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特報! エキシビジョンマッチ特派員レポート

青ドリファンの皆さま、長らくお待たせいたしました。
去る10月29日に行われた、青空ドリームス対青横ヒッターズのエキシビジョンマッチの模様を、仮柳女史の特派員レポートにて特別配信いたします。
マネージャーへの道がかかった、渾身のレポートをとくとご覧下さい!
尚、記事に関してのクレームは、青ドリ編集部で一応受け付けてはみますが、当編集部では一切の責任を負いかねますので、予めご了承の上、お読み下さい。

では、仮柳特派員のレポートをどうぞ!

  

  

~ Road to Manager of Aozora Dreams ~

カーリーのマネージャーへの道 特別編

    

Reported by Kariyanagi

*読む前の注意書き

野球のルールをよく知らない人が書いております。
また、野球の専門用語もあまり分かっていないので、ボキャブラリーが大変乏しいです。
あと、ゲームは観てたのですが、練習試合だしスコアブックもないし、ということで、
ゲーム内容詳細については、はっきりくっきり憶えておりません。
頼るは、私の曖昧な記憶と気まぐれなメモのみです。

なので、Numberのような劇的感動レポートとか、
もちろん、オガハラ監督のハイレベルかつボリューミーな文章とは全く別物の内容となっておりますので、
いつもの感じで読みだすと、大変残念なことになります。
ご注意下さい。。

  

=============

   

10月29日(土)対青横ヒッターズ戦

    
太陽の光がまだまだ眩しい秋晴れの下、青ドリナインが聖地に集う。
練習試合とはいえ、久しぶりの試合に、なんだかワクワクソワソワ。

稲村選手が呼んでくれた助っ人のみなさんとのご挨拶もそこそこに、
スターティングメンバーが発表される。

=STARTING ORDER=
 1 C / KARITASHIRO
 2 P / TAKEHIRO
 3 DH / MAIKUMA
 4 RF / IKETANI
 5 SS / INAMURA
 6 3B / UMEGAWA
 7 CF / HOSHI
 8 C / KARITASHIRO
 9 2B / KAKUTA
10 CF / TARO
11 LF / YOMOGI
  

「プレイボール!!」

☆1回表
下田代選手、ヒットで出塁。さらに、ギリギリの盗塁を決め、2塁へ。
毎熊選手、映画「トップガン」ばりのサングラスを掛けたまま打席へ向かうも、
残念ながらアウトに終わる。
初の4番・池谷選手、なんとか4番の意地を見せ、出塁。
そのあと、おそらく後続の選手がヒットを放ち、先制点を取る。

★1回裏
バッターの打ったボールはレフト方向へ。1点を返される。

☆2回表
星選手、レフトヒット。
角田GM、たぶん出塁。
助っ人タロウ選手、初打席でいきなりヒットを放ち、気がつけば満塁。
そこに2人目の助っ人、ヨモギくん登場。
助っ人×大チャンスに期待が高まる。

カキーン!!
グランドに打撃音が響き渡れば、ナント!走者一掃、満塁ホームラン!!!!

4点の大量得点に成功!!
大型助っ人、ココに現る。

★2回裏
たけひろピッチャー、ノーアウト満塁と追い込まれ、
押し出しなどで、3点入れられる。

☆3回表
稲村選手、おそらくヒットで1塁へ。
続いてパパデビューしてグラウンドに帰ってきた梅川選手が打席に立つ。
いきなり「俺は、パパだーっ!」と言わんばかりの大きな当たり!!
1塁稲村選手は走り出し、3塁で止まろうとしたその時、
ベンチから、まさかの「走れ走れ!」コール。
3塁までしか走る心づもりをしてなかった稲村選手は、気持ちの整理がつかないまま、
ホームまで駆け抜け、追加点をあげる。
一方梅川パパは、3塁へすべりこむも、残念ながらアウト。
パパ、熱いプレーを見せる。

★3回表
タロウ選手、3塁走者を刺す好守備もあり1点で抑える。
☆4回表
ヨモギ選手、ゴロかとおもいきや走りで見事ヒットにするも、この回無得点。

★4回裏
たけひろ選手「もうちょっとグローブを上にしてよー。」
下田代選手「上に上げたら、ボールが見えないよぉ~。」
と、ピッチャーとキャッチャーの小競り合い。
2点を取られる。

☆5回表
毎熊選手、ここでトップガン仕様のサングラスを外す。
サングラスを外したおかげか、見事ボールは当たったものの、バッターボックスでクルッと1回転をするという、謎の行動を見せ、1塁に間に合わずアウト。
稲村選手、センターヒット。
梅川選手、
「妻よ、息子の秀平よ。これがパパの姿だぞ!」と心の声が聞こえてくるかの如く、
ボールはセンターへと運ばれる!
そうなると、走れ!稲村選手!!
またもや1塁からホームへと全力疾走!続くパパも戻り、2点が入る。
そのあと、みなさんがヒットをつないだのでしょう。さらに1点を取り、計3点が入る。

★5回裏
「もう投げられません。」と、高らかにリタイア宣言をするたけひろ選手に代わって、
ピッチャー、ヨモギ!
このタイミングで、キャッチャーも、下田代選手から稲村選手に交代。
ヨモギ選手から放たれる剛球は、
キャッチャーミットにズシンズシンと突き刺さっていき、無失点に抑える。
さらなる大物ぶりを青ドリナインに披露する。

☆6回表
タロウ選手、いい当たりも相手選手の好守備でセンターフライに打ち取られる。
たけひろ選手、この回審判をしていた角田GMに「厳しすぎるよぉ~!」と詰め寄るも、
ジャッジが甘くなることはなく、あえなく仕留められ、この回0点で攻撃を終える。

★6回裏
ピッチャーヨモギ選手のセカンドへの牽制球が、タロウ選手の体の脇をスルリと抜けていくという、
強力助っ人コンビによる、まさかの「おとぼけプレー」が披露され、その間に1点を返される。

☆7回表(最終回)
1点リードで迎えた最後の攻撃。
「ウチは5番から!」と、
チームの士気を高めてくれたのか、4番のお仕事は諦めたのかはさておき、
池谷選手の発言どおり、期待の下位打線から打順が回る。

その5番、稲村選手。
打球は、センター方向へ大きく大きく飛んでゆく!!
となると、やっぱり走るしかない!
本日3回目の全力疾走!走る走る稲村選手!
そしてホームベースまで駆け抜け、ランニングホームラン!!
相手にプレッシャーを与える追加点をあげる。
ベンチに戻ってきた稲村選手、
3度の激走に、激しい息切れが止まらない。

★7回裏(最終回)
この回を抑えれば、試合に勝つ!
ヨモギ選手の投球にも力が入る。
守備につく角田GMとたけひろ選手が声を合わせて、
「見とれちゃうねぇ~。」と言わせるほど、ナインと魅了する投球を見せ、ツーアウト。

勝利まであとひとつ!

私のメモによると、「ナイス守備!」と書かれていたので、
おそらくどなたかが「ナイス守備」をしたのでしょう。。

スリーアウト!
ゲーームセット!!

   

  

○青ドリ 10-8 ヒッターズ●
勝利投手:ヨモギ選手
MVP:稲村選手

  

“助っ人に助ットられた。(by 角田GM)”勝ち試合に、青ドリナインは上機嫌。
いつもの、通称「ババア小屋」で、軽く飲みながら試合を振り返り、2件目へ移動。

  

  

場所は「ます家」。店にはテレビが置かれていて、
プロ野球クライマックスシリーズ ファーストステージ 日ハムvs西武の白熱した試合が絶賛OA中。
こちらも白熱した試合を終えてきた選手は、
「ピッチャーの気持ち、分かるわぁ。」
「今の敬遠が試合を決めたって、Goingで江川が言うね。」などなど、野球談議に花が咲き、
「今から、ヤクルトvs巨人を観に、神宮へ行くぞー!!」という発言まで飛び出し、
ナインは異様な盛り上がり。

  

  

   

  

   

   

   

   

  

  

もちろん神宮へは行かず、
帰りに、池谷選手のセールストークにはまり(!?)、みなさん揃ってNumberをご購入。
野球三昧の一日となりましたとさ。
めでたしめでたし。

  

  

 

    

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今回の特派員レポートはいかがでしたでしょうか。
先発メンバーに仮田代選手が二人もいるなど、突っ込みどころ満載ではありましたが、寝る間も惜しんでレポートしていただいた仮柳嬢には、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
尚、マネージャーの合否は今のところ未定ですが、青スポ編集部での採用は見送られることとが決定いたしましたので、この場でお知らせしておきます。
引き続き、南ちゃんの裏モノを目指して、頑張って下さい!

