Archive for the ‘試合レポート’ Category.

青スポニュース 青空サマーキャンプ ‘10 vol.2 秘密兵器登場!

夏真っ盛りの8月14日の土曜日。世間が帰省ラッシュのピークを迎える中、ドリームスナインの帰省場所すなわち二子多摩川にて、下田代選手の音頭により、盆暮れ正月なぞ関係ない青ドリの今夏2回目となるサマーキャンプが行われた。
今回のトレーニングは、秘密兵器の登場ということもあってか、開始時間の1時間半前にはグラウンドに到着していた下田代を筆頭に、角田、久保田、池谷、小河原、古賀、稲村、伊橋ら総勢8名の選手達が参加。
地獄の千本ノックに加えて、注目の秘密兵器を使ったトレーニングで、たっぷりの汗をグラウンドに滴らせた。

さて、気になるその秘密兵器とは一体何なのか?!
その全貌を探るべく、青空スポーツ新聞だけが独占スクープに成功。
今回は、皆様の熱い要望にお応えして、青スポ読者だけに独占紙上公開!
秘密兵器の実態はこれだ!
  

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大変失礼しました!編集部の手違いで誤った写真を掲載してしまいました(汗)
正しいスクープ写真はこちら。
  
  
  

…何であるかおわかりだろうか?
そう、トスマシーンです。
ちなみにパッケージはこちら

今回の秘密兵器の導入を巡っては、球団設備の近代化が叫ばれる中、より効果的なアルコールトレ-ニングを行うために、角田GMの秘策として導入が決定。
でもって、練習中の模様がこちら

   
トスマシーンの栄えある筆おろしを下田代選手が行ったところ、空振りを繰り返し、一向にバットにあたる気配が無く、あわや秘密兵器が台無しなるのかと思われたが、次に代わった稲村選手が鋭い飛球を連発し、後に続く選手達も揃って当たりを放っていたことから杞憂に終わり、角田GMもほっと胸を撫で下ろす様子が見受けられた。
時々久保田選手の空振りする姿が目撃されたものの、各選手が快音を響かせ、秘密兵器に手応えを感じさせるトレーニングが繰り広げられた。
ちなみに、使用されているボールは、稲村選手自ら、バッティングセンターでの使用球をわざわざ熊本から取り寄せ、球団に寄贈されたものが使われている。
稲村選手のホスピタリティ溢れるチーム愛には、頭が下がる思いだ。
  
   


秘密兵器を前にしてやる気満々の下田代選手。
  
   


ハードな練習を物語るようにダウン寸前の伊橋選手。しかし、この後さらなる過酷なトレーニングで、本当にダウンすることを彼はまだ知らない。
  
   


練習後、水浴びをする下田代選手。
   

グラウンドを後にして行われた磯丸水産でのトレーニングでは、秘密兵器の効果が早速表れたのか、はたまたオーバーワークを強要する女性トレーナーの存在があったからなのか、筆舌につくし難い、リアルにハードなトレーニングが繰り広げられ、特に黒ホッピーによるトレーニング効果は絶大で、相次いで脱落者が続出する程であった。
尚、このトレーニングの場で、予てからファンの要望の多かった、球団歌の制作が正式に決定している。
元ドリームズ・カム・トゥルーのドラマーなど豪華メンバーによるレコーディングも噂されており、年内のリリースも検討されているとのこと。
近いうちに、勝利後、グラウンドで熱唱するドリームスナインの姿が見られることになりそうだ。


写真は元ドリームズ・カム・トゥルーのドラマー

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/09/04/(sat)
TIME : 13:00~15:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

 

秘密兵器の効果はいかに?!
実戦で確かめるべく、次戦でのエントリーをお待ちしております!

 

青空スポーツ新聞 7月17日対JASRAC戦 決戦は土曜日

今シーズン、やや対戦相手に恵まれてきてはいるものの、ベテラン陣の奮闘もあってここまで2勝1敗と勝ち越し、迎えた梅雨明け快晴の土曜日。
この後サマーブレイクに入る為、ドリームスにとってはこのゲームが前半戦最後の試合となる。
その対戦相手は、過去2戦して2敗と完敗を喫しているJASRACチーム。
これまでいいところなく負けている相手だけに、今シーズンの勢いでもって、なんとか一矢を報いて雪辱を晴らしたいところ。
気温30度を超える灼熱がグラウンドに降り注ぐ中、太陽を焦がすほどまばゆいオヤジ達の熱き戦いが始まった。

ここのところの好調な打線に加え、池谷のDL復帰や、毎熊、サンボの不在を埋めるべくお笑い枠でのジャンみやがわ選手の助っ人参戦など、対JASRAC戦の初勝利に向けて、チーム一丸となって試合に臨んだドリームス。
ところが、試合開始直前になって、いきなりの暗雲が立ち込める。
チーム一番の早出皆勤が認められ、用具係りに任命されたばかりの下田代が、渋滞に巻き込まれて試合に間に合わないまさかの大遅刻。
頼みの綱は、バッティングセンターでしか活躍したことがない伊橋のドンキバットだけという、なんとも心許ない事態で試合開始を迎えることに。
更に悪いことは続く、夜の発注作業に精を出しすぎたのか、大島の審判の発注漏れと遅刻も相次いで判明。
戦力だけでなく野球用具も事を欠き、審判も不在の中、ドリームスナインの動揺を隠せないまま、試合は開始された。

=STARTING ORDER=
  1 C / INAMURA ⇒ RF / KUMAGAI(suketto player)
  2 SS / IHASHI
  3 3B,P / OGAHARA
  4 LF / KAKUTA
  5 2B / KUBOTA ⇒ SHIMOTASHIRO
  6 1B / TAKEHIRO
  7 P / UMEGAWA
  8 CF / KAWASAKI(suketto player) ⇒ OSHIMA
  9 RF / IKETANI
10 DH,RF / JAN MIYAGAWA(suketto player)

