投じたボールを鋭く打ち返し、打球が外野の間を転々と転がる中、土煙と汁を撒き散らしながら、元新田恵理ファンのオヤジが必死の形相でダイヤモンドを駆け回る。
ベンチが総立ちで迎える中、最後は息も絶え絶えにホームに辿り着くと、見事先制点となるランニングホームランを放って見せたのだ。
いきなり、初回からボルテージが最高潮に達する青空ドリームス。
すると、なでしこに続けとばかりに、稲村、伊橋が連続ヒットで出塁し、追加点のチャンスを作ってみせたが、続く梅川、小河原があえなく凡退に倒れ、結局、初回の攻撃は1点で終わったものの、宴会部長のビールが進む一打によって、ドリームスにとっては、これ以上無い幸先良いスタートを切ってみせた。

その裏ドリームスの守りには、サプライズ登板となったタケヒロがマウンドに向かう。
今回のサプライズ起用が、吉と出るのか凶と出るのか、皆の注目が集まるマウンドだったが、いきなり3連打を浴びてあっさりと逆転を許し、苦しい立ち上がりを迎えてしまう。
更に1死後、相手5番打者に本塁打を献上するなど、いつ以来の先発登板だったのか思い出だす間もなく、初回に4点を奪われてしまうMSKタケヒロ。
2回に入っても、決してボール自体は悪くないのだが、追い込んだ後の甘いボールを見逃さずに打ち返す、年季の入った新宿ブンブン打線に捕らえられ、4連打を喫するなどしてこの回も3点を失う。
結局、2イニングを投げて7点を失ってマウンドを降りることとなり、タケヒロにとっては、ちょっぴりほろ苦い、久々の先発登板となってしまった。

続く3回からはタケヒロの後を受けて小河原がマウンドに登り、そのピッチングに期待が寄せられたが、好球必打でコンパクトに打ち返す見事な攻撃で歴史の重みを見せつける新宿ブンブン打線を止めるには至らず、更に2点を失うと、1対9の大量リードを許したまま序盤の3回を終えた。

一方のドリームス打線は、4回表に伊橋、梅川の連続タイムリーで2点、5回表にも、久保田のタイムリーヒットが飛び出して反撃を見せたものの、5、6回裏でそれぞれ1点づつを奪われると、そのまま押し切られ、結局、4対11と水をあけられたままゲームセットを迎えることとなった。

DREAMS|  1 0 0 2 1 0 0 | 4
BUNBUN| 4 3 2 0 1 1 × |11
詳しい結果はこちら

これで、今シーズン7戦して6敗目を喫してしまった青空ドリームス。
初回、角田のホームランで勢いづくかと思われたドリームス打線だったが、その後の得点機であと一本が出ず、ゲームの流れを掴みきれなかったのが悔やまれる。
一方、猛暑を想定して継投策で挑んだ投手陣も、それぞれ持ち味を発揮した投球を披露したものの、新宿ブンブン打線の安定した攻撃を凌ぐことができず、失点を積み重ねるに至ってしまった。
結局のところ、チーム歴即ち、試合経験の差と言ってしまえばそれまでなのだが、点差ほど、ゲーム内容は開いていなかっただけに、新宿ブンブンチームの試合巧者振りが際立つ試合であったとも言えよう。