青スポ編集部

  

  

Next Schedule

DATE : 2011/12/10(sat)
TIME : 14:00~16:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku

DATE : 2011/12/17(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

  

  

  

シーズン後半開始!9月10日(土)練習

約2ヶ月間のサマーブレイクを終えた青空ドリームス。
聖地二子多摩川にて久々の再開を果たしたナイン達は、シーズン後半戦に向けた練習で爽やかな汁を滴らせながら、精力的な動きを見せた。

 
投手での起用に期待がかけられ、バッティングピッチャーを務めた古賀選手

   


がしかし、ストライクが全く投げられず、時間の経過と共に体力、気力を急激に失っていくことになる

   


一方、こちらも、とある事情(後記参照)で既に気力を失っている状態の小河原選手

    


久々となる世田谷区のグラウンドを満喫する久保田選手(左)。果たして次回はあるのか?!隣は星選手

    

※追記
9月17日時点で、下記連合軍での試合参加は見送られることになりました。
    
尚、急募につき残念ながら実現には至らなかったワーナー戦だが、対戦チームの一員として、有志のメンバーによる参加が決定した模様だ。

ドリームスナインの出張プレイを堪能したい方は、是非現地まで足を運んでみてはいかがだろうか。
グラウンドの詳細は下記の通り。

日時:9月19日(祝)11:00~13:00
場所:羽根木公園A面

    

 

    

なんちゃって監督、故障者リスト入りか?!

     

この日行われた練習で、小河原が肋骨を負傷していたことが本紙取材で明らかになった。
外野の守備練習で後方の飛球を追う際に、僅か2歩下がっただけで足がもつれると、そのままグラウンドに転げ胸を強打したとのこと。
球団によると、まだ痛みが残っており、今のところ復帰の目処は立ってない。
なにより、2歩でコケるというオヤジの鉄板芸を披露してしまった現実を未だ受け止められない様子で、骨よりも心が折れてしまっているようだ。

尚、近年故障者が続出している事態を受けて、球団としては新人の獲得も視野に入れた対応を検討していることがわかった。
チームの高齢化やポジションの駒不足などが年々深刻化してきており、また、オヤジの生きる道にも様々な変化が見られるようになってきたことから、戦力の確保が課題となってきている。
次戦に向けて何らかの動きがあるのか、チームの今後が注目される。

   

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/10/29(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side C

   

   

7月16日(土)対新宿ブンブン戦

連日35度を超える灼熱が続いて迎えた週末の土曜日。
午後3時からの試合とはいえ、この日も二子多摩川のグラウンドを焦がさんばかりの日差しが容赦なく照りつける中、既に出来上がっているオヤジ1名と、これから出来上がるオヤジ共が続々と聖地に集結した。

    

    

この日の試合は、大会参加に続く初の試みとして、ネット掲示板で対戦募集を募ったところ、対戦を申し出てくれ実現した、新宿ブンブンチームとの初顔の一戦。
なんでも、新宿の飲み屋から誕生したチームとのことで、青ドリとしては、少なからず親近感を覚えるものの、なんと30年以上もの活動暦を誇る、30代から60代まで幅広い選手層を抱える難敵チームだ。
これまでと違った未知数の対戦相手だけに、先の読めない試合展開となりそうだが、両チームの平均年齢とこの日の気温を考えると、サバイバル戦になることだけは避けられそうもない。
すでに汗まみれなドリーマー達は、相手ベンチの様子もさることながら、二子多摩川の一戦よりも、夜の京都での一戦に懸けた古賀のツイッターの様子も伺いながら、試合開始を今かと待った。
と、ここで、裏南ちゃん候補生から、この日の先発オーダーが発表されると、ドリームスベンチにどよめきが起こる。
なんと、先頭打者かつ先発ピッチャーにタケヒロが入り、のっけからまさかの選手起用を見せるドリームス。
前回の試合で、DHだと調子が出ないなど軽口を叩いたことで、あえて起用に踏み切ったとみられるが、本家久保田の歯軋りが聞こえてきそうな、なんともサプライズな起用となった。
その他、汚名返上に懸ける仮田代や、勘違いにも程がある?午前11時から、またまた「おお散歩」にて、多摩川の河川敷を堪能し過ぎて試合前から千鳥足を見せる大島など、まさにオヤジの一挙手一投足に注目が集まるラインナップが組まれた。

   

■S-CUP
=STARTING ORDER=
 1 P / MSK TAKEHIRO
 2 2B / KAKUTA
 3 SS / INAMURA
 4 LF / IHASHI
 5 3B / UMEGAWA
 6 1B / OGAHARA
 7 CF / OSHIMA
 8 C / KARITASHIRO
 9 DH / HOSHI
10 RF / KUBOTA
11 DH / NOZAKI

    

1回の表、先攻はドリームス。
ベンチの声援を背に、草野球界の打出の小槌「ビヨンドマックス」をしかと握リ締めたタケヒロが、意気揚々とバッターボックスに入る。
サプライズ起用への意気込みの表れなのか、はたまた藁にもすがる思いなのかは当人以外知る由もないが、掟破りのバットを手にした一打は、あえなくファーストゴロに終わり、掟を破ることなく凡退を喫する。
続いて2番打者として、セカンドの守備も板に着き始めてきた角田が打席に入る。
すると、未だ今シーズン僅か1安打と、何気に打撃不振に陥っている角田だが、この打席で、ベンチをあっと言わせるまさかの一打を放ってみせる。
相手ピッチャーが投じたボールを鋭く打ち返し、打球が外野の間を転々と転がる中、土煙と汁を撒き散らしながら、元新田恵理ファンのオヤジが必死の形相でダイヤモンドを駆け回る。
ベンチが総立ちで迎える中、最後は息も絶え絶えにホームに辿り着くと、見事先制点となるランニングホームランを放って見せたのだ。
いきなり、初回からボルテージが最高潮に達する青空ドリームス。
すると、なでしこに続けとばかりに、稲村、伊橋が連続ヒットで出塁し、追加点のチャンスを作ってみせたが、続く梅川、小河原があえなく凡退に倒れ、結局、初回の攻撃は1点で終わったものの、宴会部長のビールが進む一打によって、ドリームスにとっては、これ以上無い幸先良いスタートを切ってみせた。

その裏ドリームスの守りには、サプライズ登板となったタケヒロがマウンドに向かう。
今回のサプライズ起用が、吉と出るのか凶と出るのか、皆の注目が集まるマウンドだったが、いきなり3連打を浴びてあっさりと逆転を許し、苦しい立ち上がりを迎えてしまう。
更に1死後、相手5番打者に本塁打を献上するなど、いつ以来の先発登板だったのか思い出だす間もなく、初回に4点を奪われてしまうMSKタケヒロ。
2回に入っても、決してボール自体は悪くないのだが、追い込んだ後の甘いボールを見逃さずに打ち返す、年季の入った新宿ブンブン打線に捕らえられ、4連打を喫するなどしてこの回も3点を失う。
結局、2イニングを投げて7点を失ってマウンドを降りることとなり、タケヒロにとっては、ちょっぴりほろ苦い、久々の先発登板となってしまった。

続く3回からはタケヒロの後を受けて小河原がマウンドに登り、そのピッチングに期待が寄せられたが、好球必打でコンパクトに打ち返す見事な攻撃で歴史の重みを見せつける新宿ブンブン打線を止めるには至らず、更に2点を失うと、1対9の大量リードを許したまま序盤の3回を終えた。