そんな不安定な立ち上がりを証明するかのごとく、初回表の攻撃を無失点で終えると、その裏のドリームスの守りでは、サード小河原がイージーフライを落球すれば、エース梅川の制球も定まらないなど、不足の事態で動転するチームを表わすかのように、2点の先制を許してしまう。
しかし、続く2回ドリームスの攻撃。先頭のタケヒロが四球で歩き、盗塁とワイルドピッチで無死3塁とすると、梅川がタイムリーヒットを放ちすぐさま反撃を開始。
更に川崎、ジャンの助っ人勢がヒットで続き、1死満塁で迎えるは1番稲村。
ここで相手投手の速球を見事に捕らえて、走者一掃となるタイムリー2塁打を放ち一気に逆転すると、2死後小河原も2塁打で続き、一挙に5点を奪って、初回の劣勢を跳ね返して見せる。
しかし、実力者揃いのJASRACチームだけあって、その裏に2点を取り返してくると、3回は両チーム無得点だったものの、4回にも1点を許し、遂に同点に追いつかれてしまう。

そして迎えた5回表ドリームスの攻撃。ここまで2打席凡退の前回MVP男角田がヒットを放ち、初の4番起用に応えて出塁すると、タケヒロがセンター前に弾き返して、すぐさま貴重な勝ち越し点を叩き出す。
しかし、リードしたのも束の間、その裏に1点を奪われてしまい再び同点とされる。
ゲームは一進一退を繰り返し、回が進むにつれて緊迫の度合いが増す大接戦となった。
そうして迎えた最終6回、ドリームスの攻撃が無得点に終わると、その裏、梅川の粘投の後を受けた小河原がマウンドへ登る。簡単に2死を取って迎えた打者の当たりは、センター方向への鋭いライナー。
ドリームスナイン全員が息を飲んだ瞬間、守備固めで入ったセンター大島が、突進しながら見事に掴み取ってスリーアウトとして、遅刻のアナを埋めるべく、最後に美味しいところ持って行き、同点のままゲームにピリオドを打って締めくくった。

DREAMS|0 5 0 0 1 0 |6
JASRAC |2 2 0 1 1 0 |6

タケヒロが2盗塁でグラウンドを掻き回せば、稲村が値千金のタイムリーを放ち、川崎もようやく元高校球児らしい当たりを披露するなど、若手、中堅どころが、これまでのベテラン陣に取って代わる活躍を見せ。
更には、一年半振りの出場となった池谷が、ベンチにいる時と変わらぬ存在感を放ち、抗争事件に巻き込まれて大怪我を負ったとされる古賀も、コーチズボックスで声援を送り、堅気の姿を取り戻しつつあるなど、後半戦に向けて明るい材料も見られた。

決して諦めずに、僅かなチャンスを逃さず得点に結びつける辺りは、常日頃、ネオン街の口説きトレーニングで培った、オヤジならではの粘りの精神が生きた試合だったと言えよう(とはいえ結局勝てないのだが…)。
更には、バット一本でも戦い抜く逞しさも見せつけ、選手達には大いに自信を深めた1戦となったのではないだろうか。
これで、前半戦を2勝1敗1分けで終え、シーズン勝ち越しも見えてきており、後半戦もこのままの勢いで、我々に笑いと感動のゲームを届けてくれることを大いに期待をしたい。
尚、JASRAC戦での活躍指数ポイントの投票結果はご覧の通り。今回は引き分けにつきワーストプレイヤーの選出も行われている。

 

  = BEST PLAYER =
  1位(46ポイント)・・・・・稲村
   2位(21ポイント)・・・・・梅川
   3位(4ポイント)・・・・・・角田
   3位(4ポイント)・・・・・・ジャンみやがわ
   5位(3ポイント)・・・・・・小河原
   5位(3ポイント)・・・・・・タケヒロ

  = WORST PLAYER =
  1位(-33ポイント)・・・下田代
   2位(-22ポイント)・・・池谷
   3位(-14ポイント)・・・大島
   4位(-9ポイント)・・・・久保田
   5位(-1ポイント)・・・・伊橋

【解説】
ベストプレイヤーには、序盤の悪い流れを一気に払拭し、ドリームスペースに持ち込む見事な一打を放った稲村選手が、文句な無しで1位のポイントを獲得。最近は、デビュー当初の勢いがやや失われつつあったが、正捕手の座を射止めたハードワークがようやく実った結果となった。
2位は、灼熱の中、粘りの投球でエースの責任を果たし、反撃のタイムリーも光った梅川が支持を集め、同率3位に前回MVPの角田がちゃっかりと滑り込めば、ジャン選手は、打撃もさることながら、審判での存在感で票を集めた。
同率の5位には、積極果敢な走塁と一時勝ち越しとなるタイムリーヒットで、前回0ポイントの雪辱を晴らす活躍を見せたタケヒロと小河原が選ばれている。

≪稲村選手の話≫
チームZEROの一員として今後もZEROメンバーとともに快進撃を続けたいと思います!
最近、きになる、プロレスラーが僕らチームZEROの気持ちを代弁してくれてました!
http://www.youtube.com/watch?v=T09G0VDm5ZE
そして、次回はチームZEROとして意気込みはこんな感じです!
http://www.youtube.com/watch?v=cTOGQGCVFsU

 
一方、引き分けにより、初の試みとなったワーストプレイヤーの選出では、なんとも実感のこもった投票結果となった。
不覚にも1位の得票を集めたのは、不慮の渋滞に巻き込まれ大遅刻となった下田代。やはり試合前から用具不足で出鼻をくじかれたことが、選手達には大きく響いたようだ。
ただ、チームメイトの誰よりも早く準備をし、意気揚々と出掛けていったにも関わらず、帰宅後に寂しげにボールを磨く父親の背中を、彼の子供達が目撃したことを思うと、チームの誰もが涙する選出となった。
次戦では、良き父親、良き用具係り、良き本部長として、本領を発揮してもらいたいところだ。
続く2位には、池谷がランクイン。実に540日振りとなる実戦復帰であったことは誰にも気づいてもらえなかったが、投ゴロに2三振に終わった打撃結果は、誰も見逃してはくれなかったようだ。
3位には、これまた遅刻と審判の発注ミスが重なった大島が選ばれている。すっかり身軽になったのをいいことに、夜のオーバーワークがたたってしまったのが原因と考えられる。ただし最後の打球処理に関しては、昼の部でも成果が発揮されており、なんとか面目を保った。
更に、4位に時短終了の久保田が入り、伊橋が、持ち前の空回りで存在感を示せたことで、辛うじてポイントを稼いでチームゼロからチームマイナス1に昇格して5位に入っている。

≪下田代選手の話≫
この度は屈辱の最多得票、ありがとうございました。。
おかげで指紋が無くなるまでボール磨きました。。。
この悔しさと反省を次回へぶつけます!
(前乗りする方、募集中!笑)
次回はいつじゃ!?