それでも、選手達は猛烈な暑さの中で懸命に戦い、充実したプレーも見せてくれていた。
中でも、2度の骨折を乗り越えて、今シーズンから打撃専任ながら実戦復帰を果たしている星が、特大の3塁打を放って、実に4年10ヶ月振りとなるヒットを記録すれば、4番の伊橋は3安打の固め打ちで猛打賞の活躍を見せ、そして極めつけは、なんと言っても初回に飛び出した角田のまさかのランニングホームランだ。
最近では、すっかりお笑いプレーヤーへと転向し、グラウンドで宴会芸を磨いているものと思いきや、元メジャーリーガーかと見間違うほどの、打撃と走塁を披露し、久々にお笑いプレー以外でグラウンドを沸かせて見せた。
一方、お笑いプレーヤーの地位を着々と固める動きを見せたのが大島だ。
もはや時計すら眼中に入らないのか、それとも、はやる気持ちを押さえきれなかったのか、既に午前中に、幸せオーラをまとって二子玉川駅に降り立つと、一人プレハブ小屋でビールを煽って、試合前から多摩川河川敷を満喫していたかと思えば、打っては、避けたはずの頭にデッドボールが当たる意味不明な珍プレーを披露し、守っては初回をプレーしただけで体力の限界に達して自らベンチに引っ込むなど、毎熊のポジションを脅かす数々のプレーを連発していた。
更には、稲村がお笑い部門への色気を見せるプレーを披露してみたり、仮田代が3打席凡退に沈んで、仮田代のまま試合を終えるなど、大敗にも関わらず、見せ場だけはテンコ盛りのまさに熱き一戦であった。

   

   

   


1回表、先制となるランニングホームランを放つ角田選手

   


ホーム生還後、別人の様にイッた表情を見せる元おニャンこファンの人

   


先発のタケヒロを見守る星選手。この後、4年10ヶ月振りのヒットを放つことに

   


前回と打って変わり、湯気ではなく土煙を上げて激走を見せる伊橋選手。この日は3安打猛打賞の活躍を見せた

    


最近やたらアグレッシブな走塁を見せる久保田選手。この日も適時打を放った後にニ盗を決める。
え?まさかの盗塁王狙い?!

   

尚、裏南ちゃんオーディションの合格を目指して奮闘中のカーリー柳澤嬢だが、最終審査となったこの日も、見ず知らずのチームのベンチに勝手に押し入ってみたり、心のこもらない声援をドリーマー達に送るなど、安定したパフォーマンスを披露し、審査員にその実力を見せつけていた。
課題であったスコアラーとしての働きぶりも、なんとか及第点をクリアし、ギリギリながら、ほぼ合格を手中に収めたかと思われていたが、あろうことか、対戦相手のチーム名を間違えるという、なんとも手痛いミスが発覚し、再オーデションを余儀なくされている。
今回お手合わせいただいた新宿ブンブンチーム様には、この場を借りて、お礼とお詫びを申し上げたい。
そんな訳で、もはや、水着審査での突破しか道は残されていないのか?
次戦が何カップとなるのか、こちらも注目の的となりそうだ。

   

   

これで、ドリームスはシーズン前半を消化し、チームはこの後約1ヶ月半のサマーブレイクに突入する。
負けが混んできた割には、妙に試合内容だけは充実してきており、勝利の兆しも垣間見えるようになってきたので、後半戦を楽しみに待ちたい。
その間、選手達には、昼夜を問わないオヤジライフの更なる充実を図ってもらい、次戦のグラウンドで、是非ともその成果を発揮して欲しいところだ。

   


マネージャーオーディシヨンを審査中のなんちって監督

   


なかなか本名を取り戻せない仮田代選手(左)と、午前中から飲み続けて、少々お疲れの大島選手(右)

   


次回の再オーデションに向けて衣装を選ぶ、裏南ちゃん候補生。

  

  

   

Next Schedule

DATE : 2011/09/10(sat)
TIME : 11:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku
&
Shibuyaku side E

  

   

  

  

See you September

     

  

16日(土)試合決定!

16日(土)に行われる試合の対戦相手が決定し、球団から発表された。
チームとしては初の試みとなる、対戦募集の告知を関連サイト通じて行ったところ、相手を申し出てくれる球団が現れ実現に至ったようだ。

全く未知数の対戦相手だけに、試合の行方が予想できない戦いとなりそうだが、現時点では、30代から60代までの幅広い年代の選手を抱えるチームとの情報が入ってきており、まさにオヤジ同士の熱き戦いとなりそうだ。
ただし、当日の気温が高温になるとことも予想されており、こちらの熱さでダウンしないよう、両チームには充分注意して戦って欲しい。

  

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E
vs Shinjuku Bun Bun

 

  

  

続いて、7月3日(日)に行われた日焼け練習の写真レポートをどうぞ。

   

   

   

ということで、週末は熱中症対策もお忘れなく!