一方のドリームス打線は、4回表に伊橋、梅川の連続タイムリーで2点、5回表にも、久保田のタイムリーヒットが飛び出して反撃を見せたものの、5、6回裏でそれぞれ1点づつを奪われると、そのまま押し切られ、結局、4対11と水をあけられたままゲームセットを迎えることとなった。

DREAMS|  1 0 0 2 1 0 0 | 4
BUNBUN| 4 3 2 0 1 1 × |11
詳しい結果はこちら

これで、今シーズン7戦して6敗目を喫してしまった青空ドリームス。
初回、角田のホームランで勢いづくかと思われたドリームス打線だったが、その後の得点機であと一本が出ず、ゲームの流れを掴みきれなかったのが悔やまれる。
一方、猛暑を想定して継投策で挑んだ投手陣も、それぞれ持ち味を発揮した投球を披露したものの、新宿ブンブン打線の安定した攻撃を凌ぐことができず、失点を積み重ねるに至ってしまった。
結局のところ、チーム歴即ち、試合経験の差と言ってしまえばそれまでなのだが、点差ほど、ゲーム内容は開いていなかっただけに、新宿ブンブンチームの試合巧者振りが際立つ試合であったとも言えよう。

それでも、選手達は猛烈な暑さの中で懸命に戦い、充実したプレーも見せてくれていた。
中でも、2度の骨折を乗り越えて、今シーズンから打撃専任ながら実戦復帰を果たしている星が、特大の3塁打を放って、実に4年10ヶ月振りとなるヒットを記録すれば、4番の伊橋は3安打の固め打ちで猛打賞の活躍を見せ、そして極めつけは、なんと言っても初回に飛び出した角田のまさかのランニングホームランだ。
最近では、すっかりお笑いプレーヤーへと転向し、グラウンドで宴会芸を磨いているものと思いきや、元メジャーリーガーかと見間違うほどの、打撃と走塁を披露し、久々にお笑いプレー以外でグラウンドを沸かせて見せた。
一方、お笑いプレーヤーの地位を着々と固める動きを見せたのが大島だ。
もはや時計すら眼中に入らないのか、それとも、はやる気持ちを押さえきれなかったのか、既に午前中に、幸せオーラをまとって二子玉川駅に降り立つと、一人プレハブ小屋でビールを煽って、試合前から多摩川河川敷を満喫していたかと思えば、打っては、避けたはずの頭にデッドボールが当たる意味不明な珍プレーを披露し、守っては初回をプレーしただけで体力の限界に達して自らベンチに引っ込むなど、毎熊のポジションを脅かす数々のプレーを連発していた。
更には、稲村がお笑い部門への色気を見せるプレーを披露してみたり、仮田代が3打席凡退に沈んで、仮田代のまま試合を終えるなど、大敗にも関わらず、見せ場だけはテンコ盛りのまさに熱き一戦であった。

   

   

   


1回表、先制となるランニングホームランを放つ角田選手

   


ホーム生還後、別人の様にイッた表情を見せる元おニャンこファンの人

   


先発のタケヒロを見守る星選手。この後、4年10ヶ月振りのヒットを放つことに

   


前回と打って変わり、湯気ではなく土煙を上げて激走を見せる伊橋選手。この日は3安打猛打賞の活躍を見せた

    


最近やたらアグレッシブな走塁を見せる久保田選手。この日も適時打を放った後にニ盗を決める。
え?まさかの盗塁王狙い?!

   

尚、裏南ちゃんオーディションの合格を目指して奮闘中のカーリー柳澤嬢だが、最終審査となったこの日も、見ず知らずのチームのベンチに勝手に押し入ってみたり、心のこもらない声援をドリーマー達に送るなど、安定したパフォーマンスを披露し、審査員にその実力を見せつけていた。
課題であったスコアラーとしての働きぶりも、なんとか及第点をクリアし、ギリギリながら、ほぼ合格を手中に収めたかと思われていたが、あろうことか、対戦相手のチーム名を間違えるという、なんとも手痛いミスが発覚し、再オーデションを余儀なくされている。
今回お手合わせいただいた新宿ブンブンチーム様には、この場を借りて、お礼とお詫びを申し上げたい。
そんな訳で、もはや、水着審査での突破しか道は残されていないのか?
次戦が何カップとなるのか、こちらも注目の的となりそうだ。

   

   

これで、ドリームスはシーズン前半を消化し、チームはこの後約1ヶ月半のサマーブレイクに突入する。
負けが混んできた割には、妙に試合内容だけは充実してきており、勝利の兆しも垣間見えるようになってきたので、後半戦を楽しみに待ちたい。
その間、選手達には、昼夜を問わないオヤジライフの更なる充実を図ってもらい、次戦のグラウンドで、是非ともその成果を発揮して欲しいところだ。

   


マネージャーオーディシヨンを審査中のなんちって監督

   


なかなか本名を取り戻せない仮田代選手(左)と、午前中から飲み続けて、少々お疲れの大島選手(右)

   


次回の再オーデションに向けて衣装を選ぶ、裏南ちゃん候補生。

  

  

   

Next Schedule

DATE : 2011/09/10(sat)
TIME : 11:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku
&
Shibuyaku side E

  

   

  

  

See you September

     

  

6月25日(土)J-CUP? 対JASRAC戦

激闘のKAC-CUPから早3週間。
聖地二子多摩川に戻ってきた選手達は、JASRACチームを相手にレギュラーシーズン再開となる一戦を迎える。
ところが、数日前から天気予報は雨マークを示し続け、試合当日を迎えてもなお降水確率が下がる気配すらなく、ナインはやきもきした気持ちを抱えたまま、それぞれ二子多摩川へと向かった。
まさにこの日の試合を暗示しているかのようにグラウンドへ暗雲が垂れ込む中、人知れず参加を表明し、人知れず直前に参加を辞退した園田を除く11名のドリーマー達と2名の女神が、シーズン開幕戦以来となる二子多摩川グラウンドに勢揃いした。

   

   

トリプルヘッダー以来の交流を暖めながら、激闘の余韻が残る体を動かし試合に備える選手達。
そんな中、話題が今後のスケジュールの確認に及ぶと、グラウンド担当の久保田が口をついた。
「あえて8月はグラウンド取らなかったから!」
聞き捨てならないセリフに、己の耳を疑い絶句するナイン一同。
今年に入って全てのグラウンド抽選を外しまくっているオヤジが発したまさかの一言に、辺りは一気に脱力感に包まれた。
そんな、およそ試合前とは思えない空気と天気がグラウンドを支配する中、果たして試合と成りえるのか、ともかくもプレイボールが告げられると、ドリームスの先攻でゲームが開始された。

この日のドリームスは、いつもの予想と違って意外なラインナップでJASRACチームに挑む。
試合前の空気を察してなのか、あえて1番指名打者に久保田を起用し、そして2番に大島が入るなど大胆な布陣を引き、先発マウンドには久々となる小河原を送って、守備を固めて戦いに臨んだ。
   

■J-CUP
=STARTING ORDER=
 1 DH / AET KUBOTA
 2 CF / OSHIMA
 3 3B / UMEGAWA
 4 LF / IHASHI
 5 SS / INAMURA
 6 C / KARITASHIRO
 7 1B / KOGA
 8 P / OGAHARA
 9 2B / KAKUTA
10 DH / TAKEHIRO
11 RF / IKETANI

   

1回の表ドリームスの攻撃。
昨シーズンの対戦時よりも遥かにパワーアップした速球をミットに投げ込み、一気にグラウンドの空気を変えてみせるJASRACバッテリーに対して、AET久保田が人生初?の先頭打者で打席に入る。
すると、1番打者の感触を味わう間もなく、たちまち追い込まれてしまい、次のボールも久保田のバットが虚しく空を斬った。
まさに、あえて三振か?とベンチが突っ込もうとしたその瞬間、ボールはキャッチャーミットからこぼれてバックネットを転々と転がっていく。
それを見て慌てて久保田が走りだすと、まんまと1塁陥れ、よもやの振り逃げで出塁を果たしてベンチを沸かせてみせた。
あえて振り逃げを狙ったかどうかは、もはや知る由も無いが、更に調子に乗って大胆にも盗塁を試みると、なんと2塁まで陥れ、あろうことか先制のチャンスを演出し、先頭打者の役目を見事に果たしてみせるAET久保田。
この勢いで先制点を奪わんとするドリームスであったが、結局、後続が凡退に倒れ、初回の攻撃は残念ながら無得点に終わった。