 


戦況を見つめる遅刻者2名

 


デーモン vs たけし

 


今日も腹ペコのシモパチロー選手

 

今回の試合は、誰も予想だにしない緊迫したゲーム展開に、選手交代の難しさも相まって、途中出場の選手達にとっては、充分なプレー時間が与えらず気の毒な面も見られたが、ベストであってもワーストであっても、記憶に残るプレーを披露してくれたことには変わりはなく、選ばれた選手達には大いに賛辞を贈りたい。
いずれにしても、後半戦も要注目の青空ドリームスとなりそうだ。

 

 

= 青スポ編集部 =

  

 

May the Beer be with You !

 

 

青空スポーツ新聞 7月3日対RBC戦 KO勝ち?!

ワールドカップサッカーで日本列島がサムライブルー一色に染まり、感動を呼び起こしたのも記憶に新しいところ。
しかし読者の皆さん!ブルーと言えばスカイブルーこと青空ドリームスをお忘れではありませんか?
日本中がサッカーの興奮から冷めやらぬ中、選ばれしオヤジ達が南アフリカならぬ二子多摩川に、ビール杯を目指して集った今季3戦目。
今シーズン、ここまで1勝1敗として勝ち越しのかかる大事な1戦を迎え、果たして、スカイブルージャパンの面々は、我々にどんな感動を呼び起こしてくれるのだろうか?!
また、この日から、試合毎に投票によるMVP表彰制度の導入も発表されており、更なる選手のモチベーションの高まりも期待される。
梅雨空の合間を縫って、オヤジ達の汗がグラウンドを濡らす、熱き戦いが始まった。

3戦目の相手は、結成僅かながらも格闘家を擁するRBCチーム。
これまで、新参チームには無類の強さを発揮してきたドリームスではあるが、格闘家という響きに未知なる恐怖を感じつつ、果たして真っ向勝負と相成るのか、ファンならずとも興味深い対戦となった。

=STARTING ORDER=
  1 C,DH / INAMURA
  2 3B,SS / IHASHI
  3 SS / UMEGAWA ⇒ P,1B / KAWASAKI(suketto player)
  4 RF / SHIMOICHIRO
  5 DH / MAIKUMA
  6 1B,P / TAKEHIRO
  7 P,3B / OGAHARA
  8 LF / KAKUTA
  9 2B / KUBOTA
10 CF / OSHIMA
11 DH,C / SAMBO

この日の先発は、乱闘を警戒してか、外角のコントロールには定評のある小河原が先発。
初回表、いきなりサード伊橋の失策でピンチを迎えたものの、なんとか無失点で切り抜けると、その裏の攻撃では先頭の稲村がヒットで出塁し、伊橋が四球で繋ぐと、3番梅川がタイムリーヒットを放ち早々と先制をする。
続く4番の下田代は倒れたものの、5番指名打者に抜擢された毎熊が、味方ベンチをあざ笑うかのように会心の当たりで追加点を奪ってみせると、2死後、7番小河原から、角田、久保田、大島の4者連続ヒットも飛び出すなど、ダイヤモンドを加齢臭で埋め尽くし、初回から7点を奪い打者一巡の猛攻を見せる。

初回を終えて、野球に格闘技があまり関係がない事を悟り、早くも楽勝ムードすら漂い始めたドリームスベンチであったが、続く2回表の守備で思わぬ落とし穴にはまる。
ドリームス守備陣の中で最も鉄壁と思われた、伊橋、梅川の若手三遊間コンビが、まさかの送球エラーを連発。すると、一気にピンチを迎えた小河原が踏ん張りきれずに4点を献上。
先制点で大量リードを奪ったはずが、たちまち3点差となりゲームは接戦の様相を帯びてくる。
更にその裏の攻撃、野球経験の少なさを突いて、ドリームス打線が攻略したかに思えた相手投手であったが、徐々に格闘技で培った身体能力の高さを発揮し始める。
立ち上がりと打って変わって球足に伸びが見られるようになり、稲村からの好打順も凡打を築き、あえなく無失点に抑えられると、オヤジ達の額に溢れていた汗も次第に冷や汗へと変わり始めた。

しかし、オヤジの汗には簡単にゲームの流れを渡さない、粘着成分が含まれていた。
レフトを守る角田が、三塁線のファウルフライにダイビングキャッチを試みて、ドリームス史上に残るファインプレイでアウトにしてみせると、引っ張られるようにライトの下田代も大飛球を好捕するなど、ハッスルプレイで小河原を盛り立て、3、4回を無失点に抑える。
一方の打撃では、3回に、角田、大島らのタイムリーが飛び出し3点を追加すると、4回にも、本日2度目となる毎熊のタイムリーヒットなどで、これまた打者一巡で7点を奪いドリームス打線の猛打が大爆発。
最終回には新戦力のテスト登板を行う余裕すら見せるなど、終わってみれば、16安打で18点を奪い、7失点を喫したものの大差で勝利を飾って格闘技チームを打ち負かしてみせた。

R  B  C  | 0 4 0 0 3 |  7
DREAMS| 7 0 4 7 X |18

恐らく野球経験が足りないであろう相手チームの戦力に助けられた感は否めないが、格闘技チームと聞いて当初は怯んでいたドリームスナインも、いざ野球の実力が劣ると見るや否や、調子に乗ってここぞと攻撃を続ける辺りは、ストレス社会を生き抜くオヤジパワーの成せる技なのであろうか?
実にアラフォー世代の4選手がマルチヒットを放ち、中でも角田が守ってはダイビングキャッチを披露し、打っては3安打3打点を記録。更には5番DHに抜擢された毎熊も2安打2打点を荒稼ぎし、まさに笑いを置き忘れた全力プレーの数々で、むしろドリームスベンチをドン引きさせる程の活躍を披露して見せた。
一方、梅川、伊橋が揃って失策を重ね、テスト登板となった川崎やタケヒロが四球を連発するなど、続出するオヤジ達のハッスルプレーとは対照的に、若手選手が波に乗り切れず、結果的にはオヤジ達の健在ぶりが目立った一戦となった。
次戦予定のJASRACチームには、過去2戦、苦杯を舐めている相手なので、若手の発奮とオヤジパワーの融合により、是非とも対戦初勝利を期待したいところだ。

尚、ゲーム終了後、この試合からチームで最も記憶に残るプレイを披露したMVP選手を決める投票が、世田谷区二子玉川アルコールトレーニングセンターで行われ、角田選手が栄えある第1回目の受賞選手となった。
投票結果は下記の通り。