   

青スポ編集部

   

6月25日(土)J-CUP? 対JASRAC戦

激闘のKAC-CUPから早3週間。
聖地二子多摩川に戻ってきた選手達は、JASRACチームを相手にレギュラーシーズン再開となる一戦を迎える。
ところが、数日前から天気予報は雨マークを示し続け、試合当日を迎えてもなお降水確率が下がる気配すらなく、ナインはやきもきした気持ちを抱えたまま、それぞれ二子多摩川へと向かった。
まさにこの日の試合を暗示しているかのようにグラウンドへ暗雲が垂れ込む中、人知れず参加を表明し、人知れず直前に参加を辞退した園田を除く11名のドリーマー達と2名の女神が、シーズン開幕戦以来となる二子多摩川グラウンドに勢揃いした。

   

   

トリプルヘッダー以来の交流を暖めながら、激闘の余韻が残る体を動かし試合に備える選手達。
そんな中、話題が今後のスケジュールの確認に及ぶと、グラウンド担当の久保田が口をついた。
「あえて8月はグラウンド取らなかったから!」
聞き捨てならないセリフに、己の耳を疑い絶句するナイン一同。
今年に入って全てのグラウンド抽選を外しまくっているオヤジが発したまさかの一言に、辺りは一気に脱力感に包まれた。
そんな、およそ試合前とは思えない空気と天気がグラウンドを支配する中、果たして試合と成りえるのか、ともかくもプレイボールが告げられると、ドリームスの先攻でゲームが開始された。

この日のドリームスは、いつもの予想と違って意外なラインナップでJASRACチームに挑む。
試合前の空気を察してなのか、あえて1番指名打者に久保田を起用し、そして2番に大島が入るなど大胆な布陣を引き、先発マウンドには久々となる小河原を送って、守備を固めて戦いに臨んだ。
   

■J-CUP
=STARTING ORDER=
 1 DH / AET KUBOTA
 2 CF / OSHIMA
 3 3B / UMEGAWA
 4 LF / IHASHI
 5 SS / INAMURA
 6 C / KARITASHIRO
 7 1B / KOGA
 8 P / OGAHARA
 9 2B / KAKUTA
10 DH / TAKEHIRO
11 RF / IKETANI

   

1回の表ドリームスの攻撃。
昨シーズンの対戦時よりも遥かにパワーアップした速球をミットに投げ込み、一気にグラウンドの空気を変えてみせるJASRACバッテリーに対して、AET久保田が人生初?の先頭打者で打席に入る。
すると、1番打者の感触を味わう間もなく、たちまち追い込まれてしまい、次のボールも久保田のバットが虚しく空を斬った。
まさに、あえて三振か?とベンチが突っ込もうとしたその瞬間、ボールはキャッチャーミットからこぼれてバックネットを転々と転がっていく。
それを見て慌てて久保田が走りだすと、まんまと1塁陥れ、よもやの振り逃げで出塁を果たしてベンチを沸かせてみせた。
あえて振り逃げを狙ったかどうかは、もはや知る由も無いが、更に調子に乗って大胆にも盗塁を試みると、なんと2塁まで陥れ、あろうことか先制のチャンスを演出し、先頭打者の役目を見事に果たしてみせるAET久保田。
この勢いで先制点を奪わんとするドリームスであったが、結局、後続が凡退に倒れ、初回の攻撃は残念ながら無得点に終わった。

