新GMの入籍が発覚!

今シーズンから、前任のなりすましGMに成り代わって、その職責を果たしている稲村新GMだが、なんと、この春に極秘入籍していたことが本紙の取材によって明らかになった。
試合後に行われるミーティングで、チームの勝率や自身の打率よりも、マイホームのローン金利の利率に高い興味を示す稲村に対して、不審に思った本紙記者が追及したことで発覚。
今シーズン、にわかにチームスケジュールの充実振りが伺えるのも、そういった稲村の私生活の変化が、GMとしてのモチベーションを高めることに繋がっていると思われる。
尚、球団としては、新GMの入籍を祝して、プロテクターかビヨンドマックスの購入を検討しているとのこと。
ただし、その購入資金の捻出には、チームの運営資金を巡る一連の不正経理疑惑?を解明する必要もあることから、結局のところ、GMとしての手腕が問われることにもなりそうだ。


入籍していたことが発覚した稲村新ジェネラルマネージャー

  

一方、チームのセックスシンボルとして今なお君臨し続ける毎熊だが、ここへきて身辺整理を図り、随分と下半身が身軽になったことが明かになった。
冷え切った日中関係の改善を図るべく、日々、中国語系のSNSサイトを駆使しながら、親善大使として、文字通り日中を股にかける友好活動にいそしんでいるとみられている。
パンダ外交ならぬ、バイアグラ外交でもって、グランド内外での活躍に期待したいところだ。

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日中外交を裏で支える男。まさに歩く尖閣諸島こと毎熊選手

 

ようやく開幕!

  
6月29日の土曜日、初夏とは思えない強い日差しの下で行われた遅ればせながらの今季開幕戦は、らしくない結果に終わった。

シーズン初戦、マンハッタンレコーズのプレーヤーを中心とした4名の助っ人選手を加えて開幕ゲームを戦ったドリームス。
対戦相手となるJASRACチームには、これまで著作権使用料のみならず、何度も勝ち星まで差し出していただけに、少しでも取り返そうと、並々ならぬ意気込みで臨んだ試合であったが、相手投手の力強いピッチングの前に為す術もなく、ただただ凡退を繰り返すしかないドリームス打線。
一方の守備では、助っ人選手の力投、堅守による活躍もあってJASRAC打線を封じると、なんと両チーム6回までスコアボードに「0」が並ぶという、これまで経験したことのないゲーム展開で試合が進む。
でもって、なんとも居心地の悪さを隠し切れないドリームスナイン(笑)

  

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下半身が軽やかになった毎熊中国大使

  

そうして迎えた、後の無い7回表、ドリームスの攻撃。
結局チャンスらしい場面も作ることが出来ず、無得点のまま攻撃を終えたことで、開幕戦勝利の目が消える中、裏の守りに入る。
すると、7回の裏、ついにJASRACチームにタイムリーヒットを許すこととなり、まさに万事休す!あえなくサヨナラ負けを喫したかに思えたのだが…
なんと、あまりの早いイニング消化に、8回の攻防に突入することとなり、一転、サヨナラ負けを免れることに。

すると、8回表にドリームスが遂に1点を奪って、試合を振り出しに戻す粘りをみせる。
いやはや、草野球でも滅多に見られない、ロースコアでの接戦となったこの試合、結局、8回裏、JASRACの攻撃も無得点に終わったことで、遅れてきてやってきたシーズン開幕戦は、ドリームスらしからぬ1対1の引き分けで、ゲームセットを迎えることとなった。

  

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まさに、ドリームスが戦ったとは思えないスコアボードの数字に、我が目を疑うナインだったが、それもそのはずで、JASRAC打線を見事1失点に抑えた力投や、守備機会のほとんどをそつなくこなす、助っ人メンバーによってもたらされた結果でもあり、改めて、投手を中心とした守備力の重要性を痛感させられる試合だったとも言えそうだ。