その裏の守りには、小河原が久々となる先発マウンドに登る。
すると、いきなり先頭を歩かせてしまい、これまた久々のセカンドで硬くなったのか角田のエラーも飛び出すなどして、早々に1点を失ってしまう。
続く2回の守りでも、四球とエラーが重なって2点を奪われ、ゲーム序盤からリードを許す苦しい試合展開となっていく。
一方、反撃を見せたいドリームス攻撃陣だが、相手投手から繰り出される速球と、時折混ぜてくる変化球に完全に翻弄され、あれよあれよと三振の山を築きあげるばかり。
2回の攻撃では、先頭の稲村が振り逃げで出塁したものの、後続が皆三振に倒れ、なんと1イニング4三振を献上する不名誉な記録を樹立すると、続く3回にも三振を連発し、遂には6者連続三振を喫してしまうなど、相手バッテリーに完全に封じ込まれ、オヤジのバットはウィンナー並に縮こまっていった。
それでも先発小河原が粘りの投球で相手の攻撃をなんとか4失点に凌いで味方の反撃を待ったものの、その後の打線は辛うじてヒットを打つのが精一杯の様子。
結局、試合終盤まで相手投手の鋭いピッチングに手も足も汁も出せないまま、あっという間に7回まで進み、完封負けを喫して試合を終えた。

DREAMS| 0 0 0 0 0 0 |0
JASRAC | 1 2 0 1 0 0 |4
詳しい結果はコチラ

    


この試合で2三振を喫した下田代改め仮田代選手。

   


こちらは三振に倒れて、背中から湯気を出している様子の伊橋選手。

  

実に7イニングで14もの三振を相手バッテリーに献上し、為す術無く完敗を喫したドリームス。
特に2順目に入ってからも三振を連発するなど、同じ過ちを繰り返してしまうオヤジの悪い癖を露呈し、今シーズンの不調を象徴するような打撃となってしまった。
起爆剤?として、あえて1番で起用した久保田も、初回に振り逃げでベンチを沸かせて、殿堂入りよりも前に世田谷区のブラックリスト入りを果たしている片鱗を見せつけたものの、残念ながら得点には繋がらず、その後の打席は凡退に沈んでいる。
その他の選手達も何度か塁上を賑わせたものの、稲村のまさかの2盗失敗に象徴されるように、貴重な得点機をモノに出来ず、最後まで淡白なプレイに終始した。

一方、新布陣で臨んだ守備では、先発小河原が粘着力の増した投球で6回を投げきれば、エース梅川も復調の兆しとなるピッチングを披露し、更に外野の悦びを知ったレフト伊橋に至っては、まるで登り棒の虜になった小学生の如く、無駄に強肩を見せつけては快感に浸るなど、気持ちの入ったプレイを見せてくれた。
ただし、大島、池谷の新外野コンビに限っては、分泌液で帽子を濡らすだけでは飽き足らず、だらしない下半身を見せ付ける禁断プレーを揃って披露するなど、こちらはR指定のプレイを連発していた。
いずれにしても、得点を奪わないことには勝利も叶わない訳で、次戦以降でのドリームス打線の奮起を促したいところだ。
尚、あまりの試合展開の早さに7回の規定回数を経た後、8回のエキストライニングを消化して試合の方は終了している。
また、この日は新人マネージャーのオーディションを兼ねた試合となるはずだったのだが、ただ単に「K」の字が綺麗に書けるように上達しただけだったので、次戦、水着審査と併せて再オーディションを行うとの情報もあるようだ。

   


ひたすら「K」の文字書きを練習する両マネージャー。

   


あえて内野ゴロを放つ久保田選手。

   


見事に盗塁を失敗し、徐々に空気を読まないプレーが身についてきた稲村選手。

       


味方ベンチから繰り出されるハートのこもった声援に、思わずキレてみせる古賀選手。

   


汁だくのキャップを見せつけるR指定の2選手。

      

    

試合終了後、ドリムースンナインは室内練習場に場所を移して、アルコールシャワーを浴びながら、いつにも増してハードなトレーニングに精を出した。
特にチーム考案の下田代五段活用トレーニングでは、高い負荷でもって腹筋を集中的に鍛えていたようだ。
全てのメニューを消化し練習を終えると、声を枯らした選手達は、加齢臭以上のネギ臭を漂わせながら、帰路へと向かっていった。
次戦こそは、仮田代の汚名を返上し、オナ田代の称号を目指す戦いで、必ずや勝利を我々に届けてくれることを期待したい。

   

  

   

~ Next Schedule ~

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E

   

   

   

   

6月4日(土)第3回KAC-CUP(後編) 対FIREBALL戦


<<第3回KAC-CUP(前編) 対SWEET FANG戦

大会初参加となる「第3回KAC-CUP」の第2試合に登場し、苦戦の末に初戦初勝利を飾った青空ドリームス。
続く第3試合に勝った時点で優勝を決めることが出来るのだが、まさに言うは易し行なうは難し。
対戦相手となるFIREBALL チームは、第1試合で10対0と圧倒的な実力差を見せつけて勝利しており、第2試合が行われている間に充分休養も取るなど、準備万端な状態で第3試合を迎えようとしている。
一方のドリームスは、直前の試合で負けゲームをオヤジの意地でなんとか引っくり返して勝利したものの、第3試合を控えるベンチは、さながら野戦病院の如く疲労困憊で倒れこむ選手が続出し、大きなハンデを抱えて戦わなくてはならない。
果たして、この圧倒的不利な状況を覆して、見事大会初参加で初優勝を飾ることが出来るのか、西日が強まってきたグラウンドで、事実上決勝戦となる闘いが、いよいよ始まった。

■3rd Match
=STARTING ORDER=
 1 C / SHIMOTASHIRO
 2 LF / KAKUTA
 3 SS / INAMURA
 4 2B / IHASHI
 5 3B / OGAHARA
 6 CF / OSHIMA
 7 P / UMEGAWA
 8 DH / MAIKUMA
 9 DH / KOGA
10 1B / TAKEHIRO
11 RF / IKETANI

前の試合から布陣を大きく入れ替えて決戦に臨んだドリームス。
一方のFIREBALL チームは、事前のチェックで、ドリームスナインを震え上がらせていたエースと思しき投手をマウンドには送らず、余裕の表れなのか、はたまたドリームスベンチの単なる思い違いなのか、予想に反してノーマークの左腕投手がマウンドに上がる。
   