その裏の守りには、小河原が久々となる先発マウンドに登る。
すると、いきなり先頭を歩かせてしまい、これまた久々のセカンドで硬くなったのか角田のエラーも飛び出すなどして、早々に1点を失ってしまう。
続く2回の守りでも、四球とエラーが重なって2点を奪われ、ゲーム序盤からリードを許す苦しい試合展開となっていく。
一方、反撃を見せたいドリームス攻撃陣だが、相手投手から繰り出される速球と、時折混ぜてくる変化球に完全に翻弄され、あれよあれよと三振の山を築きあげるばかり。
2回の攻撃では、先頭の稲村が振り逃げで出塁したものの、後続が皆三振に倒れ、なんと1イニング4三振を献上する不名誉な記録を樹立すると、続く3回にも三振を連発し、遂には6者連続三振を喫してしまうなど、相手バッテリーに完全に封じ込まれ、オヤジのバットはウィンナー並に縮こまっていった。
それでも先発小河原が粘りの投球で相手の攻撃をなんとか4失点に凌いで味方の反撃を待ったものの、その後の打線は辛うじてヒットを打つのが精一杯の様子。
結局、試合終盤まで相手投手の鋭いピッチングに手も足も汁も出せないまま、あっという間に7回まで進み、完封負けを喫して試合を終えた。

DREAMS| 0 0 0 0 0 0 |0
JASRAC | 1 2 0 1 0 0 |4
詳しい結果はコチラ

    


この試合で2三振を喫した下田代改め仮田代選手。

   


こちらは三振に倒れて、背中から湯気を出している様子の伊橋選手。

  

実に7イニングで14もの三振を相手バッテリーに献上し、為す術無く完敗を喫したドリームス。
特に2順目に入ってからも三振を連発するなど、同じ過ちを繰り返してしまうオヤジの悪い癖を露呈し、今シーズンの不調を象徴するような打撃となってしまった。
起爆剤?として、あえて1番で起用した久保田も、初回に振り逃げでベンチを沸かせて、殿堂入りよりも前に世田谷区のブラックリスト入りを果たしている片鱗を見せつけたものの、残念ながら得点には繋がらず、その後の打席は凡退に沈んでいる。
その他の選手達も何度か塁上を賑わせたものの、稲村のまさかの2盗失敗に象徴されるように、貴重な得点機をモノに出来ず、最後まで淡白なプレイに終始した。

一方、新布陣で臨んだ守備では、先発小河原が粘着力の増した投球で6回を投げきれば、エース梅川も復調の兆しとなるピッチングを披露し、更に外野の悦びを知ったレフト伊橋に至っては、まるで登り棒の虜になった小学生の如く、無駄に強肩を見せつけては快感に浸るなど、気持ちの入ったプレイを見せてくれた。
ただし、大島、池谷の新外野コンビに限っては、分泌液で帽子を濡らすだけでは飽き足らず、だらしない下半身を見せ付ける禁断プレーを揃って披露するなど、こちらはR指定のプレイを連発していた。
いずれにしても、得点を奪わないことには勝利も叶わない訳で、次戦以降でのドリームス打線の奮起を促したいところだ。
尚、あまりの試合展開の早さに7回の規定回数を経た後、8回のエキストライニングを消化して試合の方は終了している。
また、この日は新人マネージャーのオーディションを兼ねた試合となるはずだったのだが、ただ単に「K」の字が綺麗に書けるように上達しただけだったので、次戦、水着審査と併せて再オーディションを行うとの情報もあるようだ。

   


ひたすら「K」の文字書きを練習する両マネージャー。

   


あえて内野ゴロを放つ久保田選手。

   


見事に盗塁を失敗し、徐々に空気を読まないプレーが身についてきた稲村選手。

       


味方ベンチから繰り出されるハートのこもった声援に、思わずキレてみせる古賀選手。

   


汁だくのキャップを見せつけるR指定の2選手。

      

    