それでも、前回、珍しく観戦に訪れた家族の目前で動揺を隠せず凡プレーを連発していた赤堀が、この試合では、外野守備でスライディングキャッチを試みて大ファインプレーを決めてみせれば、バッティングでも相手好投手からヒットを放つ(止めたバットに当たる?)など、プレッシャーから開放されたのか、はつらつとしたプレーを披露しグランドを沸かせていた。
その他、初めてグランドに愛娘を連れてきた久保田も、内野ゴロ、2三振を喫して、いつもと変わらぬ実力を発揮するなど、随所でドリームスらしい一幕を覗かせる場面も見られた。

  

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助っ人選手とプレッシャーから解き放たれた赤堀選手の活躍が目立った試合だった。

  

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安定感抜群の打撃パフォーマンスを披露する父親と、それを見守る愛娘

  


ドリームスらしからぬスコアボードを記念にカメラに納める下田代選手。この後、審判に打撃フォームを誉められ、思わず、にやけていた。

  

チームは、今日行われた練習を皮切りに、2週連続で試合を控えるなど、充実したサマーシーズンを迎えることとなっており、ファンとしては、一刻も早いシーズン初勝利の報が待たれる。

  

~ Next Schedule ~

DATE : 2013/07/21(sun)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side B
※Training

  

DATE : 2013/07/27(sat)
TIME : 17:00~19:00
PLACE : Setagaya Hanegi Park
vs Nippon Columbia

  

DATE : 2013/08/03(sat)
TIME : 17:00~19:00
PLACE : Sports Ground at Suginami Shimotakaido side A
vs Warner Music Japan

  

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いよいよ明日、開幕!?

度重なる天候不順にメンバー不足など、未だ開幕を迎えられず多難な2013年シーズンとなっている青空ドリームス。
無事開幕なるか?!

  

 

= 2013 SEASON OPENING GAME =

DATE : 2013/06/29(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side A
vs JASRAC

  

一応、開幕?

青ドリ、HMV、マンハッタンレコーズを中心とした混成チームで、サンキングチーム相手に挑んだ試合は、序盤、青ドリ混成チームが先制したものの、すぐさま逆転を許すと、終盤リードを広げられ、終わってみれば、サンキングに10対5の逃げ切り勝ちを許して終わった。

尚、この試合を3番セカンドで先発出場を果たした赤堀は、久々に観戦に訪れた奥さんと初めて父親のユニフォーム姿を見る息子の目前で、一家の存在感を示すべくハッスルプレーを披露するはずが、失点に絡むエラーを連発するなど、無様な姿を晒す結果となり、心に計り知れないダメージを負った模様だ。

続いて試合終了後に開かれた、青空ドリームスの臨時役員会議では、赤堀選手の名誉回復の機会を設けていくためにも、ロートル選手に見切りをつけ、場合によっては混成チームで試合を継続的に行っていく方針が話し合われた。
これもまた、時代の流れと言ってしまえばそれまでなのだが、ある意味、音楽小売の業界再編の口火となるかもやしれず、今後の動向が注目される?

  

1
よりによって、最果ての地と言われる、世田谷区E面グランドで2013年の開幕を迎えることに…
相変わらず、久保田選手の引きは最強だった?

  

2
試合終了後に開かれた、青空ドリームス臨時役員会議での様子
キャベツのナムルや塩昆布ときゅうりの叩きなど、会議室のルームサービスに新たなメニューが加わっていた

   

  

  

 

    

またも雨天中止

降雨によるグランドコンディション不良の為、本日の試合は中止となりました。
ということで、未だ開幕できず…
果たして、青空ドリームスの春は、いつ訪れるのだろうか?
次回のなりすましメールを待て!

    

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あの外国人選手の電撃入団が決定!