初回表はドリームスの攻撃。久々の対戦となる左腕投手に戸惑ったのか、3番稲村が四球で歩いた以外は、全てセカンドゴロに打ち取られ、あっさりと初回の攻撃を終えると、FIREBALL はその裏の攻撃で、早くも実力の片鱗をドリームスに見せ付ける。
先発の梅川が、いきなり先頭打者にヒットを打たれると、続く打者には四球を与えてしまい、3番打者にはいとも簡単に長打を喫して早々に2点を奪われる。
更に4番にも連続ヒットを打たれて、尚も苦しい場面が続くかと思われたが、ショート稲村との牽制プレーが見事に決まり、相手の機先を制して2失点のまま、なんとか初回を切り抜けてみせた。
しかし打線の方が、味方の好守備に中々応えられず、得点の気配すらなくイニングだけが進んでいく。
そんな中、古賀の放った打球を巡って、ちょっとした勝負の綾となるプレーが生まれる。
3回表ドリームスの攻撃で、先頭の9番古賀の放った当たりはショートへのゴロ。これを相手ショートが処理をもたつく間に古賀が懸命に走って1塁を陥れた。
このプレーに関して、FIREBALL サイドはショートのエラーと記録したようだが、一方の、母なる眼差しでオヤジ達を見つめるドリームススコアラーの判定は内安打。
公式記録員を置かないミニ大会ゆえに、記録の判定は各チームのスコアラーの判断に委ねる他ないのだが、このジャッジが、後の勝負に大きく関わってくることになる。
いずれにしても、この回も後続が倒れてドリームスの攻撃は無得点に終わる。
一方、FIREBALL は攻撃の手を緩める事なく、ドリームス守備陣を追い詰めてくる。
ドリームスは、2回にも1点を失うと、3回にはセンターオーバーのホームランが飛び出すなど3点を奪われ、先発の梅川がこの回での降板を余儀なくされる。
後を受けた小河原も4回に1失点、5回には、不運な当たりもあったとはいえ、5安打2死四球与えて1死も取れないまま一挙7点を献上するなど、焼豚もとい火だるまと化した。
6回には久々となるタケヒロがマウンドに上がり、猛打のFIREBALL 打線を三者凡退に退けるまさかの投球を披露したものの、打線の方は相手の堅守と好守に阻まれてゼロ行進のまま、6回を終了して0対14の圧倒的大差をつけられ、最終回ドリームスの攻撃を残すのみとなった。

すると、最後の守備に就くFIREBALLナインに、妙な緊張感が漂いだす。
そう、彼らの記録の上では、未だ四球と失策しか与えておらず、この最終7回でドリームスにヒットが出なければ、ノーヒットノーランを達成して、優勝に花を添えることになるのだ。
それを察したドリームスベンチは、勝利が叶わないまでも、せめて一矢を報いるべく最後の攻撃を2番角田からの好打順に託す。
すると先頭の角田がチームの期待に応えて四球を選んで出塁を果たし、にわかにドリームスベンチも盛り上がりを見せる。
しかし、続く3番稲村がライトフライに打ち取られ1死1塁となってしまい、次に、腱鞘炎になるまでバットを振り込んできた4番の伊橋が満を持して打席に入る。
球場の誰もが一投一打に注目する中、伊橋のバットから放たれた打球は無念にもファーストへのゴロ。
この間に角田が2塁に進塁したものの、これで2死となりノーヒットノーラン喫するまで、残すはあと一人となった。
バットを叩きつけて悔しがる伊橋と入れ替わって、最後の打者になるのか、小河原が打席に歩みを進める。

元はといえば、チームの不振に刺激を与えてみようと、なんちって監督の小河原の発案で急遽参加を決めたこの大会。
二子多摩川を遠く離れての遠征に加えて、初めての1日2連戦でもって、ここまでドリーマー達は精一杯のプレーを見せてきた。それだけに今シーズン初勝利を飾っているとはいえ、このままノーヒットノーランの屈辱を味わって終わるのと、一矢報いてオヤジの誇りを見せて終わるのとでは、同じ敗戦でもまるっきり意味が違うことを小河原は誰よりも感じていた。
更には、前の打席で会心の当たりを好守に阻まれた悔しさと、そして何よりもチームメイトの願いを一心に背負って打席に入る。
グラウンドの視線が左打席のバットに注がれる中、小河原が相手左腕の投じたボールを鋭く振り抜くと、打球はライト線方向に向かって飛んでいく。
まさに、チームの思いが乗り移った一打は、そのままライト脇へ落るヒットとなり、グラウンドにドリームスの歓声とFIREBALL の溜息が入り混じる中、2塁ランナーの角田がホームベースを駆け抜けて、ノーヒットノーランはおろか完封負けをも阻止する貴重な一打となって、オヤジ達のささやかなプライドを示して見せた。
その後、大島が四球で出塁したものの、最後は梅川がライトフライに倒れてゲームセットを迎える。
1対14の大差で敗れて優勝は逃したものの、最後の最後で、臭わんばかりのオヤジ達の意地と執念と汁が凝縮された1点を返して第3試合を終えた。

DREAMS  | 0 0 0 0 0 0 1 |  1
FIREBALL| 2 1 3 1 7 0 ×|14
※詳しい結果はウェブスコアブックでどうぞ

  

  

   

初の連戦となった第3試合は、圧倒的な実力差の前に敗れ去ったものの、選手たちは疲れた体に鞭打って、最後まで集中を切らす事無く戦い抜いた。
西日の影響を受けて外野の守備が思うようにならず、ことごとく失点に繋がった不運もあったが、それでもライトを守った池谷などは、第2試合の汚名を返上するパフォーマンスを披露するなど、好プレーも随所に見られた。
20~30代を中心とする出場チームの中にあって、アラフォー世代の粘りっこさを示し、大いに健闘した2試合であったと言って良かったのではないだろうか。
最終成績は、断トツの実力差を誇った2戦2勝のFIREBALLが優勝を果たして賞品のノックバットを獲得し、ドリームスと激戦の末に敗れたSWEET FANGは2敗を喫して惜しくも3位に、そして、乳酸を出しまくった青空ドリームスは1勝1敗として2位に入り、賞品の左用ヘルメット4個を見事獲得した。
試合後の閉幕式では、表彰と記念撮影が行われ、お互いの健闘を称え合って、延べ6時間に渡って開かれた大会は無事終了を迎えた。
尚、ドリームスは賞品となった左用のヘルメット1個を、激戦を交わしたSWEET FANGチームに進呈したとの話が伝えられている。   

いつも、濃い目の1試合がやっとのオヤジ達にとって、初めてとなる1日2連戦は、足腰が立たなくなるほどのハードプレイを強いられることになったが、大会の緊張感や未知なるチームとの対戦など、いつもとは違ったシチュエーションに大いに刺激を受け、初の大会参加は一味違った充実感を味わうこととなった。
改めて大会関係者の皆様と、対戦いただいたチームの皆様にお礼を申し上げたい。
球団としても、今後も機会があれば、こういった大会へ積極的に参加していきたいと考えているようだ。

尚、主催者より大会の模様が動画化されていたので紙上にてご案内。
2:06辺りからドリームスが登場します。

   

初めての大会参加は見事?2位に終わった青空ドリームス。
しかし、この日は、これで全てが終わった訳ではない。
ダブルヘッダーならぬトリプルヘッダーが組まれており、まだまだ勝負は終わっていなかったのだ。
ドリームス一行は早々にグラウンドを後にすると、3試合目が行われる本日最後の遠征地、大和へ向かった。

    

この日の最後を締めくくる戦いの場は浜焼市場大和店。
ドリームスは、ここで海の幸を相手に最後の一戦を交える。
乾杯の掛け声と共に、グラウンドがビールで潤うと、早速、先頭打者から容赦ない攻撃をドリームスナインにしかけてきた。
相手のラインナップはご覧の通り。

■Last Match
=STARTING MENU=
  1番 ショート / いかの塩辛
  2番 セカンド / 浅漬け盛り合わせ
  3番 ピッチャー / 生しらすの刺身
  4番 ファースト / アオリイカの刺身
  5番 キャッチャー / しらす掻揚げ
  6番 サード / チャーハン(じゃこ、タコ)
  7番 DH / 天丼
  8番 ライト / なめろう(鯵、鰹)
  9番 センター / 金目鯛の刺身
10番 レフト / あさりのガーリック炒め

あまりの相手強力打線の前に、悶絶する他ないドリームスナイン。
オヤジの疲れきった体を、冷えたビールと、新鮮な魚介がこれでもかと攻め立て、やがてダウンを喫する選手も現れ始める。
グラウンドにチームが集まった午前12時前から、気づけば既に午後9時となっていた。
実に9時間以上に渡る初のトリプルヘッダーは、オヤジの全てを完全に出し切ったところで、遂にゲームセットを迎える。
かくして長くも充実したドリームスの1日がようやく終わった。
   
選手の皆さま、本当にお疲れ様でした!
次回のJ-CUPもお楽しみに。

<<第3回KAC-CUP(前編) 対SWEET FANG戦

    

Next Schedule  ~

= J-CUP =
DATE : 2011/06/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D
vs JASRAC

   

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E

   

  