試合終了後、ドリムースンナインは室内練習場に場所を移して、アルコールシャワーを浴びながら、いつにも増してハードなトレーニングに精を出した。
特にチーム考案の下田代五段活用トレーニングでは、高い負荷でもって腹筋を集中的に鍛えていたようだ。
全てのメニューを消化し練習を終えると、声を枯らした選手達は、加齢臭以上のネギ臭を漂わせながら、帰路へと向かっていった。
次戦こそは、仮田代の汚名を返上し、オナ田代の称号を目指す戦いで、必ずや勝利を我々に届けてくれることを期待したい。

   

  

   

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E

   

   

   

   

6月4日(土)第3回KAC-CUP(後編) 対FIREBALL戦


<<第3回KAC-CUP(前編) 対SWEET FANG戦

大会初参加となる「第3回KAC-CUP」の第2試合に登場し、苦戦の末に初戦初勝利を飾った青空ドリームス。
続く第3試合に勝った時点で優勝を決めることが出来るのだが、まさに言うは易し行なうは難し。
対戦相手となるFIREBALL チームは、第1試合で10対0と圧倒的な実力差を見せつけて勝利しており、第2試合が行われている間に充分休養も取るなど、準備万端な状態で第3試合を迎えようとしている。
一方のドリームスは、直前の試合で負けゲームをオヤジの意地でなんとか引っくり返して勝利したものの、第3試合を控えるベンチは、さながら野戦病院の如く疲労困憊で倒れこむ選手が続出し、大きなハンデを抱えて戦わなくてはならない。
果たして、この圧倒的不利な状況を覆して、見事大会初参加で初優勝を飾ることが出来るのか、西日が強まってきたグラウンドで、事実上決勝戦となる闘いが、いよいよ始まった。

■3rd Match
=STARTING ORDER=
 1 C / SHIMOTASHIRO
 2 LF / KAKUTA
 3 SS / INAMURA
 4 2B / IHASHI
 5 3B / OGAHARA
 6 CF / OSHIMA
 7 P / UMEGAWA
 8 DH / MAIKUMA
 9 DH / KOGA
10 1B / TAKEHIRO
11 RF / IKETANI

前の試合から布陣を大きく入れ替えて決戦に臨んだドリームス。
一方のFIREBALL チームは、事前のチェックで、ドリームスナインを震え上がらせていたエースと思しき投手をマウンドには送らず、余裕の表れなのか、はたまたドリームスベンチの単なる思い違いなのか、予想に反してノーマークの左腕投手がマウンドに上がる。
   
初回表はドリームスの攻撃。久々の対戦となる左腕投手に戸惑ったのか、3番稲村が四球で歩いた以外は、全てセカンドゴロに打ち取られ、あっさりと初回の攻撃を終えると、FIREBALL はその裏の攻撃で、早くも実力の片鱗をドリームスに見せ付ける。
先発の梅川が、いきなり先頭打者にヒットを打たれると、続く打者には四球を与えてしまい、3番打者にはいとも簡単に長打を喫して早々に2点を奪われる。
更に4番にも連続ヒットを打たれて、尚も苦しい場面が続くかと思われたが、ショート稲村との牽制プレーが見事に決まり、相手の機先を制して2失点のまま、なんとか初回を切り抜けてみせた。
しかし打線の方が、味方の好守備に中々応えられず、得点の気配すらなくイニングだけが進んでいく。
そんな中、古賀の放った打球を巡って、ちょっとした勝負の綾となるプレーが生まれる。
3回表ドリームスの攻撃で、先頭の9番古賀の放った当たりはショートへのゴロ。これを相手ショートが処理をもたつく間に古賀が懸命に走って1塁を陥れた。
このプレーに関して、FIREBALL サイドはショートのエラーと記録したようだが、一方の、母なる眼差しでオヤジ達を見つめるドリームススコアラーの判定は内安打。
公式記録員を置かないミニ大会ゆえに、記録の判定は各チームのスコアラーの判断に委ねる他ないのだが、このジャッジが、後の勝負に大きく関わってくることになる。
いずれにしても、この回も後続が倒れてドリームスの攻撃は無得点に終わる。
一方、FIREBALL は攻撃の手を緩める事なく、ドリームス守備陣を追い詰めてくる。
ドリームスは、2回にも1点を失うと、3回にはセンターオーバーのホームランが飛び出すなど3点を奪われ、先発の梅川がこの回での降板を余儀なくされる。
後を受けた小河原も4回に1失点、5回には、不運な当たりもあったとはいえ、5安打2死四球与えて1死も取れないまま一挙7点を献上するなど、焼豚もとい火だるまと化した。
6回には久々となるタケヒロがマウンドに上がり、猛打のFIREBALL 打線を三者凡退に退けるまさかの投球を披露したものの、打線の方は相手の堅守と好守に阻まれてゼロ行進のまま、6回を終了して0対14の圧倒的大差をつけられ、最終回ドリームスの攻撃を残すのみとなった。