=7/3対RBC戦MVP投票結果=

☆MVP・・・・角田(37ポイント)

  2位・・・・・・・毎熊(12ポイント)
   3位・・・・・・・下田代(5ポイント)
   3位・・・・・・・小河原(5ポイント)
  3位・・・・・・・サンボ(5ポイント)
 6位・・・・・・・・大島(4ポイント)
 7位・・・・・・久保田(2ポイント)
 7位・・・・・・・・梅川(2ポイント)
 9位・・・・・・・・池谷(1ポイント)

【解説】
見事MVPには、ダイビングキャッチを披露し3安打3打点の大活躍を見せた角田選手が、2位以下を大きく引き離して記念すべき第一回目の受賞者となった。
やれスタートをわざと遅らせただとか、足がもつれていただとか、賛否両論が飛び交ったものの、最終的には体を張ったダイビングキャッチが評価を集めたようだ。
2位の毎熊は、前夜の火鍋による体調不良で尻から火を出しかねない中、見事にバットが火を噴き鋭い当たりを連発。相変わらずの予測不能なプレイが評価を受けた。
その他、一部選手には組織票と思われる得票も見受けられはするものの、ほぼ活躍に順じた投票内容と言える。
尚、前夜に行ったアルコールトレーニングの疲労が抜けず、大事を取って急遽出場を見送った池谷選手が、謎の1ポイントを獲得しており波紋を呼んでいる。
試合で懸命のプレイを見せていた、タケヒロ、稲村、伊橋選手らの、存在意義が問われる事態にまで発展しそうな雲行きだ。
彼らには雪辱を晴らすべく次戦での活躍を期待したい。

 

■角田選手の話
青ドリには、試合に参加するだけでMVP候補となる、強力な生ける伝説がいる中、記念すべき第1回目のMVPに選出され、大変光栄です。
これからも、ゼンマイ仕掛けの背番号7に負けないプレイを目指してガンバリやす!
 
 


試合後、替え玉4杯を見事に完食し、達成感溢れる表情を見せる満腹本部長ことシモイチロー選手
 
 


写真左から Maikuman(ギター) Bob Suck(ボーカル) DJ Inamura

 

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/07/17/(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku A side
vs JASRAC

 

FUTAGO TAMAGAWA`s STREET
SUMMER COLLECTION 2010

 

 

 

 

 

 

 

 

T-shirt : ¥5,000
PANTS : ¥10,000
SHOES :  ¥5,000

土曜日の二子玉川に、スポーツで汗を流した後、ランチに訪れていた板垣クンをGET。
ちょっと自分を変えてみたくて今日は冒険してみたとのこと。
こだわりのワンポイントは裾の折り返しで、全身すべて原宿竹下通りのショップでコーディネイト。
好きなブランド:しまむら  好きなミュージシャン:ロストインタイム  好きな線:中央線

 

青空スポーツ新聞 5月22日試合 今季初勝利!

昨シーズンは6戦して僅かに1勝しかできなかったが、今シーズンの開幕戦では、ベテラン陣の頑張りもあって下馬評を覆す善戦を見せ、今年は一味違ったゲームを見せてくれそうな青空ドリームス。チームとしては、2戦目を迎えてシーズン初勝利を飾り勢いをつけたいところ。
そういった意気込みが伝わったのか、助っ人も駆けつけた上に女性サポーターの姿まで!普段とは違うベンチの雰囲気に、試合前からナインの士気もいやが上にも盛り上がる。

=STARTING ORDER=
  1 1B / TAKEHIRO
  2 LF / KAKUTA
  3 2B,P / UMEGAWA
  4 3B / OGAHARA
  5 P,2B / KUBOTA ⇒ 2B / KAIHOKU(suketto player)
  6 C / SHIMOTASHIRO ⇒ INAMURA
  7 SS / IHASHI
  8 CF / OSHIMA
  9 RF / SAMBO
10 DH,LF / KAWASAKI(suketto player)

この日の先発バッテリーは、本紙既報の通り、昨年末から好調を維持している久保田と、この試合が捕手として公式戦デビューとなる下田代の両ベテランバッテリー。昨シーズンであれば、よもや、この二人がバッテリーを組むようになることなど、さすがに草野球の女神でも予想だにできなかったであろう。
そんな神をも超える恐れ知らずなバッテリーが対するのは、この試合が草野球デビューとなる「ハードコアチョコレートチーム」。相手チームの実力が未知数なだけに、試合展開が見えない中、神をも越えるバッテリーが、果たしてどんな奇跡を我々に見せてくれるのか。
ドリームスナインが初回の守りにつき、プレイボールの掛け声と共にいよいよ試合が始まった。

マウンドは、昨年末から5イニング連続無失点記録を継続中の確変男久保田。華々しく変貌を遂げたその右肩にナインは奇跡を信じたが、早くも先頭打者を迎えて、チームに衝撃が走る!?

ストライクが入らない...

初回から四球を連発し、またたく間にダイヤモンドが相手走者で埋めつくされ、為す術を無くしたナインの脳裏にかつてのトラウマが蘇る。
そんな中、流れを食い止めるべく梅川の併殺によるファインプレーが飛びなすなど、守備陣が踏ん張りを見せ、更には相手の貧打にも助けられたこともあって、序盤2回をなんとか3失点で凌ぎ最悪の立ち上がりは免れた。
四死球を連発しながら3失点で収まったことは、もはや奇跡と呼んでも良いのかもしれないが、そんな時短ラウンドも終了し、久保田の確立変動は終わりを告げた。

一方、公式戦初マスクの下田代であったが、久保田の荒れ玉を懸命に受け続け、捕飛に課題を残すものの、まずまずのプレーでチームの期待に応える働きを見せる。
更に下田代の懸命のプレーは続く。先頭打者で迎えた2回裏の攻撃を敵失で出塁すると、震えるももにムチ打ちながら2盗を決め、続く3塁への進塁では、殺人スラインディングでセーフを奪い取るなど、守備だけでなく貪欲な走塁でも、腹ペコ本部長の異名を見せつけチームを鼓舞してみせた。
そんな本部長の働く姿に、ナインの誰もが胸を打ち、すぐさまプレーで応える。
梅川の未来の義弟こと助っ人参戦の川崎が、その下田代を内安打で迎え入れ1点を返すと、久保田の後を引き継いだ梅川が、代わった3回以降をピシャリと抑え、兄の存在を知らしめる投球を見せる。
打線も、3回裏に相手投手の乱調につけ込んで4点を返して逆転すると、その後も毎回得点を奪い、序盤の劣勢を見事に跳ね返して、終わってみれば3対12と圧倒し、昨年の7月以来の勝ち星で、今季2戦目にして早くも初勝利を飾ることとなった。