  

6月4日(土)第3回KAC-CUP(前編) 対FIREBALL

急遽エントリーが決まり、初の試みとしてワンデーマッチの大会に参加することになった青空ドリームス。
大会が近づくにつれ、例年より早い梅雨入りに加えて台風にも見舞われるなど一時は開催も危ぶまれたが、台風一過のこの日、初夏の訪れを感じさせる好天に恵まれ、絶好の野球日和で大会を迎えることとなった。
初の地方遠征?初の大会参加に高ぶる気持ちを抑えきれなかったのか、毎度かかり気味の下田代が、二度の県境越えを果たして2時間前に到着したのを筆頭に、会場となる相模原市相模台公園野球場に続々と11名のドリーマー達が駆けつけた。
いつもと勝手が違うシチュエーションにやや緊張の面持ちを見せつつも、両翼70mの専用グラウンドを前にして、ドリームスナインの気合いも徐々に熱を帯び始める。

ドリームスにとって、初の大会参加となるこの「KAC-CUP」は、これまで大会などの参加経験が乏しいチームを対象に、3チーム総当り戦による試合形式で行われ、今回で3回目の開催を迎えるミニ大会だ。
最近ややマンネリ化してきたチームに刺激を与える機会にと、球団の方で急遽エントリーを行ったところ、実に10数チームもの応募の中から、なぜだかドリームスが選ばれ、晴れて出場を果たすことになった。
エントリーに際して、チーム情報も伝えていなかっただけに、選ばれた理由は未だ謎のままなのだが、一説には、本紙記事にあった尊師マイクマンの空振りフェイスが決め手になったのではないかと見られている。
いずれにしろ寛大な決断をいただいた大会主催者には、この場を借りてお礼を申し上げたい次第だ。

尚、出場するチームは、同大会の主催者が運営している三部リーグに所属する「FIREBALL」と、ドリームス同様に大会初参加となる「SWEET FANG」の全3チーム。
12時半から始まる第1試合を皮切りに18時半までの全3試合を、各チーム総当りで試合を行い優勝を目指して争うことになる。
果たして、優勝商品のバットはどのチームが手にするのか?!
大会が始まる直前に主催者から発表された対戦カードはご覧の通り。

■第1試合・・・・FIREBALL vs SWEET FANG
■第2試合・・・・SWEET FANG vs 青空ドリームス
■第3試合・・・・青空ドリームス vs FIREBALL

初の大会参加ということで、高速を飛ばし、電車を乗り継いで、遠路遥々勇んで相模原に乗り込んできたドリームスナインであったが、いきなりお預けを食らう第2試合からの出場となり、しかも後に2連戦を控えるというオヤジには少々ハードな組み合わせとなってしまった。
とはいえ、そこはなんでも楽天主義のオヤジ御一行様のこと、偵察するもよし、昼寝するもよし、キャッチボールをするもよし、思い思いの時間を過ごしながら試合に備えることに。
すると早速、宴を催そうと、炎天下の中、商店街を遥か彷徨いながら買出しに出かけていった「ちい散歩」ならぬ「おお散歩」を敢行する大島の姿が…
ただし、グラウンドのすぐ裏にスーパーがあろうとは、この時は知る由も無かった。
そんな訳で「おお散歩」にてゲットしてきたノンアルコールビール(自主規制?)を片手に、つまみを広げながら敵情視察とばかりに第1試合のグラウンドに目を向けると、そこにはあまりに一方的な試合が繰り広げられていた。

およそ私設リーグ3部所属とは思えない圧倒的な強さで、FIREBALL チームが大会初参戦のSWEET FANGチームを終始寄せつけず、10対0の大差で第一試合を勝利する。
あまりの実力差を見せ付けられ、FIREBALL チームへの戦意を喪失する一方で、SWEET FANGチームには思わずほくそ笑む、能天気な酔いどれ気分のオヤジ達。
早くも2位が確定とばかりに、迫る試合に備えるものの、この諦めと過信が、後に思わぬ試合展開を引き起こすことになる。

■1st Match Result
F I R E B A L L |2 1 2 4 1 |10
SWEET  FUNG |0 0 0 0 0 | 0

    

そうして迎えた第2試合。
遂に訪れたドリームスの記念すべき大会初戦は、前の試合で大敗を喫したばかりのSWEET FANGチームとの対戦。
既に相手の力量を見切ったかの如く、ドリームスは、毎熊を久々に守備で先発起用するなど、第3試合を見据えつつも余裕を感じさせる布陣で試合に臨んだ。

■2nd Match
= STARTING ORDER =
 1 DH / TAKEHIRO
 2 2B / IKETANI
 3 C / INAMURA
 4 LF / IHASHI
 5 P / UMEGAWA
 6 RF / MAIKUMA
 7 SS / SHIMOTASHIRO
 8 DH / OSHIMA
 9 3B / OGAHARA
10 CF / KAKUTA
11 1B / KOGA

1回表の守備に就いたドリームス。
栄えある先発マウンドには梅川が登り、なんとも言えない緊張感に包まれる中、稲村のキャッチャーミットをめがけて記念すべき第一球が投じられた…
はずが、なんと、あろうことか初球からいきなりデッドボールを与えてしまうエース梅川。
続く打者にも四球を許すと、すぐさまタイムリーヒットを打たれて、初の大会参加の余韻に浸る間もなく、瞬く間に先制を許してしまう。
しかしそこからエースの踏ん張りを見せて、なんとか2死まで漕ぎ着けると、今度はセカンド池谷が前代未聞のプレーでもって味方に追い討ちをかける。
セカンド前方に上がったなんでもない小フライを、何を思ったのか打球の行方に構うことなくプレーを放棄するセカンド池谷。
慌ててショートの下田代が棒立ちの池谷を追い越して捕球を試みるも当然間に合わず、思わぬ出塁を許してしまう。
もはや草野球の理解を超越したプレーにチームの誰もが池谷をどやしている間にも、更にヒットと梅川自らのエラーで2点を与えてしまい、初回から3点を失う苦しい立ち上がりとなってしまった。
続く2回の守りでもドリームスの狂ったリズムは間単には戻らない。
この回の先頭打者の2球目に梅川がデッドボールを与えると、続く3回には、今度は3人目の打者にデッドボールを与えてしまうという、何だか法則めいた失投が仇となり、それぞれ1点づつを失ってしまう。
一方の打撃陣も悪い流れを引き継いで、序盤2回を無得点に抑えられるなど、当初思い描いていたゲームプランには程遠い、重苦しい雰囲気で試合は進んでいった。

このままズルズルと行ってしまうのかと思われた3回裏、ようやくドリームス打線が動きだす。
5点差を追って、先頭のタケヒロが四球で出塁すると、伊橋、梅川の連続タイムリーと毎熊の内野ゴロの間に3点を返して反撃の姿勢を見せ始める。
続く4回の表、不調の梅川に代わって小河原をマウンドに送り、なんとか流れを代えようと早めの継投を試みると、今度はショート下田代が1イニングに2度も送球エラーとなるチキンプレーを披露してしまい、せっかく縮めた点差を自ら広げてしまう。
一体試合前の余裕はどこへやら、4回表が終わった時点で7対3とされると、いよいよ残されたイニングも少なくなり、敗戦の二文字がナインの脳裏にちらつきだしてきた。

そうして迎えた4回裏ドリームスの攻撃。
いよいよ後がな無くなってくると、さすがにオヤジ達の尻にも火がつき始める。
この回先頭の大島が四球で出塁すると、小河原が倒れたものの続く角田も四球で歩く、するとここから古賀、タケヒロ、池谷、稲村が怒涛の4連打を披露し、四球の伊橋を挟んで梅川もタイムリーを放つなど、なんと6者連続で出塁を果たす見事な攻撃でもって大量5点を奪い、一挙に逆転してみせた。
一方のSWEET FANGチームも負けてはいない、5回の表にすぐさま1点を返してすかさず同点に追いつき、試合序盤のワンサイドのゲーム展開から一転、激しい攻防が繰り広げられ、試合は終盤にかけて混戦の様相を呈していく。
すると、追いつかれたドリームスは、その裏の攻撃で追いすがるSWEET FANGチームを突き放す更なる猛攻を見せる。
ヒットで出た下田代と四球の大島を置いて、小河原がタイムリー2塁打を放って貴重な勝ち越し点を奪ってみせると、後続のタケヒロ、稲村にも駄目押しとなるタイムリーヒットが飛び出し、一挙に5点を奪って8対13として勝利を一機に手繰り寄せた。
最後は、小河原が相手打線を無失点に抑えたところでゲームセット。