すると、最後の守備に就くFIREBALLナインに、妙な緊張感が漂いだす。
そう、彼らの記録の上では、未だ四球と失策しか与えておらず、この最終7回でドリームスにヒットが出なければ、ノーヒットノーランを達成して、優勝に花を添えることになるのだ。
それを察したドリームスベンチは、勝利が叶わないまでも、せめて一矢を報いるべく最後の攻撃を2番角田からの好打順に託す。
すると先頭の角田がチームの期待に応えて四球を選んで出塁を果たし、にわかにドリームスベンチも盛り上がりを見せる。
しかし、続く3番稲村がライトフライに打ち取られ1死1塁となってしまい、次に、腱鞘炎になるまでバットを振り込んできた4番の伊橋が満を持して打席に入る。
球場の誰もが一投一打に注目する中、伊橋のバットから放たれた打球は無念にもファーストへのゴロ。
この間に角田が2塁に進塁したものの、これで2死となりノーヒットノーラン喫するまで、残すはあと一人となった。
バットを叩きつけて悔しがる伊橋と入れ替わって、最後の打者になるのか、小河原が打席に歩みを進める。

元はといえば、チームの不振に刺激を与えてみようと、なんちって監督の小河原の発案で急遽参加を決めたこの大会。
二子多摩川を遠く離れての遠征に加えて、初めての1日2連戦でもって、ここまでドリーマー達は精一杯のプレーを見せてきた。それだけに今シーズン初勝利を飾っているとはいえ、このままノーヒットノーランの屈辱を味わって終わるのと、一矢報いてオヤジの誇りを見せて終わるのとでは、同じ敗戦でもまるっきり意味が違うことを小河原は誰よりも感じていた。
更には、前の打席で会心の当たりを好守に阻まれた悔しさと、そして何よりもチームメイトの願いを一心に背負って打席に入る。
グラウンドの視線が左打席のバットに注がれる中、小河原が相手左腕の投じたボールを鋭く振り抜くと、打球はライト線方向に向かって飛んでいく。
まさに、チームの思いが乗り移った一打は、そのままライト脇へ落るヒットとなり、グラウンドにドリームスの歓声とFIREBALL の溜息が入り混じる中、2塁ランナーの角田がホームベースを駆け抜けて、ノーヒットノーランはおろか完封負けをも阻止する貴重な一打となって、オヤジ達のささやかなプライドを示して見せた。
その後、大島が四球で出塁したものの、最後は梅川がライトフライに倒れてゲームセットを迎える。
1対14の大差で敗れて優勝は逃したものの、最後の最後で、臭わんばかりのオヤジ達の意地と執念と汁が凝縮された1点を返して第3試合を終えた。

DREAMS  | 0 0 0 0 0 0 1 |  1
FIREBALL| 2 1 3 1 7 0 ×|14
※詳しい結果はウェブスコアブックでどうぞ

  

  

   