HARDCORE |2 1 0 0 0 0 |  3
D R E A M S|0 1 4 2 5 × |12

結果的には、したたかなブッキングが奏功した試合ではあったが、昨シーズンの課題であった守備がノーエラーの堅守で試合のリズムを作り、攻撃では果敢な走塁で流れを呼び込んで、相手のミスを逃さず打線が返していくという、まさに理想的なゲーム展開で、チームとして今シーズン勢いに乗って行ける一戦となった。
特に、サードの小河原がいつにも増して鉄壁な守備を見せ、攻撃では、数多くの選手達が3塁まで積極的に進塁するなど、相手ベンチから覗く生足が、勝利の原動力になったことも忘れてはならない。
また、これまで打撃に苦しんでいた伊橋が、ドンキバットでプライスレスな当たりを飛ばして結果を出せば、大島も前走-10kgの調教の影響か、軽やかにジャンピングキャッチを決めて、磨きのかかった夜のフットワークを披露するなど、今後に期待を抱かせる動きを存分に見せてくれた。

その他の選手も、角田が全打席出塁するなど2番打者の役目を果たし、梅川や小河原、下田代が攻守で結果を残せば、助っ人参戦の海北も、ギターアンプを吹き飛ばすような鋭い当たりでグラウンドを沸かせてくれた。
更には、クラシックスタイルを貫いてきた板垣に、うっすら男の自覚が芽生えてくるなど、それぞれの選手にとっても、手応えを掴んだ充実の一戦となったようだ。
唯一「投げ方がわからなくなった...」とベンチで一人寂しく呟きながら、普通のオジサンに戻ってしまった久保田が気がかりではあるが、まだまだ潜伏確変の可能性も残されており、神モードの出現を信じて待ちたいところだ。


普通のオジサンに戻ってしまった久保田選手


このまま六本木まで走って行けそうな大島選手

久々の美酒に酔いしれたドリームスナインであったが、このゲームの勢いが本物なのかどうか、次戦にその真価が問われることになりそうだ。
次回、一人の男のTシャツが、その答えを明らかにしてくれるかもしれない。
 

 

= 青スポ編集部 =

 

~ Next Schedule ~

DATE : 2010/06/26/(sat)
TIME : 15:00~17:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Shibuyaku

DATE : 2010/07/03/(sat)
TIME : 11:00~13:00
PLACE : Futagotamagawa Field at Setagayaku

 

 

 

NO MUSIC, NO BOB SUCK LIFE.

 

 

青空スポーツ新聞 2010年シーズン開幕! 5月8日対ヒッターズ戦

2度も前日の降雨による順延で、なかなか開幕が迎えられなかったドリームス。
この日の前日も雨にたたられ、開催が決定したのは試合当日の早朝。そのすぐ直後にプレイボールを控え、加えていつもより加齢臭が漂う9名ギリギリのチーム編成。更には頼みのキャッチャー不在という、これまでに無い重量級のハンデを背負い、果たして試合が成立するのであろうか?
様々な不安要素を抱え、歴史的珍プレーの続出で惨敗が予想される中、いよいよ2010年シーズンの開幕戦が始まった。

=STARTING ORDER=
1 3B/IHASHI
2 SS/KAKUTA
3 P/OGAHARA
4 LF/SHIMOTASHIRO
5 C/UMEGAWA
6 1B/KUBOTA
7 2B/MAIKUMA
8 CF/SONODA
9 RF/DAICHI(suketto player)

とにかく、いかにして試合終了まで、捕手を補っていくのかを考えた苦肉のラインナップ。
開幕投手は捕手事情により小河原がマウンドへ。立ち上がりで2失点を喫したものの、もはや失うものなどない守備陣をバックに、満塁のピンチでは併殺を決めるなどして、意外やゲーム序盤をロースコアで乗り切る。
一方、相手投手に翻弄され出塁もままならないドリームス打線であったが、4回に角田のラッキーヒットを足がかりに得点圏を迎えると、久保田が3塁線を破る鋭い当たりを飛ばして角田をホームに迎え入れ1点を返した。
反撃ムードも高まったその裏の小河原のピッチングが注目されたが、先頭打者の意表を突いたセフティバントで出塁を許すと、その後もエラーや四球で満塁とされ、動揺と疲労に襲われたのか、押し出し四球などを与えて6点を失い降板。
得点した後の守りだっただけに、相手の奇策にほころびが生じて失点を重ねてしまったのが、なんとも悔やまれる。
しかし、小河原の降板を受け久々のマウンドとなった久保田が、左捕手としてデビューを飾った小河原を相手に、これまた本日2度目の併殺を決めるなど、2回を投げて無失点という快投を見せグラウンドを沸かせた。
結局、ドリームス打線が相手投手に抑え込まれ、スコア上ではワンサイドゲームとなってしまったが、4回の大量失点を除けば2併殺を決めるなど守備での大健闘が光った、予想外のゲーム展開となった。
その健闘ぶりは、ドリームス史上最速のゲーム展開としても表れている。7回の試合終了まで90分とかからず、更にはエキストライニングに突入し、なんと9回フルイニングを戦い抜いたのだ。疲れも見せず爽やかな加齢臭を春風に乗せた9名の選手達。まさに充実の開幕戦となった。