青空ドリームスは、2006年シーズンにチーム初の外国人選手として縁故入団を果たし、本場のプレーでファンを魅了するも、翌年惜しまれつつ退団しアメリカに帰国していた、伝説の大型助っ人選手ブライアン内野手と、今シーズンから再び契約を結んだことを発表した。
結婚後、一児を儲けて育児に専念するなど、事実上、現役を引退した生活をアメリカ西海岸で送っていたが、この春、所用で来日していたブライアン選手と球団関係者との間で契約交渉が行われ、かねてからの球団のラブコールを受ける形で、今回、ブライアン選手が現役復帰を決意し、再契約が結ばれることとなった。
尚、契約期間は3年間の見込みで、育児を含めた円満な家庭生活を球団が保障することが契約条件に盛り込まれたことから、当面は家庭内の空気を読みながら、試合毎によるスポット参戦という出場形式を取るとみられている。

  


青空ドリームスと再契約を果たし、入団会見で報道陣の質問に応えるブライアン選手

  
いずれにしても、脅威の7割超えで首位打者を獲得したあの打棒を筆頭に、敵のみならず味方をも唖然とさせる規格外のプレーが、再び二子多摩川の地で披露されることになりそうだ。
まさに文字通りの大型補強でもって、息を吹き返すことが出来るのか?青空ドリームスにとっては、開幕戦を前にして、2013年シーズンの注目度がにわかに高まる電撃的なニュースとなった。

 

~ Next Schedule ~

= 2013 SEASON OPENING GAME =
DATE : 2013/05/11(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side C
vs SUNKING

  

遅ればせながら2013年シーズン開幕戦決定!

3月に予定されていた開幕が雨天中止の憂き目にあって以降、今シーズンの行方がなかなか定まらなかった青空ドリームス。
しかしここにきて、新GMの懸命な働きにより、ようやく2013年シーズンの開幕戦が決定した。

近年、ベテラン選手達の心身の衰えが顕著となり、果ては、稲村新GMの成りすましが現れるなど、チームの先行きが見えない状況が続いていたが、今回、本物の稲村選手の働きかけにより、強力な助っ人陣を揃えて、宿敵?サンキングとの開幕戦を晴れて迎えることとなった。
まさに、ナックルボールの如く迷走を続けてきたチームが、これによって、新たに生まれ代わることとなるか、世代交代をも占う一戦となりそうだ。

 

~ Next Schedule ~

= 2013 SEASON OPENING GAME =
DATE : 2013/05/11(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side C
vs SUNKING

 

   

  

開幕ならず…

本日、11時より予定していました春季キャンプは、グランドコンディション不良の為、中止となりました。

ということで、赤堀選手は、至急自宅にお戻り下さい!

その他の選手は、引き続きお休み下さい。
マイクマンは風邪を直して下さい。
ミヤーンは靭帯をくっつけて下さい。

尚、夜の部も特に予定はありませんので、重ねてご了承願います。

しかし、シーズンのっけからって…
これも青ドリクオリティ?

  

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12月15日(土)対ソケッツ戦 2012年シーズン最終戦

2012年シーズンの締めくくりとなる最終戦が、終始、体の震えが止まらない壮絶な試合になろうとは、果たして誰が予想出来たであろうか…
否、試合前から誰でも充分に予想できた?

試合前夜、星のエントリーで辛うじて9人が揃うことになったドリームス。
しかし、その時点で、天気予報の降水確率が指し示していた数字は、試合開催がなんとも微妙な50%。
実際、朝から断続的な降雨に見舞われ、気温も10度を下回るという、草野球を行うにはあまりに酷なコンディションで試合当日を迎えることとなった。

そんな空気を読んでか、柳澤マネージャーがドタキャンとも受け取れる?ウェブスケジュールのエントリーを試合直前こっそり書き換えてみせれば、新GMと噂される稲村やなんちゃって小河原監督の元には、選手達や果ては審判までもが、相次いで中止ですよね?的な問い合わせをしてくるなど、もはや試合開催は困難な状況かに思われた。
しかし、ある一人のドリーマーの最終戦にかける想いが、そんなチームを試合開催へと突き動かすことになる。

試合開始の3時間前となる午前10時、ほとんどの選手達が身支度をためらっている中、降りしきる小雨をものともせず、一人、千葉の柏から二子玉川へと向かう、ある男の姿があった。
その男の名は赤堀。
度重なる脱臼を克服して、今シーズン見事復活を果たしたあの選手だ。
と、ここで思い起こしてみて欲しい。
丁度1年前にも同じような状況で急遽中止になった最終戦のことを。
そしてあの時、中止を知らずに無人のグランドで一人佇む赤堀の姿があったことを。
あの忌まわしい記憶が再び脳裏に蘇る中、柏という地がそうさせるのか、チームの誰よりも早く二子玉川を目指す決断を下した赤堀。
文字通り、後戻りの出来ない戦いに出掛けんとする男を前にして、稲村と小河原は、今更中止と言い出す事など出来る筈も無かった。