初の連戦となった第3試合は、圧倒的な実力差の前に敗れ去ったものの、選手たちは疲れた体に鞭打って、最後まで集中を切らす事無く戦い抜いた。
西日の影響を受けて外野の守備が思うようにならず、ことごとく失点に繋がった不運もあったが、それでもライトを守った池谷などは、第2試合の汚名を返上するパフォーマンスを披露するなど、好プレーも随所に見られた。
20~30代を中心とする出場チームの中にあって、アラフォー世代の粘りっこさを示し、大いに健闘した2試合であったと言って良かったのではないだろうか。
最終成績は、断トツの実力差を誇った2戦2勝のFIREBALLが優勝を果たして賞品のノックバットを獲得し、ドリームスと激戦の末に敗れたSWEET FANGは2敗を喫して惜しくも3位に、そして、乳酸を出しまくった青空ドリームスは1勝1敗として2位に入り、賞品の左用ヘルメット4個を見事獲得した。
試合後の閉幕式では、表彰と記念撮影が行われ、お互いの健闘を称え合って、延べ6時間に渡って開かれた大会は無事終了を迎えた。
尚、ドリームスは賞品となった左用のヘルメット1個を、激戦を交わしたSWEET FANGチームに進呈したとの話が伝えられている。   

いつも、濃い目の1試合がやっとのオヤジ達にとって、初めてとなる1日2連戦は、足腰が立たなくなるほどのハードプレイを強いられることになったが、大会の緊張感や未知なるチームとの対戦など、いつもとは違ったシチュエーションに大いに刺激を受け、初の大会参加は一味違った充実感を味わうこととなった。
改めて大会関係者の皆様と、対戦いただいたチームの皆様にお礼を申し上げたい。
球団としても、今後も機会があれば、こういった大会へ積極的に参加していきたいと考えているようだ。

尚、主催者より大会の模様が動画化されていたので紙上にてご案内。
2:06辺りからドリームスが登場します。

   

初めての大会参加は見事?2位に終わった青空ドリームス。
しかし、この日は、これで全てが終わった訳ではない。
ダブルヘッダーならぬトリプルヘッダーが組まれており、まだまだ勝負は終わっていなかったのだ。
ドリームス一行は早々にグラウンドを後にすると、3試合目が行われる本日最後の遠征地、大和へ向かった。

    

この日の最後を締めくくる戦いの場は浜焼市場大和店。
ドリームスは、ここで海の幸を相手に最後の一戦を交える。
乾杯の掛け声と共に、グラウンドがビールで潤うと、早速、先頭打者から容赦ない攻撃をドリームスナインにしかけてきた。
相手のラインナップはご覧の通り。

■Last Match
=STARTING MENU=
  1番 ショート / いかの塩辛
  2番 セカンド / 浅漬け盛り合わせ
  3番 ピッチャー / 生しらすの刺身
  4番 ファースト / アオリイカの刺身
  5番 キャッチャー / しらす掻揚げ
  6番 サード / チャーハン(じゃこ、タコ)
  7番 DH / 天丼
  8番 ライト / なめろう(鯵、鰹)
  9番 センター / 金目鯛の刺身
10番 レフト / あさりのガーリック炒め

あまりの相手強力打線の前に、悶絶する他ないドリームスナイン。
オヤジの疲れきった体を、冷えたビールと、新鮮な魚介がこれでもかと攻め立て、やがてダウンを喫する選手も現れ始める。
グラウンドにチームが集まった午前12時前から、気づけば既に午後9時となっていた。
実に9時間以上に渡る初のトリプルヘッダーは、オヤジの全てを完全に出し切ったところで、遂にゲームセットを迎える。
かくして長くも充実したドリームスの1日がようやく終わった。
   
選手の皆さま、本当にお疲れ様でした!
次回のJ-CUPもお楽しみに。

<<第3回KAC-CUP(前編) 対SWEET FANG戦

    

Next Schedule  ~

= J-CUP =
DATE : 2011/06/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D
vs JASRAC

   

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E