DREAMS |0 0 0 1 0 0 0 |1    0 0
HITTERS |2 0 0 6 0 0 ×|8 1 0 0


左利き捕手デビューを果たした小河原選手

久保田が打っては2安打でチーム唯一の打点をあげ、投げては2回を無失点に抑えるなど、昨年末からの確変が継続中の活躍を見せると、久々にグローブを手にした毎熊も、セカンドゴロを捌いたかと思えば、ファミコン並みの動きでボールを後逸するお約束も忘れずに披露、打撃では沈黙する打線を横目にヒットを放つなど、相変わらずの生ける伝説ぶりを発揮した。
また、試合前に不安視されていた捕手であったが、梅川が見事に先発マスクの努めを果たし、小河原も左投げ捕手としてデビューを飾るなど善戦を見せ、当初の予想をはるかに裏切って内容のある、且つスピーディーな、よもやのゲーム展開で試合を乗り切って見せた。
まさに、無理、無駄な動きを一切しない(出来ない)いわば諦めの境地に至った、シンプルな親爺プレーの数々が、好ゲームをもたらしたと言っても過言ではなかったであろう。
ひょっとすると、レギュラー争いに一石を投じる、これからのチームのあり方すらをも示してくれた一戦だったと言えるのかもしれない。
淡白な打線に課題は残したものの、今後の戦いに興味を抱かせるのには充分な開幕戦であった。
尚、エキストライニングで下田代が、初マウンドを踏み、その後捕手デビューも果たしている。更に試合後には、正捕手の座に名乗りをあげた事も付け加えておきたい。
そんな訳でなんだかんだと言っても、今シーズンもドリームスからは目が離せそうにもない。


正捕手の座を奪うと宣言した下田代選手


充実のプレーを振り返る大活躍のベテラン2選手

= 青スポ編集部 =

 

次戦は5月22日(土)11:00~@二子多摩川です。


グラウンドで逢おうぜ!

 

 

青空スポーツ新聞 AOZORA BASEBALL CLASSIC 2009

読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
青空ドリームスの一層の活躍をお祈りすると共に、本年も引き続きご愛読いただきますよう、お願い申し上げます。

= 青スポ編集部 =

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必 勝 ! 祈 願

 

という訳で、新年一発目の企画は、昨年末12月26日(土)に二子玉川で行われた『AOZORA BASEBALL CLASSIC 2009』の模様をお届け。
チーム結成時以来、2度目となる紅白戦でしたが、一年を締めくくるに相応しい白熱した試合となりました。

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懐かしい選手の顔もチラホラ。抽選にてチーム分けを行い、くまさんチームの主将にはゲスト参加の斉藤選手が、おさるさんチームの主将には下田代選手が選ばれ、早速試合開始!

先攻のくまさんチームはなんと!大島選手がサプライズ登板、対するおさるさんチームはエースの梅川を立て、もはや勝負ありの空気?

 
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皆の心配をよそに、色んな意味で軽くなったのか、翌日に引越しを控えているにも関わらず、意外や軽快なピッチングを披露する大島選手。 

 

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方や12月とは思えない暖かさに、水分補給を怠らない梅川選手。お茶汲みは、この日の為に筑波から駆けつけた池谷(弦)選手。

 

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確変前の久保田選手。

 

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息ピッタリ。

 

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華麗な投球フォームでスカウト陣の視線を釘付けにした古賀選手。使えるのはバットだけじゃない。

 

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ん誰?顔はごまかせても、バッティングはごまかせなかった園田選手。

 

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やっぱりノーコンだった伊橋選手。

 

 

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サムライジャパン?な宮崎選手。

 

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川原にたたずむ変なオジさん。

 

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確変中の久保田選手。レギュラーシーズンとは別人のようにホルモンを分泌しまくる。

 

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序盤劣勢だった、くまさんチームが久保田の投打に渡る活躍で終盤に追い上げ、終わってみれば8対8のドローとなる大熱戦。これも実力通り?選手の皆様、お疲れ様でした!

 

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お互いの健闘を称えあう両キャプテン。

 

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記念に集合写真をパチリ。KYな選手が若干名...

 

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試合後、大好物のおでんに舌鼓を打つサンボ選手。

 

新春特別企画『AOZORA BASEBALL CLASSIC 2009』特集はいかがでしたか?
益々先が思いやられるとの声も聞こえてきそうですが(笑)、2010年シーズンを占う意味でも、大いに期待を抱かせるドリームス魂炸裂の1日でした。
さて、今年で7年目を迎える青空ドリームス。一部にチームの衰えを心配する声も聞かれますが、むしろチームの高齢化をアドバンテージにして、このオフシーズン、ネオン街で大人のトレーニングに打ち込むナインの姿が、数多く見られるのではないでしょうか、その情熱が失われない限り、2010年も青空ドリームスは、ファンの思いを背負って、戦いそして走り続けてくれることでしょう。

NO VIGOR PANTS, NO DREAMS by 青空ドリームス

 

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 = 青スポ編集部 =

2009年シーズン最終成績発表!

壁投げ

青スポ読者の皆様お待たせしました!今年も残すところあと僅か、総決算の意味も込めて、今シーズンの青空ドリームスの戦いぶりを年間成績と共にを振り返ってみよう。

09成績

チーム発足から6年目を迎えた今シーズン、春先から雨天中止や、グラウンドの確保に苦労し、シーズンの序盤は思うように試合が行なえないケースが多く、なかなか波に乗りきれなかった青空ドリームス。夏場以降は順調に試合を消化できるようになったが、春先に出遅れた影響か、盛り上がりに欠ける試合や脆さを見せる試合が目立ち、最終戦になってようやくドリームスらしいプレーを見せてシーズンを終えたものの、1年を通しては、やや不本意なシーズンであったと言えよう。

成績表を見てみると、攻撃面では、低打率とはいえ出塁率がまずまずの数字であるにも関わらず、得点の少なさが目立っていることから、チャンスで凡退しているケースが多かったと考えられる。一方守備については、自責点の2倍以上もの失点を喫しており、こちらはピンチでの失策が失点に大きく絡んでいると言えそうだ。
このようにデータからも、効果的な得点が奪えないまま、失策絡みで失点を重ねていく、今シーズンの悪い流れが浮き彫りとなっている。
これまで、一気の勢いで勝負どころを制して勝利を掴んできたチームだけに、今期最終戦でようやく迎えた盛り上がりを思うと、やはりシーズン序盤から試合のペースが掴めなかったことで、自分たちのリズムに乗り切れないまま、シーズン終盤まで過ごしてしまったのが、大きな原因になっていると考えられる。
ここはひとつ、青ドリナインには、毎熊選手にカリッ!と調合でもしてもっらて、来シーズンこそは勢い良く開幕ダッシュをキメで欲しいところだ。

続いて、個人の打撃成績を見てみよう。今シーズンの打撃部門の各タイトルは下記の通りとなった。
梅川が最終戦に4打点の荒稼ぎをして、小河原の打撃2冠を阻止している。その他の打撃部門は小河原が独占した。三振王には、新人の伊橋が、それまで独走の大島を、最終戦で見事に逆転し栄冠に輝いている。

