青空スポーツ新聞 10月31日対ヒッターズ戦

 下パチ足

いよいよシーズンも大詰め、チーム、各選手の課題も明確になり、いかに克服して勝利に結び付けられるか、それらを試す絶好の相手であろうヒッターズとの対戦。雨天中止続きで何度も流れた試合が、ようやくこの日に実現した。
早朝の六郷土手集合にも関わらず、新調のユニフォームに身を包んだ下田代を筆頭に、準備万端のドリームスナイン。ライバル?チーム相手に連敗脱出となるか、注目の一戦となった。

2009.10

初回先攻のドリームス、先頭の稲村がいきなり二塁打で出塁し得点機を演出するも、後続が3者連続でピッチャーゴロに倒れまさかの無失点。一方その裏の守りでは、先頭打者に安打を許した後二死まで漕ぎ着けるものの、暴投で先取点を与えると後続に適時打も許し、初回に2点失う悪い流れの立ち上がりとなる。続く2回の守りでも連続安打を許し3失点を喫すると、更に角田が前回痛めた太ももを、守備の送球時に悪化させ、この回で無念のリタイアとなるなど、完全に自分達のペースを掴めないまま序盤を終えた。
反撃を見せたのは4回。四球の稲村を三塁に置いて、梅川が適時打を放ちようやく1点を返し、これで勢いに乗れるかと思われたが、続く4,5回の守りでヒットとエラーを絡めて失点を重ねると、打線が5回を終わって僅か3安打に抑えられるなど、10対1と一方的なゲーム展開に終始する。
しかし、転んでもタダでは起きないのがドリームス。6回の攻撃でようやく打線が粘りを見せる。1死後下田代がヒットで出塁すると、小河原もヒットで続き、梅川が倒れたものの、古賀、楠見の連続安打で2点を返す。更に追加点のチャンスで大島を迎え一気にムードが高まったが、打ち損じであえなくキャッチャーゴロに倒れて反撃もここまで。
スピーディーなゲーム展開で、7回フルイニングを戦ったものの、10対3で破れ、これで3連敗となり、今シーズンの戦績を1勝4敗とした。

相変わらずの貧打に、12失策という守乱では、敗戦も致し方のないところ。
特に初回の無死2塁から3者連続ピッチャーゴロに倒れ、自分達で悪いリズムを招いてしまったのが悔やまれる。その結果、裏の守りで、2死から粘りきれずエラー絡みで失点を許すと、ますます悪い流れにはまってしまい、以降、守備では積極性を失い、打撃では焦りを生み出すなど、悪循環に陥っていってしまった。
実力不足と言ってしまえばそれまでかもしれないが、終盤、連続安打で得点を返したように、一度流れに乗ると、勢いがつくチームだけに、いかに序盤で自分達のリズムを作れるかということが、今後の試合の鍵となりそうだ。

いよいよ、今週末にシーズン最終戦を控えなんとか連敗を脱出したいドリームス。果たして勝利の美酒に酔いしれることができるのか?どうも、ゲーム終了後から調子の上がる選手が多いので、初回からエンジン全開のプレーを期待したいところだ。
本紙予想の最終戦予想オーダーは以下の通り。

■11月7日予想オーダー
1.1B/古賀
2.SS/伊橋
3.P/小河原
4.C/稲村
5.LF/下田代
6.RF/楠見
7.3B/梅川
8.2B/久保田
9.CF/大島
10.DH/園田

なお、試合終了後に太ももを痛めた角田選手のDL入りが球団から発表された。今のところ最終戦の出場は未定。
当面は、アルコールの投薬による治療に専念すると見られている。
また、青空ドリームス恒例の年末ファン感謝イベントの概要も発表された。今年は往年の名プレーヤーの勇姿が見られるかもしれないドリームマッチを企画しており、ファンならずとも待ちきれないイベントとなりそうだ。詳細は改めて発表されるとのこと。

屋形祭り、ミステリーツアーに続く第3弾、夢のグランプリマッチ企画!
日時:12月26日(土)  13:00-15:00
場所:二子玉川 渋谷区グランドA面
お問合せ先:青空ドリームスイベント事業部

= 青スポ編集部 =

One Comment

  1. かくp より:

    パチ朗太先生は、間違いなく2009年のMVP(Most Valuable パッツァン)だな!

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