かくして、みぞれにもなろうかという小雨が降りしきる中、足取りの重いドリーマー達とドタキャンし損なったマネージャーがグランドに姿を見せると、2012年シーズン最後となる試合が始まった。

  

  

最終戦の対戦相手となる「ソケッツ」チームは、前回ドリームスの助っ人として参加してくれた桜井選手の会社関係のチームで、結成間もない、まだ勝利の味を知らないフレッシュなチームだ。
しかも今戦は、最近、秘密主義が目に余る角田GMに変わって、GM就任が噂される稲村の手腕によって実現した試合でもあり、勝利の行方いかんによっては、いよいよ世代交代も現実味を帯びてくる重要な一戦でもあるのだ。
ましてや、新興チームが相手なだけに、キャリアに勝るドリームスが優位との戦前の予想もあってか、新GM誕生はもはや決定的かに思われた。
しかし、そういったチーム事情やアドバンテージも、この試合に限ってはなんの効力もないことを、ドリームスは嫌というほど思い知ることになる。
雨が降りしきる人影もまばらな河川敷のグランドで、両選手達が白い息を吐きながら懸命に体を暖めて試合の準備が整うと、程なくして審判のプレイボールのコールが雨音を遮るように響き渡った。

  

  = STARTING ORDER =

  1 LF / Iketani
  2 C  / Inamura
  3 SS / Ihashi
  4 2B / Akahori
  5 CF / Shimotashiro
  6 3B / Umegawa
  7 RF / Kubota
  8 P  / Ogahara
  9 1B / Hoshi

  

初回先攻はドリームス。
久々に戦列に加わった池谷が、しっかりとした足取りで先頭打者として打席に向かう。
…ん?
しっかりとした足取りで?!
そう、池谷といえば、近年は、ドタキャンキングの名を欲しいままに、めっきりグランドでその声を響かせることも少なくなり、たまにグランドに現れたかと思えば、真っ赤な目をして千鳥足で打席向かう姿しか見せたことのなかったあの男が、あろうことか、澄んだ眼差しで真っ直ぐ打席へと向かわんとするではないか。
前夜、仕事を終えると、日課となっているネオン街ルートを素通りして帰宅したという、まさにナインの誰もが耳を疑うこの男の行動が、最終戦に雨を降らせたといっても過言ではないのだが、そんな男の未だかつて無い意気込みに、ネオン街のオネエチャンではなく、草野球の女神が微笑んでみせるのだった。
雨でぬかるむ足元をものともせず、バットを振り抜いた池谷の当たりは、なんとレフト前への鋭いヒットとなり、ベンチで凍えていたドリーマー達も、まさかの当たりに一瞬にして盛り上がりを見せる。
そのまま勢いに乗ってか稲村もヒットで続くと、相手投手の制球難もあって、四死球による押し出しで初回から2点を先制してみせるドリームス。
更に、その裏の守りでは、小河原が無失点の立ち上がりをみせ、続く2回表の攻撃でも四球を絡めて1点を奪うなど、試合序盤はドリームスペースの展開で進んでいった。

  


初回、先頭打者でいきなり目の覚めるような当たりを放つ池谷選手

  

ドリームスが優勢のままゲームが進むかと思われた2回裏の守り。
相手チーム以外の大敵が、突如ドリームス守備陣の前に立ちはだかることになる。
試合前から降り続く雨は一向に止む気配を見せず、グランドのコンディョンが悪化の一途を辿ると、やがて、マウンドが足の踏み場も無いほどにぬかるんでしまい、泥まみれの中、もがくように投球を続ける小河原。
しかし、そんな小河原の必死のピッチングも、審判の判定はことごとくボールとなり、あっという間に塁上を賑わせてしまう。
それでも、たまに入るストライクで、相手打者を辛うじて打ち取ってみせると、今度は、雨で体が完全に冷え切ってしまった野手陣の固い動きが、エラーやヒットを誘発し、ただでさえ無いチームのリズムが、みるみると失われていくのだった。
こうして守っている時間が長引いていく間にも、グランドコンディションは益々悪化し、選手達の動きも一層鈍くなるという悪循環の連鎖の前に、為す術を無くすオヤジ達。
結局、この回だけで、なんと大量11点もの失点を献上し、あっさり逆転を許してしまう。