■2nd Match Result
SWEET FANG| 3 1 1 2 1 0 | 8
D R E A M S   | 0 0 3 5 5 × |13
※詳しい試合結果はウェブスコア

ドリームスが大会初参加、初勝利を見事に飾って、第3試合に優勝の望みを残して終えた。
一方、敗れたSWEET FANGチームはこれで2戦2敗となり、残念ながら大会3位が確定している。
お互い死力を尽くして闘ったベストバウトではあったが、はっきりと明暗が分かれる第2試合となった。

敗色濃厚なゲーム展開から、苦戦の末に見事勝利を収めたドリームス。
序盤は、合わないマウンドに加えて、守備陣にも足を引っ張られるなど、先発梅川の苦しいピッチングがそのままドリームスの苦戦へと繋がってしまった。
特に、初回の守備放棄とも受け取れるセカンド池谷のプレーが、チームを一層追い詰める形となった。
更にこの試合で池谷は、2塁走者だった時に、四球と勘違いしてサードまで悠然と歩いて三盗を果たすなど、グラウンドを混乱に陥れる、奇想天外なプレーも披露しており、良くも悪くも会場を沸かせていた。
まぁそれ以前に、第1試合を見て芽生えた余裕が、苦戦を招いたそもそもの原因だと言ってしまえばそれまでなのだが…
一方中盤以降は、ドリームスらしい攻撃が見られるようになっていった。
1番指名打者に入ったタケヒロは、2安打2盗塁3打点と起用に応える活躍を披露し、古賀も足の怪我を押しながら懸命のプレーで見事実戦復帰を果たしてみせ、何より今シーズン貧打に喘いでいたドリームス打線に十八番の集中打が飛び出すなど、光明を見い出すシーンも少なくなかった。

   

   
小田急相模原駅の商店街を気ままに散策していた釣り人

   


この試合では、何かとお騒がせの池谷選手
   

これでドリームスは、続いて行われる第3試合で、圧倒的な強さを誇るFIREBALL チームと優勝を懸けて闘うことになる。
第3試合の開始までに残された時間は僅かに20分間。
猛打で逆転勝ちを収めた勢いそのままのに、あわよくば優勝を狙いたいところだが、ふとベンチに視線を向けると、そこには、アザラシの群れの如く、既に第2試合で全力を使い果たし、ガス欠を起こして無残にも横たわるオヤジ達の姿があった。
誰の目にも、優勝の目は明らかに無さそうな状況なのだが、この後、アザラシ達は、オヤジの意地とプライドを懸けた懸命の闘いを繰り広げることになる。

第3回KAC-CUP(後編) 対FIREBALL>>

   

Next Schedule  ~

= J-CUP =
DATE : 2011/06/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D
vs JASRAC

   

DATE : 2011/07/16(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side E

   

   

  

初めての大会参加決定!第3回KAC-CUP

青空ドリームスは、6月4日(土)に行われるミニ大会「第3回KAC-CAP」への参加が急遽決定し、チーム創設以来初めて大会形式の試合に出場を果たすことになった。
同大会は3チームによる総当たり戦で行われ、これまた初のダブルヘッダーを経験することが確定しており、オヤジ達の持続力が問われる戦いとなりそうだ。

◇◆第3回KAC-CUP◆◇
■日時:6月4日(土)12:30~18:30
■会場:相模台公園野球場(最寄駅:小田急相模原)
■対戦方法:出場3チームによる総当り戦
※大会の概要はコチラ

昨年好調だった打線が、今年はすっかり鳴りを潜めてしまい、いまだ3戦して未勝利のドリームス。
この大会参加によって、チームは自信を取り戻せることができるのか、はたまた一層失ってしまうのか、ドリームスの勝利と共に優勝争いの行方も気になるところだ。
一方、試合後の角田GMの行方も気になっており、夜の町田?に繰り出すことになるのか、こちらも注目を集める大人のダブルヘッダーとなりそうだ。
尚、6月25日(土)にはJ-CUPが開かれることも決定している。


試合後の動向が注目される角田選手

   

Next Schedule 

= #3 KAC-CUP =
DATE : 2011/06/04(sat)
TIME : 12:10~18:30
PLACE : Sagamidai Kouen Baseball Stadium

  

= J-CUP =
DATE : 2011/06/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

   

   

5月3日(土)2011年シーズン開幕 対SUNKING戦

1月の西武ドームマッチ以来、実に4ヶ月振りに二子多摩川にナインが集まり、久しぶりとなる練習と2011年シーズンの開幕戦が行われた。
その間、様々な出来事に日本中が見舞われ、青空ドリームスにとっても、一時は2011年シーズンの見通しすら立たない状況だったことを思うと、こうして晴れてシーズン開幕を迎え、再び二子多摩川のホームグランドで、笑いと加齢臭が届けられるようになったことを素直に喜びたい。
そうして遂に訪れた2011年レギュラーシーズンの幕開けは、2時間の練習で額に汁を滲ませた後、最近宿敵化してきたSUNKINGチームをホームに迎えての開幕戦で始まった。
かくして、オヤジ達の日常を取り戻すことがまずは日本復興の第一歩と信じ、いつもと変わらぬプレイの数々が、グラウンドで、そして試合後の居酒屋まで繰り広げられる1日となるのであった。


久々の野球に興奮を隠しきれない角田選手の乳首

この日は、しばらくグラウンドから遠ざかっていたこともあり、午前11時からグラウンドに集まって2時間の練習を行った後、開幕戦に備えたドリームスナイン。
西武ドームマッチ以来の再会を果たし、皆が元気な姿と見せると、早速キャッチボールから始り、ブランクを感じさせないつもの空気が流れ出す。
続く練習では、久々となるスケベ椅子マシーンの感触を確かめるように、バットを操つる選手達の姿が見受けられ、特に久保田選手は、何度も安定したショートゴロを放つなど、いち早くいつもの調子を取り戻していた。
最後に実戦形式のシートバッティングを行い練習を切り上げると、後は開幕戦のプレイボールの掛け声を待つのみとなった。

ドリームスナインの体も暖まり、準備万端に試合モードに切り替わって、栄えある開幕スターティングメンバーの発表を行うとした矢先、これまたドリームスにお約束のハプニングが発生する。
久々の野球で、あまりのハイテンションでキマってしまったのか、右足の爪が剥がれ落ちそうになるまで練習で動き回ってしまった古賀選手。
ベンチに戻って我に返った時には既に残念な状態となっており、試合開始を直前にして、文字通りの痛い欠場となってしまった。
急遽、助っ人参戦のクニミツ選手を代役に加え、その他のスターティングメンバーは事前のオーダーの通りで開幕戦に臨むこととなった。
尚、グラウンドから遠ざかっていた間にサイズアップが図られた大島選手のために、助っ人参戦のノザキ選手が控えとして入っている。

=STARTING ORDER=
   
 1 LF / KAKUTA
 2 C / SHOMOTASHIRO
 3 CF / OSHIMA ⇒ NOZAKI
 4 SS / IHASHI
 5 3B / OGAHARA
 6 RF / KUBOTA
 7 P / UMEGAWA
 8 DH / MAIKUMA
 9 1B / KUNIMITSU
10 DH / HOSHI
11 2B / IKETANI