■首位打者・・・・小河原(.529)
■打点王・・・・・・梅川(5打点)
■本塁打王・・・・該当者無し

■最多安打・・・小河原(9安打)
■最多得点・・・小河原(5得点)、古賀(5得点)
■最高出塁率・小河原(.579)

■三振王・・・・・伊橋(7三振)

09打撃成績

ベテラン陣の不調が際立っていた今シーズンのドリームス打線。特に久保田に至っては、最終戦での安打が無ければ、危うくシーズン打率.000の金字塔を打ち立てる寸前でもあった。もしも、kubota試合後の打ち上げに某女史が参加する予定でなかったら、久保田のオフシーズンは、それは暗いものになっていたかもしれない。その他、大島の公私と共に増減を繰り返した体重や、角田の下半身の衰えなど、万全のコンディションでプレーできなかったことも、不調の要因に挙げられる。
また新戦力の伊橋が文字通り空回りに終わり、稲村は、4番の重圧に耐え切れなかったのか、友人男性と河川敷で逃避行を企てるなど、若手の伸び悩みも打撃不振の一端となった。
一方、小河原と古賀は、長打こそ少ないものの、毎試合着実に安打を積み重ねて打撃成績の上位に名を連ね、楠見は最終戦で帳尻を合わせてくるなど、流石と思わせる選手も少なくなかった。特筆すべくは、試合毎にその存在感が増していった下田代だ。素振りで自宅の床が擦り減ろうかと言うほど野球に没頭するその姿勢は、停滞気味のチームに新風を送り込み、刺激をもたらせてくれた。来シーズンの飛躍に大いに期待が持てそうだ。

続いて投手部門の成績。

■最多勝利・・・・・梅川(1勝)
■最多奪三振・・・梅川(16奪三振)
■最優秀防御率・梅川(4.50)

09投手成績

umegawa投手部門は、まさにチームを背負って立つ活躍の通り、梅川の独壇場となった。今シーズンに入ってから安定感に磨きがかかり、守備陣のエラーさえなければ、もっと勝ち星も残せていたであろうだけに、この成績は大いに評価したい。一方で、小河原が最終戦で力投を見せたものの、いかんせん衰えは隠せず、投手のコマ不足を露呈したシーズンでもあった。来シーズンに向け人材の確保が急がれる。

チーム全体としては、やはりベテラン陣の衰えが顕著となってきており、来シーズンは、ケガからの復帰が見込まれる池谷や赤堀、または宮崎あたりの中堅選手の安定した参戦により、戦力の底上げを図りたいところだ。これに、新人若手の下田代、稲村、伊橋らの実力が上向いてくれば、ベテラン陣の負担も軽減され、バランスのとれたチーム作りが可能となるであろう。
また、久保田が最終戦に放った安打が、男性ホルモンの分泌によってもたらされたことが、改めて証明されたことで、毎熊商事の血行促進サプリメントと共に、ハッスルプレーを引き起こす環境作りにも、チームとして真剣に取り組んでいく必要がありそうだ。
まずは、このオフシーズン、ベテラン陣たちの夜の資金運用に期待したい。早速、年末に控えるAOZORA BASEBALL CLASSICにて、その真価が試される機会がありそうだ。
いずれにせよ、来期、青空ドリームスが活躍するためにも、色んなところが盛り上がるシーズンとなるよう、青スポ新聞も切に願って、今シーズンの総括を締めくくりたい。

 

ツーショット

選手の皆様、お疲れ様でした! 

 

= 青スポ編集部 =

青空スポーツ新聞 10月31日対ヒッターズ戦

 下パチ足

いよいよシーズンも大詰め、チーム、各選手の課題も明確になり、いかに克服して勝利に結び付けられるか、それらを試す絶好の相手であろうヒッターズとの対戦。雨天中止続きで何度も流れた試合が、ようやくこの日に実現した。
早朝の六郷土手集合にも関わらず、新調のユニフォームに身を包んだ下田代を筆頭に、準備万端のドリームスナイン。ライバル?チーム相手に連敗脱出となるか、注目の一戦となった。

2009.10

初回先攻のドリームス、先頭の稲村がいきなり二塁打で出塁し得点機を演出するも、後続が3者連続でピッチャーゴロに倒れまさかの無失点。一方その裏の守りでは、先頭打者に安打を許した後二死まで漕ぎ着けるものの、暴投で先取点を与えると後続に適時打も許し、初回に2点失う悪い流れの立ち上がりとなる。続く2回の守りでも連続安打を許し3失点を喫すると、更に角田が前回痛めた太ももを、守備の送球時に悪化させ、この回で無念のリタイアとなるなど、完全に自分達のペースを掴めないまま序盤を終えた。
反撃を見せたのは4回。四球の稲村を三塁に置いて、梅川が適時打を放ちようやく1点を返し、これで勢いに乗れるかと思われたが、続く4,5回の守りでヒットとエラーを絡めて失点を重ねると、打線が5回を終わって僅か3安打に抑えられるなど、10対1と一方的なゲーム展開に終始する。
しかし、転んでもタダでは起きないのがドリームス。6回の攻撃でようやく打線が粘りを見せる。1死後下田代がヒットで出塁すると、小河原もヒットで続き、梅川が倒れたものの、古賀、楠見の連続安打で2点を返す。更に追加点のチャンスで大島を迎え一気にムードが高まったが、打ち損じであえなくキャッチャーゴロに倒れて反撃もここまで。
スピーディーなゲーム展開で、7回フルイニングを戦ったものの、10対3で破れ、これで3連敗となり、今シーズンの戦績を1勝4敗とした。

相変わらずの貧打に、12失策という守乱では、敗戦も致し方のないところ。
特に初回の無死2塁から3者連続ピッチャーゴロに倒れ、自分達で悪いリズムを招いてしまったのが悔やまれる。その結果、裏の守りで、2死から粘りきれずエラー絡みで失点を許すと、ますます悪い流れにはまってしまい、以降、守備では積極性を失い、打撃では焦りを生み出すなど、悪循環に陥っていってしまった。
実力不足と言ってしまえばそれまでかもしれないが、終盤、連続安打で得点を返したように、一度流れに乗ると、勢いがつくチームだけに、いかに序盤で自分達のリズムを作れるかということが、今後の試合の鍵となりそうだ。