  


ボールやスパイクがあっという間に泥まみれに

  

よもやの大差をつけられ、一気に敗色ムードが漂う中、8点差を追ってのドリームス3回表の攻撃が始まる。
すると今度は、ドリームスの守備を苦しめたグランドコンディションが、一転してドリームス打線に味方する。
もはや田んぼのようになってしまったマウンドに、同じように相手投手も苦投を強いられると、いきなりの3連続四球でドリームスにもチャンスが訪れ、この絶好の場面で、今日だけは、やけにボールが止まって見えてしまう池谷が打席に入る。
すると、ここでも会心のヒットを飛ばして、ランナーをホームに迎え入れチームを勢いに乗せると、その後、赤堀、下田代、梅川の3連打が飛び出すなどして、なんと一挙に7点を奪い返して、見事1点差にまで詰め寄ってみせるのだった。

  


あろうことか、ドタキャンを画策していた?柳澤マネージャー

   

  

その裏、ぬかるんだマウンドでむち打ちを起こしてしまった小河原に変わって梅川がマウンドに登って好リリーフをみせると、逆転の期待が掛かる4回表ドリームスの攻撃に突入する。
すると、一死後、この日絶好調の池谷が、今度は粘って四球を選んでみせクリーンアップに望みを託すと、ここで迎えるは、稲村、伊橋のクリーンアップコンビ。
しかし、絶好の場面で、両バットに逆転の一打が期待されたものの、残念ながら快音が聞かれることはなく、この回の攻撃を無得点で終えることとなった。
結局、試合は、その裏に梅川がソケッツ打線に掴まってしまうと、そのままタイムアップを迎えてあえなくゲームセット。
まさに、文字通りの泥試合の様相を呈した最終戦は、ドリームの敗戦でもって2012年シーズンの幕が降ろされた。

  

 DREAMS | 2   1 7 0 |10
 SOCKETS| 0 11 0 × |11
 ※詳しい成績・結果はコチラで 

 


2安打2四球の大活躍に、ボールが止まって見えて仕方がなかった池谷選手

  


泥まみれのユニフォームが、GM就任への意気込みを物語っている?

  

激闘の末、またも勝利が叶わなかった青空ドリームス。
ところが、そんな負けを喫したばかりにも関わらず、一様にほっとした表情を浮かべるドリーマー達の姿が…
それもそのはずで、帽子のつばからは雨が滴り落ち、スパイクは泥にまみれ、雨で濡れた冷たいユニフォームに身を包む選手達。そんな彼らにとっては、負けた悔しさよりも、苦行から開放されたかのような安堵感が上回る、良くも悪くもメモリアルな一戦でしかなかったのだ。
ただし、一人、晴れやかな表情でユニフォームを着替える男の姿が見られた。

   


試合終了後、疲労感漂うベンチの中で、ただ一人ご機嫌な様子のしらふのオッサン

  

これで1勝5敗となり、今シーズンも負け越しで終えることになった青空ドリームス。
この日の試合もそうであったように、試合序盤は拮抗した展開を見せるものの、中盤以降になると相手に引き離され、大差で負けるパターンが目立つようになってきたのが、なんとも気掛かりだ。
チームの高齢化やマンネリ化が進み、年々、スタミナや集中力の衰えが目立つようになってきたことが主な要因であると考えられ、この先、GMの交代も含めた、何かしらのカンフル剤を注入しがならチームの浮上を図っていくのか、それとも、ありのままを受け入れ、オヤジの悲哀を背負ったチームとして生き続けていくのか、大きな決断を迫られる2013年シーズンが待っているのかもしれない。
尚、試合後、選手達は、今シーズンを締めくくるアルコールトレーニングを行うべく、いつもの専用施設に直行する予定だったが、泥だらけになった選手達のコンディションを考慮し、冷え切った体にも高いトレーニング効果が得られる、これまでにない新たなトレーニング施設を急遽利用することとなり、場所を移動して、シーズン最後となるアルコールトレーニングが行われた。
本紙取材によって、その新しいトレーニング施設の情報を入手することが出来たので、本紙読者にだけその一部を特別に公開したい。

