10月27日(土)対一番星戦

過去何度か対戦の噂や話があったものの、立ち消えになったり雨で流れてしまったりと、なかなか試合まで至らなかった夢のカードが、遂にこの日、実現することに。
一昔前なら、巨人対阪神戦をも凌ぐ宿命の対決であったと言っても過言ではなかったが、今となっては、両チームを取り巻く環境も目まぐるしく変わり、むしろ紆余曲折を経て、生き残った者同士にしかわからない、いわば感慨深いものが入り混じる念願の対戦となった。

    


東西揃ったオヤジ二人と、その後ろで不敵な笑みを浮かべて意気込みを見せる赤堀選手

  


ドリームスベンチに乱入する虫取りに来た親子連れ

  

そんな訳で、くしくも似たようなチームの変遷を辿り、既にかつての看板を下ろして独自のチームカラーを築いている両チームではあるが、とはいえ、やはりそこは「タワーレコード」と「HMV」のDNAを受け継ぐチーム同士の対戦であることに変わりは無く、いざ試合が始まれば、両チームのプライドがぶつかり合う闘いになることは必至?
かくして、今後の音楽業界の行方を占うかもしれぬ?代理戦争思しき一戦が始まった。

 

  = STARTING ORDER =

  1 1B / Takehiro
  2 C  / Inamura
  3 SS / Ihashi
  4 2B / Akahori
  5 RF / Shimotashiro
  6 3B / Ogahara
  7 DH / Maikuma
  8 CF / Kakuta
  9 P  / Umegawa
  10 LF / Nozaki
  11 DH / Sakurai

 

初回先行の攻撃はドリームス。
するといきなり、先頭のタケヒロから、稲村、伊橋、赤堀の4者連続ヒットであっという間に2点を奪い、世紀の一戦に懸ける意気込みを見せつける。
一方の一番星チームも、後続を打ちとってドリームス打線の勢いを封じると、その裏の攻撃ですぐさま1点を返して反撃の姿勢をみせる。
続く2回に入っても両チームの熱い攻防が続く。
2回表、ドリームスが1点を追加して更に点差を開いてみせると、その裏、負けじと2点を奪ってすかさず同点にしてみせる一番星チーム。
まさに序盤から、お互い一歩も引かない、宿命の対決に相応しい手に汗握るゲーム展開となった。
果たして、どういう形で雌雄を決することになるのか!?
緊張感がグランドを包む中、試合は中盤に進む。

  


初回、先頭のタケヒロから猛打を見せるドリームス打線

  


センター前のゴロを、腰を落として膝をついた万全の捕球姿勢にも拘らず、ものの見事に後逸し、言い訳をしながらベンチに戻ってくるオヤジ

  


4番復帰の起用に見事に応える打棒を見せた赤堀選手

  

先に崩れたのはドリームス。
4回裏、ここまで粘りの投球を見せていた梅川が3点を失うと、続く5回からリリーフ登板した小河原も一番星打線に捕まり、更に3点を奪われて一気に点差を広げられる。
一方、序盤で見せた猛打は何処へやら、相手投手の安定したピッチングに3回以降はスコアボードに0が虚しく並び、ドリームス打線が完全に沈黙すると、そのまま試合は速いテンポで流れ、3対10の大差を許したまま、なんと8回表のドリームスの攻撃までイニングが進む。
すると、例によって最後の悪あがきとばかりにドリームスが最終回に1点を返して辛うじて意地をみせたものの、終わってみれば一番星チームの大勝にてレコ屋対決の幕が降ろされることとなった。

 

AOZORA DREAMS|21000001| 4
ICHIBAN  BOSHI |1203310×|10
※詳しい成績・結果はコチラ

  

  


精彩を欠いたプレーのみならず、謎の行動も目立ち始め、GM解任も噂される角田選手

  


8回の攻防まで突入した世紀の一戦ではあったが…

  

これで今季5戦して4敗となってしまったドリームス。
序盤こそライバルチーム?を相手に接戦を繰り広げて勝利の期待を抱かせたものの、勢いがあったのは初回先頭からの4連打のみで、その後、打線が完全に中折れ状態に陥ると、守備陣もあとちょっとの我慢が出来ずに失点を積み重ねたあげく、辛うじて最終回に1点を返してフィニッシュを迎えるという、まるでオヤジが夜のベッドで披露するプレイを、身を持ってグランドで体現したかのような試合を露呈してしまった。
そんな訳で、ここ最近は、すっかりダメオヤジを地でいくように低調な試合が定番化しつつあり、加齢による衰えに加えて、あらゆるレスポンスの低下も目立ち始めるなど、チームとしても倦怠期に入った感は否めない。
勝利の美酒の味を忘れてしまったオヤジ達の悩みは想像以上に深いかもしれない。
いずれにせよ、この先、何かしらの打開策を模索していくのか、それともこのまま流れに身を任せていくのか、揺れるオヤジ心が試されるシーズン終盤となっていきそうだ。

  


オヤジ達の悩みは深い?

  


処女説も飛び交う中、生涯初のモテ期が突如訪れ、草野球どころではなかったと妄言を吐く柳澤マネージャー

  

いよいよ次戦が今季最終戦となるドリームス。
ファンとしては、悩めるオヤジ達の活路を見いだす試合になることを願ってやまない。
そんな中、今回の一番星戦では、今シーズン復帰を果たした赤堀が久々となる4番で成績を残せば、柳澤マネージャーに自称モテ期が訪れるなど、明るい兆しも見られたことから、来シーズンに向けて、今季最終戦を締めくくるに相応しい活躍を、ドリーマー達には是非とも期待したい。

  

~ Next Schedule ~

= 2012 SEASON FINAL GAME =
DATE : 2012/12/15(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side B
vs Sockets

  

 

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