いよいよ、今週末にシーズン最終戦を控えなんとか連敗を脱出したいドリームス。果たして勝利の美酒に酔いしれることができるのか?どうも、ゲーム終了後から調子の上がる選手が多いので、初回からエンジン全開のプレーを期待したいところだ。
本紙予想の最終戦予想オーダーは以下の通り。

■11月7日予想オーダー
1.1B/古賀
2.SS/伊橋
3.P/小河原
4.C/稲村
5.LF/下田代
6.RF/楠見
7.3B/梅川
8.2B/久保田
9.CF/大島
10.DH/園田

なお、試合終了後に太ももを痛めた角田選手のDL入りが球団から発表された。今のところ最終戦の出場は未定。
当面は、アルコールの投薬による治療に専念すると見られている。
また、青空ドリームス恒例の年末ファン感謝イベントの概要も発表された。今年は往年の名プレーヤーの勇姿が見られるかもしれないドリームマッチを企画しており、ファンならずとも待ちきれないイベントとなりそうだ。詳細は改めて発表されるとのこと。

屋形祭り、ミステリーツアーに続く第3弾、夢のグランプリマッチ企画!
日時:12月26日(土)  13:00-15:00
場所:二子玉川 渋谷区グランドA面
お問合せ先:青空ドリームスイベント事業部

= 青スポ編集部 =

青空スポーツ新聞 10月10日対ワーナー戦

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急遽決定した試合にも関わらず、早くから参加の名乗りを上げ、気合いも十分の青空ドリームス。
とはいえ、この日の対戦相手は前回大敗を喫しているワーナーチーム。更にエース梅川の不在が、果たしてどう試合に響くのか?不安を抱えながらの試合開始となった。

09.10.10 stats

消去法に基づき先発マウンドは小河原。球審の厳しい判定に泣かされ制球が定まらず、四球と味方エラーを連発しては、立て続けに失点を重ねる厳しい立ち上がりとなる。序盤で気力を奪われながらも老体に鞭打ちマウンドに立ち続けた小河原であったが、4回途中、遂に下半身のスタミナも失うと、自ら降板を告げ、一分の望みを託して伊橋にマウンドを譲る。ところがその伊橋が大誤算。ストライクが1球も入らず打者二人を歩かせあっけなく自爆すると、続く楠見が何とか凌いだものの、結局終盤崩れて、最後はキャッチャーの稲村を急造でマウンドに登板させる緊急事態。
一方、打線は、3回に釣具を新調してご機嫌の大島が、久々のヒットを放つと、後続も続いて無死満塁とし、伊橋の適時打で2点を返したものの、その他、腹ペコ本部長こと下田代が、バッティングセンター通いの成果を存分に発揮する満腹の当たりを連発した以外、相手投手の緩いモーションに翻弄され内野ゴロの山を築くばかり。
終わってみれば、ほとんど自滅に近いゲーム内容で、2対22という歴史的スコアを残してゲームセットを迎えた。

急遽決定した試合、厳しいストライクゾーンの判定、投手不足、久しぶりのナイター、不慣れなポジション、体調不良等々、敗因は多々あるが、それ以前に実力不足は否めない内容であった。特にリズムを失った時の脆さは、試合そのもを壊しかねず、対策が求められる。
しかしながら、試合後の、悔しさをにじませるドリームスナインの姿にこそ、まだまだパフォーマンス向上の余地を感じさせる表れであり、残された試合、美味しいビールを注入するためにも、各選手の奮起に期待したいところだ。

= 青スポ編集部 =

青空スポーツ新聞 9月19日対ぴあ戦結果

伝説のプレイヤーが久々の参戦!

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過去2戦、非常に引き締まった試合内容で好調が続いている青空ドリームス。約2ヶ月振りとなる試合に、予告オーダーも相まって、試合前から気力がみなぎった様子のナイン達。
この日は、久しぶりの対戦となる、ぴあチームが相手。対戦当初は勝敗が拮抗していたが、最近の対戦では苦戦を強いられており、果たして好調は真の実力なのか?その真価が試される一戦となった。

 

09.9

今回は、過去2戦での打撃成績を重視し、稲村、下田代をクリーンナップに抜擢し打線の組み替えを行った。
また、ホストプレイヤーとして、生ける伝説の選手、毎熊の参戦もあり、ある意味最強の布陣でぴあを迎え打つ。

初回、先発の梅川が、先頭打者を歩かせるも後続を凡退に退けると、その裏の攻撃で、古賀が内安打で出塁し、小河原の適時打で1点を先制。なんと、過去2戦に引き続いて完璧な立ち上がりを見せる。
いよいよこの実力がホンモノなのか、と思えたのも束の間、2回の守りでよもやメッキが剥がれ落ちることとなる。これまで無難に守備をこなしてきたサード小河原だったが、このイニングだけでなんと3失策を記録。全て打ち取っていた当たりだけに、梅川投手の心が折れる音が、河川敷にこだましたとか、しなかったとか。結局この回、ヒットと四球も絡まり大量7失点を喫した。
しかし、ドリームスも粘りを見せる。その裏、毎熊の予期せぬ適時打が飛び出しグラウンドをかき乱すと、ナインの士気も高まり、3回には1点を失ったものの、すぐさま、相手の失策と与四球につけ込み、角田の適時打を絡めて3点を奪い返す。
試合は、序盤3回を終わって5対8と、3点ビハインドながらドリームスお得意の泥仕合の様相を呈してくる。

続く4回の守り。ここを抑えれば、ドリームスペースに引き込めるかと思われたが、既に序盤で気力を使い果たしていた梅川投手に、残念ながら抑え切る力は残っていなかった。この回、小河原への継投も実らず4点を失い、試合の大勢が決まってしまうと、以降は打線組み替えの効果も見られず、終わってみれば、6対14の大敗で試合終了。
儚くも連勝は夢と散った。

初回、上々の立ち上がりを見せていただけに、2回の小河原の3失策で、一気にゲームの流れを失ったのがなんとも悔やまれる。また、打線の組み替えも実らず、低調に終わったのも気になるところ。とはいえ、僅か4安打ながらも全てが得点に絡み、相手のエラーや四球につけ込み6点を奪うなど、ドリームス本来の持ち味も発揮されていた。
ということで、過去2戦の好調がフロックであったことを見事に証明したものの、笑いあり、野次ありのドリームスらしいゲーム展開で、それなりに満足感の得られる試合内容であった...
が、ただ一人、試合終了後、台風の影響だと言う小河原の呟きが、空しくベンチに響いていた。

= 青スポ編集部 =