  

 
溝口付近にあると思われる新トレーニング施設の入り口

  


裸の付き合いで、結束力を高める効果が得られるとするトレーニングルーム

 


しかも、源泉かけ流しのようだ…

溝口温泉 喜楽里

  

この施設の主な特徴として、互いに全裸をさらけ出すことによって、チームの結束力を強めるトレーニング効果があるとされており、実際、ボーイズラブまで発展したかどうかは定かではないが、選手達は、冷え切った体を存分に暖め、一様にリラックスした表情を浮かべながら、後のアルコールトレーニングに備える様子が見られた。
また、選手達が所有しているバットのメンテナンスも行える設備が整っていることから、中には、自慢のバットをサウナと水風呂を用いて、更なるパワーアップを試みる選手の姿もあった。
尚、唯一マネージャーに限っては、池谷の発した「俺たちチームメイトだろ!」の声も届かず、残念ながら、すっぴんをさらけ出すことはおろか、全裸での合同トレーニングを拒否していたことがわかった。
ただし、すっぴんをさらけ出すことによって、むしろチームの士気を下げていた可能性も否定できないことから、懸命の判断であったと言えるのかもしれない。
いずれにしろ、柳澤マネージャーには、この人にならすっぴんでもすっぽんぽんでも晒しても構わないと思える、新人選手のスカウト活動に全精力を傾け、チームの一員としての自覚を、是非とも示して欲しいところだ。

  


同施設内でのアルコールトレーニングの様子。写真手前は別室ですっぽんぽんにはなったものの、すっぴんにはならなかったマネージャーの姿も

   

ということで、まるで罰ゲームかのような最終戦から一転、思いもよらぬトレーニング施設で、充実した時間を過ごし、文字通り一年の垢を落とすこととなったドリームスナインであった。
果たして、2013年シーズンは青空ドリームスにとって、どんな一年となるのであろうか。
本紙では、その行く末を、引き続き追いかけていきたい。

 

 

  

2012年シーズン個人タイトルが決定!

   

最終戦の終了を以って、2012年シーズンの個人成績が確定し、各部門のランキングが決定した。
各タイトルは、下記ご覧の通り。

  

 ■打率
  ①赤堀 .571
  ②稲村 .385
  ③小河原 .375

 ■打点
  ①伊橋 9打点
  ②小河原 6打点
  ③篠崎 5打点 ※参考記録

 ■本塁打
  ①伊橋 1本
  ①篠崎 1本 ※参考記録

 ■最多安打
  小河原 6安打

 ■最高出塁率
  古賀 .750

 ■最多盗塁
  下田代 3盗塁

 ■最多三振
  タケヒロ 6三振

 ■カワハギ
  大島 船中3位

  

打率部門は、度重なるケガを乗り越えて、赤堀が復帰早々に見事首位打者を獲得した。
長きに渡るリハビリによって、チーム内や家庭内での居場所を失っていたが、最終戦で見せた想いが通じたのか、リーディングヒッターという居場所を自らのバットで掴んだみせた格好だ。
一方、打点、本塁打部門では、クリーアップの一翼を担う伊橋が、実力を発揮して見事2冠を達成。
ちなみに、今シーズン、1試合のスポット参戦を果たした篠崎が、乱打戦の利を活かして、スッキリでは無く、ちゃっかりと両部門の上位に規定打席未達ながらランクインを果たしている。
その他、小河原が地味に安定した成績を残して最多安打を獲得すれば、最高出塁率には、意外にも古賀が手中に収めている。
僅か出場2試合にも関わらず5四球も選んでいることが奏効したようで、相手マウンドを制する威圧感は、今尚、健在であることを証明してみせた。
近年は風格も増し、加えて伊勢崎町付近に活動拠点を移すなど、着実にその勢力を伸ばしてきており、かつて鉄砲玉と呼ばれた面影は、もはや過去のものになったと言えそうだ。
以下、盗塁王には、私生活を生き急ぐかの如く塁上も駆け抜けた下田代が獲得し、三振王には、空振りよりもライトゴロの印象しか残らなかったタケヒロが見事に輝いている。
尚、カワハギ東京湾大会に代表選手として出場した大島が、船中3位の成績を残している。