開幕のマウンドを務めたのは、ドリームスのエースに加えて、最近、父親としての自覚が芽生え始めようとしている梅川。
初回の立ち上がりにいきなり連続ヒットを許して苦しい場面を迎えたが、後続を抑えて無失点で切り抜けると、その裏、ドリームス打線が早くも先制攻撃を仕掛けてみせる。
先頭の角田が四球で出ると下田代がヒットで続き、相手のワイルドピッチと伊橋の内野ゴロの間になんなく2点を先制。初回から攻撃的な布陣が的中し、幸先の良い滑り出しをみせた。
しかしながら、2回にSUNKINGに1点を返されて1点差に迫られると、続く3回には2点を奪われ遂に逆転を許してしまい、序盤から1点を巡って、手に汗握るゲーム展開が繰り広げられる。
先に崩れたのはドリームスであった。
4回に先頭打者にヒットを打たれると、四球と失策を絡めて5連続出塁を許すなど、この回だけで3安打、1四球、1盗塁、2失策、1野選、2暴投とドリームス内野陣がミスの限りを尽くして、一挙に5点を失ってリードを広げられてしまう。
その裏、小河原のタイムリーで1点を返したものの、続く5回にも4点を失なうなど、ゲーム中盤に入って一気に大量リードを許す苦しいゲーム展開となる。
終盤に入ると、梅川に代わって小河原がマウンドに登り、ダブルプレーも飛び出すなどして6、7回の守りをなんとか無失点に抑えて味方の反撃を待ったものの、鉄壁を誇る相手守備陣の前に、4回以降は得点を奪うどころか見せ場を作ることすら無くゲームセットを迎えた。
7回フルニングを戦う早いゲーム展開ながら、結局12対3の大差で開幕戦を落とし、ドリームスにとっては残念な結果となってしまった。
※詳しい試合結果はコチラ

序盤は緊張感が漂いながらも、オヤジの粘着力を発揮したゲームの流れに、ドリームスが試合の主導権を握ったかに思えたが、中盤になると、ひとたび生じた守備のほころびが、更に次のほころびを呼ぶ悪い連鎖にハマってしまい、ドリームス守備陣がエース梅川のハートを粉々に砕く形となった。
そんな、ハートが砕ける音を耳にして、早い継投策も考えた小河原なんちって監督であったが、これから生まれてくる子供に父の生き様を見せようということなのか、砕け散っても尚マウンドに立とうとする梅川の強い気持ちと、小河原自身のマウンドへの不安が判断を躊躇させ、結果的に継投が遅れてしまったのも敗因の一つと言えそうだ。
加えて、7イニング中6イニングも先頭打者に対してヒットやエラーで出塁を許しており、常に内野陣がプレッシャーを受けた状態での守備を余儀なくされ、自分達のリズムを掴めなかったのも大きく響いたと考えられる。
一方の打線はというと、SUNKING西寺投手から6安打を放ったものの散発に終わり、相手の鉄壁な守備陣にも封じ込まれて僅か3得点を上げるのがやっとだった。
特に、西寺投手から繰り出される焦らしボールの前に、我慢知らずのオヤジのバットがどうしても言うことを聞いてくれず、すぐにイキたがる割りに中身の薄い当たりしか発射できない、オヤジの悲哀漂う早漏打線へと馴れ果ててしまったのが、なんとも痛かった。
今にして思えば、直前の練習から、既にいきり立っていた角田の乳首が、この日の早漏打線を暗示していたのかもしれない。
開幕戦から、いきなり課題を見せつけられた格好のドリームス。まずは、気持ちに対して思うように体が応えてくれない、オヤジの悲しい性の克服が急がれる。

   


正捕手の夢が一歩近づいた?下田代選手

   


味方の守備に心を打ち砕かれるも、熱投を続ける父性に目覚めた梅川投手

   


2度の骨折を乗り越え、実戦復帰を果たした星選手。ただし、バッティングのリハビリはまだ必要?

   


応援に駆けつけ久々の再会を果たす、左肩脱臼の手術を受け現在リハビリ中の赤堀選手

   

 
相変わらず、良いお顔を拝ませてくれる尊師マイクマン

   

 
と、一番弟子のオオシマン

   


3代目?マネージャーの就任が噂され、なんだかその気になってきた柳沢嬢
    

残念ながら開幕戦での勝利は、次戦にお預けとなったものの、チーム内ではベビーブームに沸き、術後リハビリ中の赤堀が元気な姿で応援に駆けつければ、2度の骨折を乗り越えて星が打席を披露するなど、明るい話題も盛りだくさんの開幕戦となった。
そしてなにより、以前と変わらぬオヤジ達の勇姿を再びグラウンドで見ることができ、これこそが日本復興の一歩へと繋がっていく1日になったのではないだろうか。
青スポ新聞では、今シーズンも選手達の活躍を伝えるべく、引き続きドリームスを追い続けていきたい。
尚、梅川選手の第一子誕生に際し、チームとしてもエースを称えて祝したいとの思いから、秋に誕生予定の子供に球団より名前を贈呈することが、試合後の選手会ミーティングで決定した。
チームの思いがこもったその名前は、殿堂入り間近と言われている各スター選手にあやかって「秀平(ヒデヘイ)」と命名されており、これにより梅川選手の更なる活躍が期待される。
次戦は6月25日(土)を予定しているが、しばらく間が空くことから、6月前半での開催も検討しているようだ、こちらもスケジュールがわかり次第、最新情報をお伝えしたい。

   


   

古賀選手がケガ。前半戦は欠場か?

     
今シーズンの復帰に懸けていた古賀選手が、3日に行われた練習で右足の爪を傷め、急遽先発出場を外れて開幕戦を欠場した。
今のところケガの程度は不明だが、最低でも爪が生え変わるまでは復帰が難しいと見られている。
昨春から、転落事故で肋骨を骨折したり、指に釣り針が刺さったり、重い腰痛が発生するなど、度重なるケガに泣かされ続けている古賀選手。
当初は、過去の因縁からヒットマンに狙われているものと考えられていたが、最近では、史跡や名所を巡った際に、憑いてきた落ち武者に狙われているのではないかと考えられている。
球団では、尊師マイクマンによるお祓いを検討しているようだ。
いずれにしろ、古賀選手にはカルシウムの摂取に専念し、一刻も早く爪が伸びてくるのを心待ちにしたい。

   

= 青スポ編集部 =

   

Next Schedule  

DATE : 2011/6/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

   

   

   

5月3日(祝)2011年レギュラーシーズン開幕戦決定!

28日、青空ドリームスの開幕戦が5月3日(祝)にSUNKINGを迎えて行われることが決定し、球団から発表された。
1月に行われた西武ドームマッチ以降、大震災の影響で、一時は2011年レギュラーシーズンの開催も危ぶまれたが、その間、選手たちは、夜のネオン街で景気を活性化させる活動を行うなど、日々のトレーニングも欠かすことなく、シーズンの開催に備えていた。
再び、二子多摩川のグラウンドでオヤジ達の勇姿が見られる機会ができたことに、ドリームスファンと共に素直に喜びたい。
そんな期待が高まる開幕戦は、豪遅球が持ち味の西寺豪太投手を擁するSUNKING戦との対戦。
過去の通産成績は、2戦して1勝1敗と互角の戦いを見せており、両チーム共に負けられない一戦となりそうだ。
尚、開幕戦当日は、11時からトレーニングを開始し、開幕戦は13時プレイボール予定となっている。

過去の対戦はこちら
2011年1月8日対戦(L/2-9)   
2010年11月6日対戦(W/3-2)   

    

   

Next Schedule

Spring Training & 2011 Season Opening Game
DATE : 2011/5/3(tue)
TIME : 11:00~15:00
vs SUNKING
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side A

DATE : 2011/6/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D

  

  

2011年シーズン始動開始!

色々ありましたが、プロ野球も始まり、いよいよ青空ドリームスも始動を開始します。
青空に夢を、いや日本への夢を描きに、グラウンドへ集え!オヤジ共!

んな訳で、スケジュールの連絡は、コチラまでお早めに。

   

~ Next Schedule ~

Spring Training & 2011 Season Opening Game
DATE : 2011/5/3(tue)
TIME : 11:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side A
※開始時刻が変更になりました(11/4/28追記)

 
DATE : 2011/6/25(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku side D