  


船中3位の成績を収め表彰される大島選手

  

更に詳しい個人成績はコチラを参照いただくとして、残念な成績を残した選手にも一言触れておきたい。
今シーズンは、稲村の台頭や赤堀の復活など、中堅選手に明るい話題があった一方で、長らくチームを引っ張ってきたベテラン選手達の凋落が目立つシーズンでもあった。
規定打席に達した中では、角田の2安打を筆頭に、大島、久保田に至っては僅かに1安打でシーズンを終えるなど、彼らの低迷が、そのままチームの低迷に繋がったと言っても過言ではない。
特に、角田GMに至っては、その不安定なキャラクター設定が、もはやチームの理解を超え始めてきており、一体どこへ向かおうとしているのか、なんらかの説明を求める声は日増しに大きくなってきている。
いずれにしろ、オヤジ達にとって厳しい世の中になってきたことだけは間違いないが、ここはチーム一丸となって、オヤジの楽園を築くべく、2013年シーズンも突き進んで行くことを期待したい。

  


果たして、この男は一体どこに向かおうとしてるのだろうか?

  

  
~ Next Schedule ~

= 2013 SEASON OPENING =
DATE : 2013/03/02(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

&

= 第1回 チキチキそれでもWBCチケットをお買いますー? =
TIME : 19:00~Last
PLACE : Kraoke no Tetsujin at Jyuugaoka

  

  

  

本日の試合

朝から天気予報を睨めっこしているドリーマー並びにファンの皆さま。

仮に降水確率が99%だとしても、残りの1%に懸けてこそ青空ドリームスなのであります。

皆で祈りましょう!

ということで、予定通り、二子多摩川に集合願います。

仮に降雨の際は、ビール片手に雨宿りということで、何卒よろしくです。

なんちゃって監督より

10月27日(土)対一番星戦

過去何度か対戦の噂や話があったものの、立ち消えになったり雨で流れてしまったりと、なかなか試合まで至らなかった夢のカードが、遂にこの日、実現することに。
一昔前なら、巨人対阪神戦をも凌ぐ宿命の対決であったと言っても過言ではなかったが、今となっては、両チームを取り巻く環境も目まぐるしく変わり、むしろ紆余曲折を経て、生き残った者同士にしかわからない、いわば感慨深いものが入り混じる念願の対戦となった。

    


東西揃ったオヤジ二人と、その後ろで不敵な笑みを浮かべて意気込みを見せる赤堀選手

  


ドリームスベンチに乱入する虫取りに来た親子連れ

  

そんな訳で、くしくも似たようなチームの変遷を辿り、既にかつての看板を下ろして独自のチームカラーを築いている両チームではあるが、とはいえ、やはりそこは「タワーレコード」と「HMV」のDNAを受け継ぐチーム同士の対戦であることに変わりは無く、いざ試合が始まれば、両チームのプライドがぶつかり合う闘いになることは必至?
かくして、今後の音楽業界の行方を占うかもしれぬ?代理戦争思しき一戦が始まった。

 

  = STARTING ORDER =

  1 1B / Takehiro
  2 C  / Inamura
  3 SS / Ihashi
  4 2B / Akahori
  5 RF / Shimotashiro
  6 3B / Ogahara
  7 DH / Maikuma
  8 CF / Kakuta
  9 P  / Umegawa
  10 LF / Nozaki
  11 DH / Sakurai

 

初回先行の攻撃はドリームス。
するといきなり、先頭のタケヒロから、稲村、伊橋、赤堀の4者連続ヒットであっという間に2点を奪い、世紀の一戦に懸ける意気込みを見せつける。
一方の一番星チームも、後続を打ちとってドリームス打線の勢いを封じると、その裏の攻撃ですぐさま1点を返して反撃の姿勢をみせる。
続く2回に入っても両チームの熱い攻防が続く。
2回表、ドリームスが1点を追加して更に点差を開いてみせると、その裏、負けじと2点を奪ってすかさず同点にしてみせる一番星チーム。
まさに序盤から、お互い一歩も引かない、宿命の対決に相応しい手に汗握るゲーム展開となった。
果たして、どういう形で雌雄を決することになるのか!?
緊張感がグランドを包む中、試合は中盤に進む。

  


初回、先頭のタケヒロから猛打を見せるドリームス打線

  


センター前のゴロを、腰を落として膝をついた万全の捕球姿勢にも拘らず、ものの見事に後逸し、言い訳をしながらベンチに戻ってくるオヤジ

  


4番復帰の起用に見事に応える打棒を見せた赤堀選手

  

先に崩れたのはドリームス。
4回裏、ここまで粘りの投球を見せていた梅川が3点を失うと、続く5回からリリーフ登板した小河原も一番星打線に捕まり、更に3点を奪われて一気に点差を広げられる。
一方、序盤で見せた猛打は何処へやら、相手投手の安定したピッチングに3回以降はスコアボードに0が虚しく並び、ドリームス打線が完全に沈黙すると、そのまま試合は速いテンポで流れ、3対10の大差を許したまま、なんと8回表のドリームスの攻撃までイニングが進む。
すると、例によって最後の悪あがきとばかりにドリームスが最終回に1点を返して辛うじて意地をみせたものの、終わってみれば一番星チームの大勝にてレコ屋対決の幕が降ろされることとなった。

 

AOZORA DREAMS|21000001| 4
ICHIBAN  BOSHI |1203310×|10
※詳しい成績・結果はコチラ

  

  


精彩を欠いたプレーのみならず、謎の行動も目立ち始め、GM解任も噂される角田選手

  


8回の攻防まで突入した世紀の一戦ではあったが…

  

これで今季5戦して4敗となってしまったドリームス。
序盤こそライバルチーム?を相手に接戦を繰り広げて勝利の期待を抱かせたものの、勢いがあったのは初回先頭からの4連打のみで、その後、打線が完全に中折れ状態に陥ると、守備陣もあとちょっとの我慢が出来ずに失点を積み重ねたあげく、辛うじて最終回に1点を返してフィニッシュを迎えるという、まるでオヤジが夜のベッドで披露するプレイを、身を持ってグランドで体現したかのような試合を露呈してしまった。
そんな訳で、ここ最近は、すっかりダメオヤジを地でいくように低調な試合が定番化しつつあり、加齢による衰えに加えて、あらゆるレスポンスの低下も目立ち始めるなど、チームとしても倦怠期に入った感は否めない。
勝利の美酒の味を忘れてしまったオヤジ達の悩みは想像以上に深いかもしれない。
いずれにせよ、この先、何かしらの打開策を模索していくのか、それともこのまま流れに身を任せていくのか、揺れるオヤジ心が試されるシーズン終盤となっていきそうだ。

  


オヤジ達の悩みは深い?

  


処女説も飛び交う中、生涯初のモテ期が突如訪れ、草野球どころではなかったと妄言を吐く柳澤マネージャー

  

いよいよ次戦が今季最終戦となるドリームス。
ファンとしては、悩めるオヤジ達の活路を見いだす試合になることを願ってやまない。
そんな中、今回の一番星戦では、今シーズン復帰を果たした赤堀が久々となる4番で成績を残せば、柳澤マネージャーに自称モテ期が訪れるなど、明るい兆しも見られたことから、来シーズンに向けて、今季最終戦を締めくくるに相応しい活躍を、ドリーマー達には是非とも期待したい。

  

~ Next Schedule ~

= 2012 SEASON FINAL GAME =
DATE : 2012/12/15(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side B
vs Sockets